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今回も楽読メルマガの紹介です!

 

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「大人の語彙力」を身につけたい方へ

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「語彙力」に自信があるという方は
ひょっとしたら読書家かもしれません。

この楽読メルマガを読んでくださっている方は
語彙力に自信がある方が多いかもしれませんね。

ですが、ぼくはちょっと自信がありません。
読んだこと、聞いたことはあるけれど
「こういう意味で合ってるかな・・・」と
ちょっと不安に思ってしまうこともあります。

そこで、今回はこんな本をご紹介します。

『大人の語彙力大全』
(齋藤 孝 著/KADOKAWA 刊)

https://www.amazon.co.jp/dp/4046021063



齋藤孝さんは、明治大学文学部の教授で、
専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。

テレビ等への出演も積極的にされているので
ご存知の方も多いかもしれません。

この本は、齋藤さんが社会人として必要な
語彙をセレクトして、掲載したもの。

例えば「遺憾」。
よく、謝罪文や政治家の答弁で
「誠に遺憾に思います」といった具合に
使われているのを耳にしますが
どういう意味か、正確にわかりますか?

実は「思い通りでなく、残念なこと」
という意味なのだそうです。

つまり「遺憾に思います」には
「謝る」や「謝罪」の意味は含まれていません。

謝るつもりで「遺憾に思います」と言ったら
「責任逃れしてるんじゃないか?」と
思われる可能性もあるので、注意しましょうね。

「鬼籍に入る」という表現もあります。

これは知らないと、何を意味しているのか
チンプンカンプン・・・になりかねない
語彙の一つですよね。

「鬼籍」とは、お寺が亡くなった方の
名前や死亡年月日を記しておく帳面のこと。

つまり「鬼籍に入る」とは、死ぬことの
婉曲的な表現の一つなのです。

「他界する」という表現もありますよね。

敬語も、使い方一つ間違えると
かえって失礼になってしまいますよね。

「拝見」は「見る」ことを
へりくだっていう言葉です。

ですから、間違っても
お客さんや目上の人に
「拝見されてください」なんて
言ってはダメです。

基本的に「拝見する」は
自分が「見る」時に使う言葉です。

ただし「拝見させていただく」とすると
二重敬語になってくどく感じられる
という場合もありますので、
「拝見いたします」くらいにするとよいでしょう、
と本書では解説されています。

反対に、目上の人に何かを見てもらう時は
「高覧」あるいは「ご高覧」という
語彙を使えるとよいでしょう。

もちろん普通に
「ご覧ください」でもOKですが
「ご高覧ください」というと、
より敬意が高くなります。

いかがでしたか。

本書には、ご紹介した以外にも
たくさんの「語彙」が掲載されています。

「こんな時、どう言えばいいの?」
「この言葉の使い方、これで合ってる?」
なんて気になった時、使えそうですよね。

気になった方は、ぜひお手にとって
読んでみてくださいね。

それでは、今日はここまで。
ここまで読んでくださり、
本当にありがとうございました!

(参考資料)
『大人の語彙力大全』
(齋藤 孝 著/KADOKAWA 刊)
https://www.amazon.co.jp/dp/4046021063

ちなみに、本書には「アサイン」「マター」
「レバレッジ」なんて、カタカナビジネス語も
収録されていますよ。

今週もステキな一週間になりますよう。