移住前のあれこれ #滞在許可発行確約書申請編 | Story of My Life

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素直な自分でいれる場所<3

スイスに移住したら

『パーミット』と呼ばれる滞在許可書を

VISAの替わりに持ちます。

 

この滞在許可書について、

「スイス人と日本で結婚した人」が

どのように取得していくのかについて

記録したいと思います。

 

 

ことの始まり。

 

移住の半年ほど前、在日スイス大使館に

長期滞在VISAの申請について問い合わせました。

 

回答

日本国籍の方
かつ
90日を超える滞在
下矢印
スイス・日本間で締結された条約により、

日本国籍の方は、スイス入国の査証は必要ありません。
ただし、スイス入国前に、

将来の居住地を管轄するカントン当局に

「滞在許可発行確認書」を

直接申請しなければなりません。

スイス国籍の方と結婚されている場合、

滞在許可取得の手続きはスイス入国後に開始して下さい。

その場合でも、スイスへ出発される前に

管轄するカントン当局に連絡を取られ

詳しい情報を入手される事をお勧め致します。
 

との事でした気づき

 

なーんだ、出国前にすることないじゃんと思い

9月になったので、念の為カントンに確認をいれました。

(私たちの場合は、Canton Zurich)

 

ところが問い合わせると...

入国前にビザの代わりに滞在許可証の保証が必要です。

滞在許可発行確約書(入国許可発行確約書)

とお返事がありましたアセアセ

(9/5)

 

1.第三国民の入国許可申請

(Einreisegesuch für Drittstaatsangehörige)

2.パスポートのコピー

を提出しました。

(9/6)

※提出はカントンのHP問い合わせフォームより。

 

申請書を受領次第、

申請書チェックに必要な書類を書面にお知らせします。

とあり、続いて

家族の再会の為、必要書類が通達されました。

(9/8)

 

簡単にまとめると↓

1.登録された婚姻状況を証明するスイスIDのコピー

※役所から取得できる家族証明書

 

2.お子様全員の個人情報

 

3.将来の家族の家の賃貸契約書のコピー

友人,親族と一緒に住む場合、

家主の同意書含む身体契約書のコピー

持ち家の場合、

土地登記簿謄本,売買契約書のコピー

 

4.スイスで就職の見込み有る場合、

雇用契約書(スイス人・夫)

 

5.仕事の見込み経っていない場合、

生計の立て方詳細提供、

銀行口座の残高証明など証拠

 

6.在外スイス人として登録されている確認書

(スイス人・夫)

※夫はスイスを出た際の証明書を提出

在留カードの方がよかったかもしれません。

結果更新しますリサイクル

 

7.犯罪経歴証明書(日本人・妻)

 

 

以上でした。

1~6は旦那に任せました。

 

7のみ自分で警察本署に行って申請します。

大阪府の場合

犯罪経歴証明書の申請手続きについて

 

ここで私は面倒な経験をしました。

同じ経験をされないよう

参考にされる方の為に共有しておきます。

 

申請に必要なものは3つです。
(1)使用目的等確認書類(以下のうち、いずれかでも可)
下三角大使館等から日本警察への依頼文書(外国の公的機関からのレター)
下三角外国の公的機関があなた個人に対して犯罪経歴証明書を要求していることが明示されている文書(申請者の氏名・目的が記載されていること)
下三角犯罪経歴証明書を要求されている事由にかかる記載済みの申請書
(注意)概要部分については、和訳を求める場合があります。

 

(2)パスポート

(3)住民票の写し等

下記の条件をすべて満たす場合、マイナンバーカードでの受付ok

・住民票と住所が同一であること

・パスポートを取得してから本籍地に変更のないこと

・氏名の漢字が、住民票と完全合致すること

 

私は(1)使用目的等確認書類として

家族の再会の為、必要書類が通達された書面

を用意しました。

 

しかしこれ間違えだったのです。

家族の再会の為、必要書類が通達された書面

ではなく、

第三国民の入国許可申請

が必要でした。

 

家族の再会の為、必要書類が通達された書面は

外国の公的機関があなた個人に対して犯罪経歴証明書を要求していることが明示されている文書(申請者の氏名・目的が記載されていること)

という条件を全て満たしているのにダメだったのです。

 

そのとっても理不尽な理由。

担当者が持っていた各国の犯罪証明書を発行する条件集

全部紙で綴じられた古そうな虎の巻

これでスイスのページをチェック

犯罪証明書を必要とする条件に

1年以上の長期滞在をするための

滞在許可書申請という名目の書類

でないといけないと書かれてあったそうです魂

入国申請書とは書かれていないらしく、

あくまで滞在許可申請書なんだとか。

 

家族の再会の為、必要書類が通達された書面は

外国の公的機関があなた個人に対して犯罪経歴証明書を要求していることが明示されている文書(申請者の氏名・目的が記載されていること)

という条件を全て満たしているのに、

 

担当者の持っている虎の巻では

1年以上の長期滞在をするための

滞在許可書申請という名目の書類

となっているので、

何か申請書はありませんかと。

 

そこで、

第三国民の入国許可申請ならあると

pdfを見せると、あーこれこれとなり

あくまで本当に見た目だけ。

中身は気にしていない様子でした。

要するに、申請書面のようなものが

要るという真実だったのです。

 

当然用意していなかったので

急いでコンビニまで走り

(しかも警察本署デカくてコンビニまでも20分の距離えーん

第三国民の入国許可申請を印刷しました。

 

こおゆうところほんっとに日本ガーン

いや、日本でも今どきは多少応用効くでしょ

お堅い役所隔が抜けないのか

HPに書いてあるのに、

自分の手持ちのマニュアルが正で

融通効かないんですよね

 

もしくはHPが間違っているなら

正してほしい

 

同じ経験をする方がいないように

ここに記録しておきます。

 

申請は警察本署のロビーで

書類をチェックしてもらいます。

(9/12)

 

担当者はポケット辞書を持っていて

外国語の書類はそれで翻訳してました。

 

書類okだったら指紋を採取されます。

別室に行って10本指全部です。

指紋で犯罪歴がないか確認しますとの事でした。

無事に申請準備が揃って

2週間後に取りに来るように言われました。

 

待ち時間

受付してから担当者来るまで30分

担当者きてチェックに30分

指紋採取30分

何もなければここで終わります。

(私の場合は一度外へ出て

コピーしに行かなきゃだったので

プラス2時間かかったかなアセアセ

 

2週間後(9/28)取りに行きました。

また受付してロビーで待つこと30分

無事に犯罪証明書を貰えました。

開封厳禁だそうです。

開封してpdfで中身だけ送ってくれと

外国オフィスから言われても

開封したら無効になるので

それを伝えなきゃいけないそうです。

 

他にもコロナだから

極力接触を減らしたいから

パスポートの出し方がどうだとか..

 

ほんと、もう行きたくない

対応がなんか変、気持ち悪いというか

普通は人ってもっと心地よく対話できるんだよ

って思ってしまうくらい

the・警察を体験して苦い思い出となりました。

 

約束通り、書留でCanton Zurichに郵送

他の書類も旦那が用意して連絡して

10/10一旦全書類を揃えて提出しました。

 

 

申請状況や結果は続きとして

記録していきたいと思います。