君たちはもう忘れただろう今年も桜が咲いたことを、後、何回見れることか、また来年も咲くだろう、しかい私には時間が無い。

 

 

新しい野生!人間社会との共生という野生、誰がこうした。人間が奪った本当の野生。

 

 

答えは無い当たり前だ、だから探し求めて生きて行く、自殺なんかしてられない。答えは心の中に・・・

 

 

私は心をすり減らし、生きて来た。これからもそうして生きて行く。そして終焉を迎える。

 

 

自然は弱肉強食か、人間世界もそうなってしまったのか。

何時代からだ、何年前だ。

 

 

もう運など廻って来ない、もう終わりに近い私は運にすら

見放された。運など本当に有るのか?

 

この(ひと)と一緒に暮らしたい、一緒になりたい。若き者の希望と夢を聴いた。未来への嘘を聴いた。

 

 

案ずるより、生むが安しという、私は未だ生んだことない、生むつもりもない、生む予定すら無い。

 

 

海に行こう、海を見に行こう、海へ漕ぎ出そう、広い海原へ、自分を見付けに行こう。行っても無駄さ!

 

愛とは、二つの肉体に宿る、魂か。所有しようとする欲望か。私には未だに分からない。深い愛を・・・・・

 

 

私は泣いた、泣けてきた、貴方を想って昨晩泣いた!

泣けてしまった。あ~健気な(ひと)よ。

 

 

私なんか、私なんて死んでもかまわない。泣いてくれる人なんて誰もいないのだから、もう人生を終えよう。

 

 

そんなものよ君の子だ、私の孫だ。泣かせるな!嘆くな!

希望は持な未来への嘘となる。

 

 

夢を見た、希望を抱いた、また裏切られた、騙された。

人間とは、なんで私を失望させ、虚しくさせる。

 

 

健気な(ひと)が涙ぐんでいた、微笑んでいた、好きになって

しまった、恋をしてしまった。私は泣いた。