フットサルの試合を観過ぎてちょっと飽和気味ですあっという間に6月です。
インカレ(全日本大学フットサル大会)の予選が始まっております。
早いところは4月には終わっていますが。
関東は既に茨城が流通経済大学フットサル部、千葉が順天堂大学フットサル部と決まっておりまして、山梨と埼玉は毎年情報が全くないので置いておくとして、栃木と群馬の情報も頑張らないと拾えないので拾っていなくてわからないですが、要するに残りは神奈川と東京で、その神奈川と東京の予選を観てきました。
5/26(土) 横浜市立大学総合体育館
桐蔭横浜大学 vs 慶應義塾大学
慶應義塾大学 vs 横浜市立大学
横浜市立大学 vs 桐蔭横浜大学
6/1(土) SUBARU総合スポーツセンター
桜美林大学 vs 東京工業大学
東京大学 vs 明治学院大学
慶應義塾大学 vs 東京工業大学
明治学院大学 vs 多摩大学
6/2(日) 武蔵村山市総合体育館
慶應義塾大学 vs 多摩大学
※神奈川の慶應はエルレイナ、東京の慶應はソッカー部
結果を書いておくと、桐蔭横浜大学と多摩大学が関東大会に進むことになりました。
以下、素人が勝手にアレコレ書くターン。
詳細なことは各チームの監督なりコーチなりにきちんとフィードバックしていただいてください。
ワタシはふんわりポエムっておく。
神奈川の3チームは組み合わせ(かみ合わせ?)が面白かった。
えっぷら(桐蔭横浜)とエルレイナ(慶應)の試合は完全にえっぷらのペースでエルレイナはやりたかったことはほぼ出来なかっただろうし、えっぷらは少なくとも7割くらいは思い通りにいったのではなかろうか、という試合でした。
エルレイナとVERDADE(横浜市立)の試合はうっぷんを晴らすかのようにエルレイナが躍動していて、2試合連続で2試合目の方が動きが良いってどういうことだオイ、というような前半でした(後半さすがに落ちた) エルレイナはこういう試合をしたかったんだなあ、と思うような。VERDADEは試合の入りにちょっと失敗した感。後半良かったけど追いつけず。
VERDADEとえっぷらはえっぷらの1試合目の勢いはどこへ?というくらいわりとVERDADEも思うようにプレーできている感じで、なにこれ相性とかそういうやつ?みたいな。
最終的にはえっぷらが勝ちましたが、1試合目に比べるとイマイチだったなあ。15分ハーフで後半5分過ぎくらいから疲れてきたのかプレーが雑になってきてファウルもかさんだり余計な事したりいろいろともったいなかった。関東や全国も複数試合あるし試合時間20分ハーフになったりしたらもうちょっとコントロールしないと上には行けないのでは。余計なお世話ですが。気になった。
東京は今年は恐ろしく力を入れた広報っぷりで、連盟アカウントからもバンバン告知していたりして本当に素晴らしい。今後もぜひ続けていって欲しい。
東京都大会で登録メンバー一覧が配布されたのは初めてだと思うの。少なくともワタシが観に行った大会では初めてです。大変大変大変!助かりました。調べるの、実は超絶大変なんだよ……(笑)
準決勝と決勝の間に23時間くらいあったのも良かった。
Twitterにも書きましたがFamily(桜美林)は「ファー詰めができれば……」と言われた過去のチーム同様に今回も「ファー詰めができれば……」と思うシーンが満載だったので、今後は数年に一度リセットするのではなくぜひとも積み上げていって欲しい。一度は出来るようになっていたのを観たことがあるんだよ、ワタシは!アレを!後輩にも!ぜひ!
