現在、AE86を何とかターマックラリー仕様にしようと計画中ですが、僕の中でライバル車輌がおります。それは、以下の動画の車です。
上の動画はフォードエスコート Mk1とMk2の走行時の動画です。
今現在でも、イギリスのローカルイベントなどには必ずと言っていいくらいに見かけるほど、多数出場しております。Mk2は、1975年から1984年まで、ワールドラリーでも活躍していた、古い車なのですが、かなり速く、過去に、CA4A(三菱ミラージュ)でイギリスのラリーに参戦しておりましたが、CAをフルアクセルで走っていたにもかかわらず、このラリーカーに何度も余裕でぶち抜かれておりました。ラリーでも直線では、ランエボのグループNより速いんじゃないか!!というほどです。
980キロの車重量に270馬力エンジン、サスもリアのリーフスプリング取ってしまい、ストラットを埋め込んだり、(リーフつけたままの車もありますが)ボディー、足回りもかなり加工しております。最近は、この車輌も、シーケンシャルミッションを入れたりして、更に速くなっています。
同じFRとして、対抗意識を持って、何とか日本車で、これくらいの車輌を作れたらと思うのですが、ボディーワーク、足回りは当然のこと、エンジンパワーもこの車ぐらいあげるとなると、普通の86のデフ、プロペラシャフト等、全く耐えられないと思います。86は軽量なのでこの点を生かしつつ出来ればと思います。ボディー剛性も運よくセダンタイプなので、ハッチバックタイプよりは強いですし。
正直出来のか??と言う感じですね。間違いなく、莫大なコストがかかります。その上、イギリスのレギュレーションも近年かなり厳しくなっておりますので、変に改造してしまうと、競技前車検で落とされ、出場停止なんてことになると、もともこうもなくなります。基本、北フランスとベルギーチャンピオンシップを中心に狙うので、こちらのレギュレーション次第なのですが、イギリスでこのような動きがありますので、同じヨーロッパゆえ、何らかの動きがあるのではと思います。