映画「僕だけがいない街」 | Dreams come true

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大切な人たちが支えてくれるから病んだとしても私はいられる。
だから、どんなことがあっても私は私のまま。
誰かの顔色気にせずに歩こうよ

お久しぶりです、今日から4月!新年度ですね!そして私の誕生日が着々と近くなっていくという…あぁ年齢が…。


さて、今日は映画のお話を。

がっつり語彙力ないながらネタバレするつもりですので、まだご覧になってない方で私のようにネタバレ嫌い!という方はここで引き返されることをおすすめいたします。

はい。

一つ。私は映画のみのぺーぺー人間のため、ネタバレとともに推測部分が多いです。あしからず。



はい!書くぞ!!

原作も読まず、アニメも映らず、まっさらな状態でいった私です。犯人のネタバレが怖かったのもありまして。でも、映画を見て「こりゃ原作読むわ!」と決心する人なのでした。

しかしながら、非常に面白かったです。

リバイバルの設定や、過去の事件の作りも面白く、人気といわれる理由がよくわかりました。

サスペンスでここまでノンストップに行けるのは凄いなぁと思います。たるい、と思うところがなかったです(私がいろいろ推理しすぎて頭がパンクしかけたのもありますが(笑))。

ただ、映画だけでは拾いきれず、たくさんの疑問が残ってしまいました。

…やっぱり原作を読んでいくべきだったなぁ。


テーマ別にお話しようと思います。

チューリップオレンジ真相を握るものが狙われる

映画の中では、悟の母親が真犯人として誰を突き止めたのかまでは書いていませんでしたが、愛梨の発言から見るに、お母さんも本当の犯人にたどり着いていたと思います(きっとね)。

本当に犯人は巧妙な人ですね!


チューリップオレンジ犯人は、悟に一番近い存在であること

教師、という存在。小学生時代に出逢う先生をまさか誘拐犯、殺人犯とはさすがに思い難いですね。

私だったら悟のように疑ってかかることがどうしてもできないと思います。

まあ、きっとリバイバル状態での悟ですから心は立派な「大人」悟だと思いますが(笑)。

ピザ屋さんにいる時点でどこまでも近くにいるんですね。ある種のストーカー?(違う)

ただ、あのような事件を起こしてもちゃんと教師としての職務を全うし、子供たちの心のケアにきっと務めたであろう先生…考えれば考えるほどいやぁ…信じられない…となります。

アンフェア並に人間不信になりかけました。


チューリップオレンジ犯人との「本当の戦い」

真犯人がリバイバルしてわかったのですが、まだ追い詰めることはできておらず。

現代に戻った悟は賢也と協力し、犯人を追いつめます。

誘拐事件を未然に防いだ、悟の母が冒頭で言ったセリフですが、あの時の犯人は先生だったのですね!びっくりだ!

そこから悟と先生の戦いが、本当の戦いが始まります(勝手に本当の戦いといってごめんなさい)。

その攻撃と防御、賢也の「悟!?」の叫び声、そこからの怒涛の展開にもう涙しかけました。

無声なのに声がどこからか聞こえてくるような…そんなシーンでした。

首を切られても、どれだけ血が出ようと、必死に犯人を追いつめた悟の行動に拍手です。

もうラストはうるうるでした。


チューリップオレンジ仲間を守る「正義の味方」

劇中で悟と賢也が言う「正義の味方」。

雛月を守るために立ち上がり、自分たちで意見を出し合い、彼女が隠れることのできる場所を見つけ出す。

悟はリバイバルしているため事件を知っています。しかし、一緒に行動している賢也の頭の回転の速さには驚きました。小5か!信じられんぞ!と。

犯人を突き止め、現代に戻ってそこにいたのは愛梨ではなく、雛月。悟のリバイバルにより助けられてよかったですね…感動。そして弁護士になった賢也と再会します。正義の味方になろうと思った、弁護士を志した理由は本当にすごいなと思いました。

先ほどラストはうるうると書きましたが、実際もう正義の味方!と再会してふたりが言っているときからうるうるでした。

仲間を守りたい、正義の味方でありたい、なんて素敵な…。本当の仲間って、こういうのだなと心の底から思いました。


チューリップオレンジ片桐愛梨の存在

映画だけでは回収しきれなかった愛梨の存在。

彼女が読んでいた漫画が悟の書いた漫画だということはわかりました。あぁ、やっぱりどの世界でも二人はつながっているんですね。

悟も愛梨もお互いがお互いを大切に思っていたと思います。

それは雛月と悟、という関係性とはまた違う、新たなつながり。一言では表しきれないですが。

忘れても、心のどこかで二人はつながっている。素敵ですなぁ。


チューリップオレンジ僕だけがいない街、真意

この意味が知りたくて知りたくて、もやもやしています。

悟がいなくなってしまった、ということ。いや、もっとあるはずだと踏んでいます。

あくまで推論ですが、愛梨の中には悟以外すべてが今でも存在しています。つまり、愛梨の中に「僕だけがいない」という意味かなぁと。

大切な人の心の中に、自分だけがいない。自分の中には大切な人が確かに存在する。

うーん…これは原作を読んで答え合わせですね。

しかし、こんな浅いものではないはず…。


まとめ。

正義の味方!という台詞が印象的であり、クライマックスではもうるうるな僕街でした。

本当に楽しかったです。いい映画に出逢えました。

これは急いで原作を読みます!!!

もう一回見たい…本当に…ですがもう4月…料金が値上がりするなんて…。

昨日までにきちんと見に行っておけばよかったです。


リバイバル、というものが存在すれば人生をやり直すことができます。

しかし、現実には存在しない。

リバイバル、その存在があってもすべて幸せにできるわけではないんです。

だからこそ、一度きりの人生。後悔しないように好きなこと何でもやろうと思います!!

好きなことを好きといって、友達を大切にして、友達のヘルプの声に耳を澄ませ、悔いのない生き方をする。


現実は甘くないが、後悔ほど甘くないものはない。

なんて(笑)。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

以上、ほのふるが久しぶりにお届けいたしました!!!