本当にあるのでしょうか。
不動産業界には、
「家は早く買った方がいい」
という定説があります。
もちろん、
それが正しいケースもあります。
でも私は、
その言葉を
鵜呑みにしない方がいいと思っています。
なぜなら、
現場でたくさんの人を見てきたからです。
例えば、
20代でマイホームを購入した
あるご夫婦。
当時は、
「今が買い時ですよ」
と言われて決断しました。
住宅ローンも通った。
物件も気に入った。
でも数年後、
毎月の返済が家計を圧迫するようになった。
子どもが生まれ、
教育費が増え、
思っていた以上に生活は変化したんです。
一方で、
慎重になりすぎたご家族もいました。
「もう少し待とう」
「相場が下がるかもしれない」
「金利がもっと良くなるかもしれない」
そう考えているうちに、
物件価格は上がり、
金利も上昇。
結果として、
希望していたエリアで
購入できなくなってしまいました。
どちらも、
私が実際に見てきた現実です。
だから私は、
家を買うベストタイミングは、
相場が下がった時でも、
金利が安い時でもないと思っています。
本当の意味での買い時は、
家計と生活のイメージが
きちんと出来ている時です。
・毎月いくらなら無理なく払えるか
・子どもの教育費はどう考えるか
・車の買い替えはあるか
・働き方は変わる可能性があるか
・10年後も続けられる返済額か
ここが見えていない状態で買うと、
どんなに条件が良くても
後悔しやすい。
逆に、
ここが整理できていれば、
多少金利が違っても、
多少相場が違っても、
大きく失敗することは少ないんです。
不動産屋に相談すると、
「今が買い時です」
と言われることがあります。
もちろん、
そう思って言っている人もいるでしょう。
でも、
その言葉より大切なのは、
「あなたの家計にとって買い時なのか」
です。
家は投資商品ではありません。
そこで暮らし、
家族の思い出を作り、
人生を積み重ねていく場所です。
だから私は、
相場より先に家計。
金利より先に生活。
そう考えています。
家を買うベストタイミングは、
市場が決めるものではない。
あなたの人生が決めるものです。