こんにちは、石山です。
先日 エナジーボディトリートメントで「家族関係」の悩みを扱ったワークを行いました。(参加頂いた方ありがとうございました)
そこで感じた事なのですが、他のワークでもこう感じることが多いんですよね。
「伝わらないという思い」 です。
「自分の気持ちが伝わらない!」
「自分の事を分かって欲しい!」
この「伝わらない」という思いには、自分の事を分かってもらいたいという気持ちが前面に出ているのですが、この思いには、相手の事を理解するという気持ちが存在しない(または薄い)んですよね。
自分の事をちゃんと分かってもらう事が目的になっているんですね。
でも、お互いに「自分が自分が!」って言い合っていたら伝わるはずがないと思いませんか。
コミュニケーションはキャッチボールと同じだと思います。
投げた言葉を受け取りそして受け取った言葉を投げ返す。
今、この受け取る事が上手く出来ていないことが多いように思います。
いや、ちゃんと聞いてる!って思うかもしれませんが、では何で分かり合えないのでしょうか?
パートナー、子供、親、職場の同僚、、、
相手の言葉を予測変換して聞いてないでしょうか?
" こう言ったらこう返すだろう!"
" またこの話しか!"
" はいはい、わかったわかった、それで?"
そして相手が話し終わらないうちに自分の思いを浴びせ掛ける。
次に投げたい言葉が決まっていて、早く投げたいけど一応「相手の言葉を聞かないと」と思っていますが、それは話が終わるまで待っているだけで、相手の話を聞いている訳では無いんですよね。
相手の事が理解できたら、今までの話し方では伝わらない事に気づいたり、自分の気持ちを上手く伝える方法が分かったりします。
自分の気持ちを分かってもらいに行くのではなく、たまには、
「ちゃんと話しを聞いてあげようかな」
という気持ちで話し合えば、いつもと違う何かを得ることができるかもしれませんよ。