イギリスのナンバープレートは、車そのものにつく物で、日本と違い、オーナーが変わってもナンバーが変わることはないんです。ただ、オーナーがお金を出して申請すればナンバー変更は可能ですが。
よく、イギリスで車の年式を聞くと、「Yレジ」や「Wレジ」などと言う答えが返ってくることがあります。ナンバープレートの最初のアルファベットも文字は年式を表しています。2001年以降になると、今度、アルファベット2文字に「51」とか、「02」とかの文字がつきます。
A(1984)が古くてYで(2001年)と来て、51(2002~2002年)、02(2002年)、52(2002~2003年)、03(2003年)、53(2003~2004年)・・・と続きます。
ちなみに「Qナンバー」と言うものが存在します。ナンバーの最初にQがつくものですが、これは特殊なナンバーで、製造年がはっきりしない車や、キットカーがこのナンバーをつけることになります。特殊な手続きが必要で、ただ、普通の車はこのナンバーがつくことはありません。
自動車の部品注文なんか、ナンバープレートを言って注文しますし。ナンバープレートで車のほぼ全ての情報が出てきますので。盗難暦とか、事故暦とか、走行距離改ざん暦とかも調べれますよ。
まー、プロの目で実車を見ないと事故車かどうか、走行距離改ざん車かどうか完全にはわかりませんけどね。事故っても、こそっと直してしまえば記録には残らないし、うまく記録に引っ掛からない程度に、微妙に走行距離を改ざんすれば・・・なんてこともありますからね。
日本とは違う、イギリスの自動車システムでした。