奈良国立博物館に寄ったついでに、東大寺の大仏殿も見学してきました。
想像していたよりもだいぶ大きく、かなり圧倒されました。
工事の機械もない時代に、このような巨大な大仏を造るというのは本当に大事業であったことが推測されます。
また、大仏殿には四天王の銅像もありました。(写真が2枚しかないですが)こちらもかなりの大きさで、細部の装飾もかなり精巧です。
大仏殿の外や、近くの奈良公園にはシカがたくさんいました。
たくさんの外国人の観光客の方がシカせんべいをあげていました。
Xか何かで、奈良公園のシカはせんべいをあげると食べる前にお辞儀をする、というのが一時期話題になっていたかと思うのですが、せんべいをあげる時に「どうも」と言いながら、お互いにお辞儀をしてせんべいをあげている外国人の方を二人も見ました。
今回の東大寺では、仏像の見方やシカが神の使いとされていることなど、「あっ!これって〇研ゼミでやったやつだ!」ならぬ「あっ!これってよくわかる神仏と人物のフシギ@静嘉堂文庫美術館の解説文に書いてあったやつだ!」となる瞬間がありました。奈良国立博物館の一部の展示も、よくわかる神仏と人物のフシギ展で得た知識が役に立ちました。
私は奈良県に来たのは初めてだと思ったのですが、たぶん20年ほど前、信貴山城という城を見に奈良県を訪れていたことを思い出しました。信貴山城を建てた松永久秀という武将は、東大寺の大仏殿を焼き払った(わざとではなく何らかの手違いだった説もあり)ことで有名ですが、大仏殿の現物を見て、あのような大仏殿を焼き払おうとするとは、なかなかすごいというかやばいなあと思いました。