相棒劇場版Ⅳ 感想(ネタバレ) | Dreams come true

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大切な人たちが支えてくれるから病んだとしても私はいられる。
だから、どんなことがあっても私は私のまま。
誰かの顔色気にせずに歩こうよ

今日、相棒の劇場版を見に行ってきました。

すぐさま感想が書きたくて書きたくてたまらなくなりましたが、こんな時間に(笑)。

ではここからネタバレがんがんにしながら書きますのでご注意を。。。

――――ここから先すべてネタバレ―――――

 

一言で言います。

中毒性のある騙され方をしました。もう一度最初から!そう思わせてくれる作品に久しぶりに出会えたような気がします。

マーク・リュウがやけに日本人っぽいなぁと最初から感じていましたが、そこから何も思わなくなったのが運のつき。まさか彼が本当の“レイブン”だとは…。首元のタトゥーにばかり注目していました。そのように仕向けられていたのかも、と思うとさすがだなぁと思います。これだから相棒クラスタはやめられない。

懐かしい面々もたくさん出演。神戸くんと冠城くんのツーショットは泣きそうになりました(笑)。あぁ相棒が2人そろったよ…と。相棒がそろうと泣きたくなるのは私の少しだけ悪い癖なのかもしれません。

実はこのシーンで水谷さんが「仲の悪かった相棒はいない」と先日のQさま!!にておっしゃっていたことをさらっと思い出しました。この言葉を象徴したツーショットだと私は思っています。

そしてテーマも時事問題に沿っていることから、改めて自分の危機管理能力を見直すきっかけとなりました。

もちろん米沢さんも。鑑識の姿ではない米沢さんは少し見慣れませんでしたが断れないところは変わりないようでほっとしました笑い泣き

レギュラーメンバーの活躍も素敵でした。イタミンのあの驚いた顔と大河内さんの仁王立ちは忘れません…(笑)。スイーツ芹沢はやっぱりスイーツ。甘くてかわいいです。

 

さて、ストーリー。

①事件は日本でのテロ。結論からするとそれは未遂に終わるのですが、その計画に至るまでの“レイブン”の過去には胸が張り裂けそうな思いでした。そんな“レイブン”だからこそ出た序盤の言葉だったのかもしれません。

日本人という理由で標的にされる―――それは誘拐されたえりか(漢字がわからないためひらがな表記にしますすみません…)も同じだったように思います。日本人と英国人の肌の色は違う。それを笑われる。自分たちがまるで優性であるかのように…。

これは肌の色の違いだけではありません。方言もそうです。すべてにおける差別が起こる根本だと私は思います。

②そしてテロ。日本は確かに平和な国として有名です。海外でもそういわれることが多いです。しかし、危険と隣り合わせだということにまだ気づいてはいないのです。いつどこでどのような事件が起こるかなんて未来が見えるわけではないからわかりません。ただ、備えることしかできません。備えあれば憂いなし、これぞまさに私の思いです。

③相棒史上最も切ないクライマックス

かつてない衝撃が右京さんを襲う―これと最も切ないクライマックスはつながっています(あくまで私の見解)。右京さんは射殺許可の出た“レイブン”を守り狙撃されます。

結果的には生きて車いすですべてを解決しました。

死ぬのではないかと考えていた私でしたが、本当にちゃんと生きていてよかったです。

 

 

大人は存外ずるいものです。嘘、というテクニックを備えています。正義を曲げることだって嘘でできます。

右京さんのような人が絶対に存在すると言い切ることはできません。歴代相棒のような、捜一のような、、そんな人が絶対に存在するとも言い切れない世の中です。正義を貫くことができるというのはつまり、強い人なのかもしれません。私はそんな強い人になりたい、その決意を後押ししてくれるような作品でした。

 

ここから違う話。

今日たい焼きを食べに行ったんです。May'n部長がどあらの山口公演で話されていたたい焼きやさんです。行ったとき、食べたときにライ部に行きたい気持ちがあふれてあふれて大変でしたラブ音譜