安い物には安いなりの理由がある | 日本一の1級自動車整備士・花岡龍二・のいるお店・RーTYPEなブログ

日本一の1級自動車整備士・花岡龍二・のいるお店・RーTYPEなブログ

第18回全日本自動車整備技能競技大会優勝の1級自動車整備士が送る
日々の整備の備忘録

法律の話(保安基準)

後ろ側はバックランプ意外の白色灯火は禁止されています

今回注目はバックカメラです
通常メーカーで販売しているものは高感度カメラなので回りが暗くてもしっかり映ります
ところが比較的安価で販売されているカメラでLEDが付いて明るいですよとうたわれた物があります
写真様なものです
コレが色々とややこしい問題があります
本来バックランプは一つまたは二つまでです
今回はバックに入れると下の写真のように3ヶ所光る事になり車検不合格です
じゃあバックに入れなくても常に光っていれば良いのか?
最初に出てきたように白色はバックのみなのでOUTです
もし青色で常時点灯ならOKです

じゃあさらに元々バックランプが一つしかない車輌は良いのか問題
これが微妙で平成17年以降はバックランプの取り付け位置が左右対称じゃないとOUTです
平成17年以前は左右対称じゃなくてもセーフです

あと取り付け高さは1、2mまでなので注意が必要です

全てがダメな訳では無いですが
どうすれば車検に合格するのか知っておくと買うときの選択肢が決まると思うので知っておくと損をすることは無いでしょう