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今回も楽読メルマガの紹介です!

 

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「行動経済学」で買い物の裏側がわかる!

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池上彰さん、皆さんご存知でしょうか。

 

「いい質問ですねぇ」でお馴染み、

選挙速報などにもよく登場される

ジャーナリストの池上彰さんです。

 

今回ご紹介するのは

その池上さんが監修された

「行動経済学」の本です。

 

『池上彰の行動経済学入門』

(池上彰 監修/学研 刊)

https://www.amazon.co.jp/dp/4054068510

 

そもそも「行動経済学」とは何か。

 

従来の経済学は

人間は常に合理的に判断して動くことを

前提として考えられていました。

 

ところが、実際には従来の経済学では

どうにも説明がつかない、非合理なことが

現実には起こることがしばしばある。

 

これは一体どういうことなのか・・・

と考えた結果、人間の心理を重視して

経済の動きを読み解こうという動きが生まれました。

 

それが行動経済学の始まりです。

 

この本では、理論や原理の解説もしつつ

実例を交えて行動経済学を紹介しています。

 

例えば、スーパーの店頭ではなぜか

「198円」とか「298円」といった

端数のある値段設定を良く見かけませんか?

 

あまり「大根1本100円」という

値段が付いていることはありませんよね。

 

これはなぜなのか。

キリの良い数字から少し下げて設定した値を

「端数価格」と呼ぶそうですが、こうすると

僅かな差であったとしても、消費者は

「安いな」と感じてしまうのだそうです。

 

あるいは、通常価格をわざわざ消して

値下げした価格を表示すること、ありますよね。

これも行動経済学の理論に則った手法です。

 

人は、最初に与えられた情報に影響を受けて

物事を判断する傾向にあります。

 

これを「アンカリング効果」と言います。

 

アンカーとは、船を係留する「いかり」。

つまり、最初の価格がアンカーとなって、

割引後の値段が、より安く感じられるわけです。

 

いかがでしょう。こうして見てみると

私たちは日々の買い物などにおいて

「自分で判断している」と思いがちですが

案外、売り手の思うつぼにハマっている・・・

のかもしれませんよね。

 

本書には、こうした行動経済学を使った

実際の例や、理論などが詳しく紹介されています。

 

「経済学って苦手・・・」という方にも

(ちなみに、ぼくも大の苦手です笑)

楽しく読める本だと思うので

ぜひ、興味のある方は

手にとって読んでみてくださいね。

 

それでは、今日はここまで。

ここまで読んでくださり、

本当にありがとうございました!

 

(参考資料)

『池上彰の行動経済学入門』

(池上彰 監修/学研 刊)

https://www.amazon.co.jp/dp/4054068510

 

ちなみに、うなぎ屋さんのメニューが

「松・竹・梅」の三種類あるのも

行動経済学の応用なんですって!!

 

今週もステキな一週間になりますよう。

 

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