ネタバレになるので具体的には書かないが、メンバーやスタッフがいろいろな意味でファンを大切に思ってくれていることが伝わった。その思いに、ファンもとびきりの声援で応える。まさにファンクラブのための時間。リサイクルマークはエコマーク。
冒頭の映像ですでに目が潤む(2日目も)。1曲目は予想と違い、思い切り意表を突かれる。以後、本編10曲中、ライブ初見がたぶん4曲。DVDで見てきた映像の記憶と比べると、当たり前だがメンバーもずいぶん大人になった。うれしくもあり、寂しくもあり。例によって娘の成長を見守る親の心境だ。そして、MC中のあ~ちゃんの涙にまたしてもやられる。
観客もP.T.A.だらけなので、お約束の手振りや掛け声がばっちり決まって歯がゆさがない。周囲の観客がもう少しはじけてくれたら、さらに騒ぎやすかったのだが、若いファンは総じておとなしめのようだ。オールドファンのほうが疎まれないように多少は自重すべきなのかも。しないけど。
座席は1日目がアリーナA4ブロック、正面やや上手寄りの前から3列目。Perfumeライブ観覧史上、メインステージに最も近い席で3人を間近に拝む。ライブ中、メンバーの視線が常に頭上を越えて会場後方に向かっていた気はしたが。2日目はスタンド2階Bブロック6列目。下手側の相当奥の席だが、ドームや巨大アリーナに比べればステージはそれほど遠くない。1日目はわからなかったレーザーの飛び具合などを楽しむ。
2日目は会社をさぼっての観覧だったが、その価値はあった。今年も機会が許す限り、3人のライブを追いかけ続ける。