さんぱち(東京大学)は、惜しいようで惜しくない、ってこれまたなんか結局例年の課題がそのまま……まあJugaria(明治学院)のゴレイロの山下選手が大変素敵パフォーマンスだったのもありますが。
柳本選手(さんぱちゴレイロ)は社会人チーム(FCmm)で素晴らしいチームメイトと良い練習(経験)を積んでいるのであろうなあ、とプレーを拝見するのは久しぶりでしたがそんなことを思いました。この試合はゴレイロは2人とも素晴らしかったねー。山下選手も先日までNEOにいたのでしっかりと経験値が上乗せされていたのでしょう。
FPたちも頑張れ。頑張ってるだろうけど頑張ってるソレは方向とか効果とか合ってるか確認するのも大事。今後日本を背負って立ちそうな人たちに向かって何故か上から目線。
tech(東工大)はもはや誰もわからんというくらい久しぶりに拝見しまして、もうだいぶ昔ですが東京都大学リーグを一緒に観た友人が「線のForte、面のtech」と言ったのを思い出しました。面!先輩たちから受け継いだものが確実にあるんだなあ。良きかな。
ソッカー部(慶應)の勢いにのまれた感もあったかなあ。まあうまいよね、ソッカー部。フィジカル負けしてたしね……そこはもうなんかどうしようもない気もするのでそこを回避する方向を模索していく必要があるのでしょう。
Jugariaは監督の教えをきちんと形にして力をつけてきているんだなあ、と。人数も増えて層が厚くなったのは面白さも増すね。守備が良いのは監督の特性(笑)
ひとつひとつの精度とか強度が増していけば多摩大やソッカー部の壁を打ち崩す日も近い。ような気がする。まだちょっとどんどん焦っちゃう感じある。
ソッカー部は今年も最初は「うーん?」と思いましたが、5分くらいで「おお、やっぱり面白いかも」てなったので積みあがってきてるんだなあ。
去年より1人でやってる感はなくなっていて面白い。去年はハーフ越えたらシュートを強く打てば入るみたいなのが関東準決勝まではあったからなあ(東京の準決勝と決勝はワタシが観てないのでわからんが)
多摩大はバランスよくなったなあ!って年に2回くらいしか観てない人に言われるのもどうかと思うのでそこは申し訳ないんですけども。
キャプテンが退場しても4年生たちを中心にしっかりとまとまっていたし試合前も雰囲気は落ち着いていたけど良い感じだったし、なんかようやくチームっぽくなったね!ってたぶん1年前とか2年前からなってたんだろうけどワタシが全然観てなかったからね。
東京都大会とか関東大会だとわりと初戦に「油断してるだろう、君たち……」みたいな試合をしがちなイメージがあったけど、今回はJugaria戦からで油断している場合でもなかったのでそれも良かったのか。
関東大会初戦はキャプテンいないけど油断せずに最初からいっていただきたい。ふんわり入るとふんわりやられてちょっとアワワってなるよ!
東京都大会の決勝(ソッカー部 vs 多摩大)は本当にスゴイ試合でした。
常に多摩大が先行する形で試合が進みましたが、ソッカー部も最後まであきらめずに攻め、多摩大も最後までしっかりと守る。
楽しかったなあ。
東京都や神奈川県の大学のチームがどんどんレベルアップしていってガツガツとしのぎを削っていくことを楽しみに今後もゆるりと観戦していきたいと思います。
---
結果:
第15回全日本大学フットサル大会神奈川県大会
桐蔭横浜大学 4-0 慶應義塾大学
慶應義塾大学 3-2 横浜市立大学
横浜市立大学 1-4 桐蔭横浜大学
※3チーム総当たり、15分ハーフ
第15回東京都大学フットサルカップ 兼 第15回全日本大学フットサル大会東京都大会
1回戦:桜美林大学 1-4 東京工業大学
1回戦:東京大学 0-4 明治学院大学
準決勝:慶應義塾大学 3-1 東京工業大学
準決勝:明治学院大学 3-2 多摩大学
決勝:慶應義塾大学 4-5 多摩大学
※6チームトーナメント、1回戦・準決勝は15分ハーフ、決勝は20分ハーフ(3分ハーフ延長有り)