突然訪ねてくる業者に、
絶対に玄関を開けないでください。
少し強い言い方かもしれません。
でも、
私は本気でそう思っています。
実際、高齢者を狙った
「押し買い」の被害相談は増え続けています。
2024年度には、
国民生活センターへの相談件数が
800件を超え、
過去最多となりました。
しかも、
相談されていないケースを含めると、
実際の被害はもっと多いと言われています。
手口は、
驚くほど似ています。
突然訪問してくる。
「今なら高く買えます」
と話を持ちかける。
長時間居座る。
不安をあおる。
そして、
冷静に考える時間を与えない。
気づいた時には、
契約書に印鑑を押してしまっている。
そんなケースが少なくありません。
押し買いで特に怖いのは、
相場より安く買い叩かれることだけではありません。
・住み慣れた家を失う
・施設探しを急がされる
・精神的に追い詰められる
・家族関係まで壊れてしまうことがある
そして、
もう一つ。
これは本当に知っておいてほしい。
「後からやっぱりやめたい」
と思っても、
簡単には取り消せないケースがあることです。
だから、
契約前に止めることが
何より大切なんです。
もし、
ご両親が高齢なら、
今日この3つだけ伝えてください。
① 即決しない
その場で印鑑を押さない。
② 一人で会わない
必ず家族に相談する。
③ その場で決めない
時間を置いて考える。
この3つだけで、
守れる財産があります。
家は、
ただの資産ではありません。
家族の歴史です。
思い出です。
人生そのものです。
だから私は、
売却を急がせることより、
守るための情報を伝えたい。
親世代が安心して暮らせるように。
そして、
子ども世代が、
あとから後悔しないように。
不動産屋として、
これからも伝え続けたいと思っています。