第11位までの

ランキング発表が終わりました。

前回はこちら。

 

 

 

いよいよ最後。

第10位から第1位までを紹介します。

 

今年の俺のベスト10はこの曲だ!

 

 

 

 

 

 

第10位

Liella!

『START!! True dreams』

(2021年7月21日発売)

作詞:畑亜貴

作曲:小幡康裕

編曲:山下洋介

 

 

「ラブライブ!」最新作のTVアニメ

「ラブライブ!スーパースター!!」

私立結ヶ丘女子高等学校を舞台に

スクールアイドルになって歌いたい

夢を叶えたい彼女達の物語を彩った

OPテーマソング。

作曲は「コアラモード.」の

小幡康裕が提供している。

 

アニメは主人公の澁谷かのんが

歌うことが好きなのに

歌えなくなってしまった挫折から

前を向いて夢を叶えるために

一歩踏み出すというストーリーで、

史上初めて主人公を一般公募し

「ラブライブ!のキャストになりたい」

という強い想いが実り

見事に澁谷かのん役を射止めた

伊達さゆりが好演している。

最初は正直期待していなかったんですが

すっかりハマってしまった。

 

新国立競技場をモチーフに

東京オリンピック開催に

合わせたような華やかな演出。

どこまでCGか手描きアニメか

わからないレベルの

ライブCGのクオリティーはやっぱり凄い。

イントロの終わり際の0:25

音に合わせて

かのんが右に左にLポーズで

同じ動きをする振付がとくに好き。

この曲を聞くと心が駆け出すような

ワクワクした気持ちになれます。

 

<公式フルVer.>

 

 

 

 

 

 

 

 

第9位

 

NELN

『snow light』

(2021年2月5日配信発売)

作詞:森岡千織

作曲:Shinnosuke Nakasone

編曲:Hayato Watanabe

 

 

昨年デビューのアイドル

「NELN(ネルン)」の

12ヶ月連続リリースの10番目として

2月に配信リリース、

1stアルバム「dawn」に収録された。

MV時は4人で現在は3人、

来年にも1人卒業予定なので

新メンバーを加えて新体制になる。

 

昨年のこのアイでは

第30位に『オレンジ』を取り上げましたが

とてもよく似た曲調で、

ピアノとクラップのAメロ、

やや長いBメロで焦らして

どんどん音が厚みを増していき

サビで爆発するのがかっこいい。

自分の好きなタイプの楽曲です。

 

モノクロ世界で

コンテンポラリーダンスを踊ったり、

天井からのアングルでベッドを映したり

室内で雪が舞ったりして

不思議な感覚に陥るMV。

「胸を刺して声が咲いた」「さよなら」

「誰もいないや」「僕を刺した君もいないや」

「置いていかないで」

比喩なのか?現実なのか?

意味がわかると少し怖くなる歌詞でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

第8位

わーすた

『春花火』

(2021年3月3日発売)

作詞:ヒグチアイ

作曲:草野華余子

編曲:岸田勇気

 

 

わーすたのグループ初の

桜ソングとなった7thシングル。

MVに登場する猫は

でんぱ組.incの藤咲彩音の愛猫カナル。

 

アイドル界屈指のツインボーカル

三品瑠香と廣川奈々聖の

ハーモニーが美しいスローバラード。

卒業をテーマに新しい一歩を

踏み出す勇気をもらえる楽曲。

 

作曲の草野氏が

「わーすたちゃんなら歌いこなせる」と

信頼して作曲した

幅広いレンジの高難度の楽曲を

メンバーが優しく感情的な歌声と

美しいダンスで見事に表現し

芸術的な作品に仕上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

第7位

MyDearDarlin'

『FLOWER』

(2020年12月15日発売)

作詞・作曲:JVNTA

編曲:JVNTA、高田翼(Diosta inc.)

 

 

再び登場のマイディア。

昨年12月に発売した

1stトリプルA面シングル

『Candy Chu!/FLOWER/青の君』より。

若手作曲家JVNTA氏が

作詞・作曲を手掛けた。

 

ギター&ストリングスによる

壮大なバンドサウンドで

マイディアらしい爽やかさと

凜としたかっこよさを感じる楽曲。

なんといってもサビ。

一人の夜も君は独りじゃない 繋いだ手は離れたりしないよ

ここのメロディーが天才。

12月21日に発売される

1stアルバム『Dearest』のリード曲

『SAYONARA』もJVNTA氏が手掛け

『FLOWER』と同じ振付を取り入れた

アンサーソングになっている。

 

このMV動画のサムネになっている

松本玲奈からこのグループに

興味を持ったので

楽曲発売から1ヶ月も経たずに

急に卒業してしまったのは

悲しかった思い出……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第6位

PiXMiX

『卒業レールウェイ』

(2021年2月3日発売)

作詞:金子麻友美

作曲:金子麻友美、久下真音

編曲:久下真音

 

 

東宝芸能所属のアイドルグループ

「PiXMiX(ピックスミックス)」の

1stアルバム「君がいたから」リード曲。

3年前の結成時からのメンバーだった

ITSUKIが今作をもって卒業した。

 

卒業というゴールへ向かう

電車をイメージした楽曲。

「仰げば尊し」のメロディーが入ったり

「Wow Wow Wow」や

「Shooby Dooby」の合いの手が入る

明るく楽しくリズミカルで

ポジティブな卒業ソングなのだが

聞くほどに歌詞が沁みて泣けてしまう。

 

「ITSUKIの卒業レールウェイ」ライブより。

最高の仲間がいて 応援してくれるから たとえ離れてても

ああ心強いなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

第5位

乃木坂46

『僕は僕を好きになる』

(2021年1月27日発売)

