ダイハツ テリオスキッド J111G
走行中振動が凄いので見て欲しいと入庫
とにかく乗れば解ると言われ
さっそく乗ってみると
エンジンを掛けてすぐに分かりました
1本死んでいます!
この車両のエンジン3気筒あるのですが
そのうちの1気筒が働いていない状態です
当然バランスが崩れ物凄くエンジンが揺れます
そして力が無く吹け上がりも悪いです
まずは何が悪いか調べます
おそらくはイグニッションコイルではないかと当たりを付けつつ点検
イグニッションコイルとは点火プラグに2万ボルトの電流を流す部品です
エンジン上部のカバーを外しコイルを丸見えにしておきます
写真の様に配線を1つずつ外してみます
1番手前を外すとエンスト
2番目真ん中を外すとエンスト
3番目奥を外すと無反応
まずこれで3番目が怪しいです
次に2番目と3番目のコイルを入れ替えます
同じように点検
1番目エンスト
2番目無反応
3番目エンスト
入れ替えたコイルの場所が無反応になったので
現在2番目のコイルが壊れているのが決定しました!
なので新品に交換するとエンジンの振動も止まり
拭け上がりもバッチリです。
ちなみにコイルを入れ替えても3番が無反応の場合
スパークプラグの異常も考えられます
プラグでもない場合最悪なエンジン圧縮不良となり
オーバーホールする事になります
今回はコイルで直って良かったですね。