フォルクスワーゲン VWゴルフプラス
エンジンチェックランプが点いたので見て欲しいと来店
早速外部診断機をつないでみると・・・
謎の暗号の様な文書が出てきます
これを解読すると・・
CAT下流側→触媒の後ろ側
ラムダ補正→Oセンサーの補正
コントロール限界を越えました(希薄)→ずっと燃料濃くしようとしたけど薄いままです
という意味です
何を言ってるかというと
排気ガスの濃度をO2センサー計って薄いので調整しようと頑張ったけど駄目でした
とコンピューターが報告してきました
でも今はチェックランプは消えています
現在は調子いいようです
モニター画面をグラフ表示で見てみます
上が問題のO2センサーです。
調子のいい時はリッチからのリーンそしてまたリッチと交互に繰り返します
がしかし元気がなくなってくると
シーンとしてしまいます
試しにアクセルふかしても
A/Fセンサー(下側のグラフ)はビンビンに反応しているのに
O2センサーは無反応です
ホース破れや外れが無いか確認して
エアーの吸い込みなどの原因が無いか確認します
特に何もありません。その他の数値も確認し問題ないので
O2センサー自体の不具合と断定
交換しました。特殊工具を使います
外したセンサーと新品センサー
新品は社外品の優良センサーを使用しました
純正よりかなりお買い得です
交換後すぐにノッキングなどが出て焦りましたが
コンピュータの学習値との特性ずれだったようで
しばらく試運転して学習されると問題なく走れるようになりました
学習値も以前よりも余裕のある数値になったので問題なさそうです
O2センサーの働きに付いては1級整備士編を見て下さい
http://ameblo.jp/rtype2012/entry-12129153940.html