雪が舞う寒～い寒～い新潟です。
昨晩は風も唸り初めていたので、寝づらかった人も多かったのではないでしょうか？
さてさて、週末に共通テストがありましたので、恒例の英語テストを解いてみた感想です（あくまでも内容についてです）。
感想としては、つまらない！
去年のテストは、文章のフォーマットも、ブログ形式や、掲示板形式などなどバラエティに富んでいたし、内容も掲示板を読んでどこで何をしなくちゃいけないかを見極めたり、新生活の家電はどこで買うのが一番お得かを判断したり、と海外で生活を始めるとこんな文章も読まないといけないよね、と考えさせられる内容でした。サイエンス分野では、クマムシの驚くべき生態なんかも出てきてくすり
と笑ったりしながら読んだんですよね。
去年のブログ参照↓
しかし、今年のテストはね～・・・お勉強しかしてこなかった女性陣が書いたのかなぁ、なんかすごく「真面目な女性っぽさ」を感じました。。
だいたい共通テストは英検２級レベルの英語力を必要とするのですが、１問目は３級の「お知らせ文」程度の薄い内容先ずビックリ。そこから「お知らせ文」が２つ程続き、その後は、「準備の仕方」とか「より良い教室設営の方法」とか、「保険の選び方」とかね。唯一の物語は、「高校を卒業した３人が、お互いの夢を後押しする」という話なんだけど、うっすい。薄い内容で。キャラも凡庸で都合よく良い子たちで、内容は起承転結の「転」飛ばした？？ってくらいの平坦なキラキラしてない感じ。。最後のお愉しみサイエンスは、「唐辛子のカプサイシン」とかの話ですよ。えーっと、製作陣は韓国料理が好きな方？
私は好きですよ、オバサンですからね。でも、私だったら高校生向けにはこんな作文書かないですよ。
前回はね、「子供とお部屋アドベンチャーを作る方法」とか、随所に「愛
」が詰まっていたので、今回は本当に残念だったし、面白くなさ過ぎて途中で読むのを止めたくなるほどでした。今年の受験生たちは本当に可哀想。。
今回のテストは、あきらかに「日本に住む一般的な高校生」のための問題では無かった、という印象です。全体量は多いので、和訳しながらでは間に合わないから英語でサクサク読み進められなければ解けないんだけど、逆に言うと英語に慣れている子たちなら簡単な内容でした。前回もそうだけど、タコスとかフムスとかクスクスとか、米国に１、２年でも住んだことがある子なら当たり前の様に知っている食べ物だし、推量するまでもない。住んでなくても、ウチのお父さん先生が家で作ったのを生徒たちに写真つきで説明しているので、ウチの生徒たちなら「あーあれね」と分かったはず。
英語テストってそもそも大人が子供の順位付けをするために必要なものだという認識でしたが、今回の共通テストはまさにそれでしたね
前回溢れんばかりだった高校生たちへの大人からのエールはみじんも感じなかった。「唐辛子について書いちゃおっか？」とか「保険どうしてる？」とか私たちオバサンの都合で問題を作ってしまった結果がコレかな、と
受験生たち、ごめんね！
来年の問題に期待！