漏れてるのは1ヶ所じゃ無かった! | 日本一の1級自動車整備士・花岡龍二・のいるお店・RーTYPEなブログ

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第18回全日本自動車整備技能競技大会優勝の1級自動車整備士が送る
日々の整備の備忘録

BMW ミニR56

ウォーターポンプ交換をした車両
ポンプと反対側が漏れています

漏れはこちら
サーモスタットのケース付近からです
サーモスタットとはクーラント(冷却水)の温度をコントロールするバルブです
この車両はサーモとケースが一体化しています

水温センサーからも漏れています

配線のケースを止めてるボルトを外すと作業がグッと楽になりました

手前に写っているオートマチックのシフトワイヤーも外した方が取りやすいです

やっと取れました!

ホースが4本と奥の方で直接刺さっている部分はクリップで取ります

水温センサーもケースに付き物です

分かりにくいですが組上がりました

クーラントはこれ
純正品です。読めませんね(笑)

1:1でー40度までOKなのが出来るようです

クーラントをリザーブタンクにかなり多目に入れてキャップをしっかりします
このような物を使ってエンジン回転数を2000rpm程度に固定して電動ファンが回るまでエンジンを回し続けます

水温などのデータを確認後
異常がないかチェック
問題ないようです
試運転後水漏れも無いか確認して納車です