平成20年3月、病気が発症してから6年経ちました。

 

その頃の私の筋力は。。。

 

・立つときに手の力を加えないと立てない。(椅子から立つときも自分の太ももに手をあて、反動をつけて立つ)

 

・階段は一段ずつでないと上れない。

 

・次女(1歳9か月)を長く抱っこはできない。

 

・長い距離を歩くと息切れして休憩が必要。(ベビーカーを押して歩くと楽である)

 

・両手がまっすぐ上にあがらない。

 

このような不自由がでてきた。

 

 

しかし、そこまで気持ちは落ち込むことはなく、不自由なりに育児や家事を頑張っていた。

 

 

長女が保育園を卒園し小学生になる前に、引っ越しの話がでた。

 

旦那さんの両親は九州に帰ってきてほしいから実家近くに家を建てれるように土地を買ったという。

 

旦那さんも、地元の小学校に通わせたいと言う。

 

私は、友達と離れたくない気持ちが強かったが、私の父が「結婚したんだからついていきなさい」と言い、九州に引っ越す決心をした。

 

引っ越しを決めると荷造りに追われ、段々と寂しい気持ちにもなった。

 

引っ越しセンターがきて荷物を出し、私たち家族は車に残りの荷物を積み、夜に大阪から出発するカーフェリーに乗る為、車2台で出発しようとした時、何人もの友達が見送りに来てくれた。


私は見送る両親と友達の顔を見ていたら、離れる寂しさから号泣してしまい、また友達も涙を流してくれた。


沢山の餞別も頂き、わざわざ見送りに来てくれた友達は私の宝です。



みんなに見送られながら、私達家族は九州に出発しました。