いたずらっ子のAの助 | イマコ蝶々♥いまりん丸、おまいと差し向かい

イマコ蝶々♥いまりん丸、おまいと差し向かい

お前(オマイ)と差し向かい❤(^^)人(^^)❤

 
Facebook2019.10.3
 
私を困らせても愛すべき存在だった         いたずらっ子のAの助】
 
精神病棟に入院した時の話です。
A子ちゃんという若い子がいました。
私が26才だったから相当年下の女の子でした。A子ちゃんとの出会いは
私が入院するのが嫌で応接室に立て込もって
お医者さんたちに抵抗したあと、
保護室に入れられて、A子ちゃんは隣の保護室にいて看護師さんをしょっちゅうインターホンで呼んで、看護師さんが去ろうとすると、
「また来るよ?また来るよ?」
と看護師さんにまた来るように促してるような言葉を伝える声が聞こえてきました。
独り言も言っていました。
私は隣の部屋から声をかけました。「うん❗」と返事が返ってきましたが伝わっているんだかいないんだか定かではありませんでした。
 
私が保護室から出たあと、
看護師さんに「あの子は保護室に3ヶ月も入っているのよ?」と聞いて
お医者さんに1時間ばかり抗議しました。
すると、何週間後かにA 子ちゃんは保護室から出てきました。何で保護室に
長く入れられたか後でわかりました。
 
トイレでトイレットペーパーを水で濡らして
床にビチャッと投げつけて掃除のパートさんに、コラッとしょっちゅう怒られて逃げていったり、他の女の子に名前が違うのにユリと名付けてジーっと見つめて困らせたり
真夜中に突然起きて騒いで皆を起こしていたりしてました。
私は薬が多くてグッスリ寝ていて気づきませんでしたが、他の子から「大変だったんだから」と聞いて苦笑いしました。
 
私はある日、A 子ちゃんに突然、背中を叩かれました。頭に来て看護師さんの所に連れていき、「また、人の背中を叩きました。A子ちゃんに注射を打ってやって下さい」と言いました。何故ならば、A子ちゃんは他の子に頭を叩かれてたから。。。
暴力はダメだと思い、注射をと思い付きました。看護師さんに
「美千世ちゃん。それは正解だよ❗」と言われました。
そのときはA子ちゃんは注射を打たれなかったみたいです。
そして明くる日、また、背中を叩かれました。A子ちゃんは腕まくりして、
注射を打つなら打ってみろという、ポーズを無言でしてきました。
私はすぐさま看護師さんの所にA 子ちゃんを連れていき、状況を説明しました。
看護師さんは「A 子ちゃん、肝試ししてるんだ?」と言ってA子ちゃんの主治医の先生に連絡をとって先生に来てもらいました。
先生は私に「助かる❗」とお礼を言いました。
A子ちゃんは薬を飲んでなかったみたいで絶好のチャンスみたいでした。
 
それから、明くる日、私は洗面所の鏡の前にいたら、突然、A 子ちゃんが来て後ろから私のことを抱き締めようとしました。ビックリして振り返った瞬間、今度は
ニヤッとして私の胸に触ろうとしたので、
アクションスターの殺陣のように体を触られないようにA子ちゃんと防衛丁々発止をやり合いました。
ヤレヤレと思いましたが「何だか憎めない奴だな?」と感じました。
 
A子ちゃんが寒い日に、
ベットに毛布1枚で寝ていました。別室だったけど何故かその場に居合わせてサナギみたいにクルマって寒そうに眠っていたのでヘルパーさんに「A子ちゃんだけ毛布1枚で寒そうにしてるから掛け布団増やして下さい」とお願いしておきました。
 
その次の日、廊下で看護師さんとA子ちゃんと私が何故か居合わせて、
突然、A子ちゃんがパンツいっちょになり、「俺はAの助だー」と叫び
看護師さんは「アラ、大サービス❗」と微笑んでいましたが、私は向こうの廊下の突き当たりに若い男のヒトがいたので、焦って体でA子ちゃんを隠そうと必死でした。そのあとの事は覚えてないけど焦ったことは記憶にありました。
 
別の日にオリエンテーションでクレープを作ることになって私がクレープのタネをお玉ですくってホットプレートに延ばす係でA子ちゃんが
それをひっくり返す作業を一緒にしました。
ひっくり返すのが上手で周りから上手いね~と誉められてました。
 
Aの助はカラオケでB'zの「ねがい」を歌ってましたが私はAの助がいつもいつでも、黄緑色の蛍光色のジャージを着ていて、顔は似てないけど雰囲気的にX JAPANのhide に似てるなぁと思いました。
ヘルパーさんがA の助は「完全に狂っちゃってるから通じてないよ?」と言ってたけど、
何だか気になる存在でした。
 
再び、看護師さんとA子ちゃんと私と居合わせたときに突然、私に「オネィチャン好き」と言ってきました。私は前にユリと名付けてジーっと見つめて困らせた女の子が退院したいと泣きついて、病院を去ったと聞いたのでAの助は寂しいんだな?と思いました。
 
私は退院するときにAの助に
あーくしゅ❗エスオーエス❗って言われて
手を握られて握手しかえしました。
 
その事を通っていた障がい者作業所の所長と一人の仲間に話しました。所長は「その子、うちに来て欲しい❗」と笑いながら私にいいました。仲間は「大変だよ❗」と笑ってました。
 
「外来で20何年かぶりにA の助を見かけお父さんと一緒で名前を呼ばれてうん❗と返事をして静かに診察室入っていったよ?」と
所長に告げましたが「薬が効いてるのかな?」と言い「良い入院ライフだったじゃん❗」と言われ、私に気づかせてくれました。
 
A の助のお陰で
入院を、あんなに抵抗してた私は
妹みたいに一緒にいることで楽しいっちゃ
アレだけど楽しく過ごせました。
愛すべきいたずらっ子で今思えば
可愛かったな?愛すべき存在だったな?と思い出されます。
 
イマコ蝶々、いまりんでした。