先週、イギリス・ウェールズで、ラリーウェールズGB(WRC:ワールドラリーチャンピオンシップ)が開かれました。
前日が、英国自動車部のパブ会で、翌日ということで、少し、遅く出てしまい、見れたのがその日の最終SS(スペシャルステージ)だけでした。
久々のウェールズの林道に来て、実に懐かしさがこみ上げてきました。かつては、イギリスのイベントでここ走っていたんだっけ・・・・と。
ウェールズの林道に来た時、ロンドンの喧騒の中で溜まっていた黒い瘴気が体から一斉に抜けていく・・・とても清清しい気分になってしまいました。
とりあえず観戦。
最初に来たのがワークス勢。しかし、ワークスもシトロエンとフォードのみ・・・妙にさびしい感が。世界の自動車不景気がここにも現れているのか・・・。
今回はPWRC(プロダクションクラス)もあったので、日本人ドライバーの新井さんも走っていました。とりあえず、見れたので良かったです。
そういえば、ウェールズ政府が資金提供の中止をを決定したとのとこで、ラリーウェールズGBの存続が危ぶまれているとの話がありました。
原因はFIAがWRCのカレンダーにローテーションシステムを導入し、来年のウェールズ・ラリーGBは世界選手権ステータスは得られないとして、もはや出資するタイプのイベントではないというのが理由らしいですが。
これも本当は不景気の煽りなんですかね?
でも、来年のWRCのカレンダーには最終戦にGBの文字があったので、「お、やっぱりやるのかな?」って感じですが。
とりあえずよかったです。伝統のイギリスラリーがなくなるのは心寂しいので。