太陽熱を従来より効率的に集められる先端技術を用いた施設「ビームダウン型太陽集光装置」の実証実験が4月から三鷹市で始まる。環境学習の場として提供するとともに、新技術の開発による産業活性化を図るため、同市とNPO法人三鷹ネットワーク大学、装置を開発した三鷹光器がパートナーシップ協定を結んで準備を進めてきた。

 市が事業用地として有償提供した同市新川の市営住宅跡地に、太陽を追尾する楕円(だえん)型の反射鏡(ヘリオスタット)約70台がずらり並んだ。太陽光を鏡の2カ所で集光できるビームダウン型は世界初で、1500度の高温が得られるという。最新技術を実地に見学できる環境学習の場にすることで、地球規模のエネルギー問題について考える機会を提供する。

 市企画経営室では「環境学習プログラムを通じ、広く市民や児童、生徒の環境問題と新エネルギーの理解増進に取り組みたい」と話している。

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