作詞:秋元康

作曲:杉山勝彦

 

 

乃木坂46の26枚目シングル。

山下美月が初めてセンターを務め、

昨年11月に卒業を発表した堀未央奈が

最後に参加したシングルとなった。

 

乃木坂46の名曲といえば

杉山勝彦氏は外せない。

今作でも美しいメロディーラインで

聞けば聞くほど良くなるスルメ曲。

表の自分が生きにくくなっているのは

裏の自分がそうしているだけで

受け入れたら世界が変わるよという

メッセージソングになっている。

「僕」と「僕」がシンメトリーになっているのも

表と裏の対称的な姿を強調しているのだろう。

 

1番は普通のMVダンスシーンが

――実はMV撮影中のアイドルの姿、

2番では帰宅しての家族団欒

――かと思いきや女優としての姿、

オフにメンバーと私服で楽しく買い物

――と思わせて雑誌の撮影、

移動中にもバラエティのドッキリ企画と

休む暇がないアイドルという職業に

密着したようなドキュメンタリータッチで

「人生は近過ぎちゃ見えなくなる 一歩引いて見てごらん」

という歌詞を

上手く表現した良質MV。

また初めて別バージョンで

アニメ版MVも制作された。

 

 

 

 

 

 

 

第4位

アクアノート

『愛だよね!?』

(2021年5月26日発売)

作詞・作曲:多田慎也

編曲:島田尚

 

 

水をコンセプトにしたアイドル

アクアノートの

メジャー1stシングル。

 

作詞・作曲が多田慎也氏

編曲が島田尚氏という

アイドル界最強のタッグによる楽曲。

某アニソンを連想する人もいるだろうが

そんなこと歯牙にもかけない

圧倒的王道アイドルソング。

 

魔法をかけて 3 2 1 GO!!!

こっちを向いてよ Darlin' Darlin' 恋してる

恋する乙女心を描いた可愛い曲で

気づいたらサビが繰り返し流れていた。

この曲のカップリングで

同じく多田&島田コンビの

『恋心クレッシェンド』も良曲だ。

 

ここも双葉樹里と夕月朝葉の

卒業が本当に痛手だが

よく考えたら2人とも

まだ中学生だったのかと……。

高校受験もあるし

心と体が成長する大事な時期なので

やむを得ないところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

第3位

澁谷かのん(CV、伊達さゆり)、唐可可(CV、Liyuu)

『Tiny Stars』

(2021年8月25日発売)

作詞:宮嶋淳子

作曲・編曲:秋浦智裕

弦編曲:兼松 衆

 

 

「ラブライブ!スーパースター!!」

第3話の挿入歌。

挿入歌でありながら

OP『START!! True Dreams』や

ED『未来は風のように』よりも

動画の再生回数が多い(140万)。

CDは第1話ED曲の

『未来予報ハレルヤ』と両A面で発売。

 

フェスで優勝しなければ

スクールアイドル廃部の危機の

第3話のクライマックスで

澁谷かのんと

唐可可(タン・クゥクゥ)のユニット

「クーカー」の2人が歌唱した。

 

4536の王道コード進行の安心感に

初めて聞いた瞬間「好き!」って

叫びたくなるほどがっちり心を掴まれた。

イントロに中国語で

「小星星(シャオシンシン)」と入っていたり

観客席のちーちゃんが

私も2人の隣で踊りたいという気持ちを

必死に我慢している姿がエモい。
リアルの2人は身長差がすごくて

そこも味があって良いと思う。

 

<公式フルVer.>

 

 

 

 

 

 

 

第2位

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

『夢がここからはじまるよ』

(2021年1月13日発売)

作詞:Ayaka Miyake

作曲:中村歩、野口大志

 

 

昨年の「このアイ2021」覇者

「ラブライブ!

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」

最終回となる第13話の

クライマックスで流れた挿入歌。

 

誰が聞いてもわかるほど

アニメソングとしても

アイドルソングとしても名曲。

「アニソンバトルBEST20」で

SnowMan佐久間大介のどハマり曲として

テレビで紹介されていた。

今年1月に楽曲が発売されたが

アニメは昨年12月に放送されていて

その時点で2021年のこのアイは

この曲がナンバー1だろうと思っていた。

しかし本当にギリギリまで

第1位と接戦を繰り広げ僅差の2位に。

 

物語の中ではイントロを

主人公の高咲侑が作曲し

虹ヶ咲メンバーが作詞した設定で

音楽科に転科する試験を受ける

侑を応援するために作られた楽曲。

その設定を踏襲した3rdライブで

高咲侑役の矢野妃菜喜が

観客が注目する中でピアノに向かい

震える指で前奏を演奏したのが感動的。

 

<3rdライブより>

 

<公式フルVer.>

 

 

 

 

 

 

そして……。

 

 

 

 

このアイドルソングがすごい!2021年版、

第1位の曲は――!?

 

 

 

 

 

 

 

第1位

超ときめき♡宣伝部

『エンドレス』

(2020年12月23日発売)

作詞・作曲:谷口鮪 (KANA-BOON) 

編曲:野村陽一郎

 

 

スターダストプラネットのアイドル

超ときめき♡宣伝部の

昨年末に発売されたアルバム

「ときめきがすべて」に収録。

「KANA-BOON」谷口鮪氏の

楽曲提供によるアルバムリード曲。

 

サビのパンチダンスが特徴的で

夢に向かって全力で背中を押してくれる

とことん明るくてハッピーになれる楽曲。

最初の頃は歌に自信が無くて

極端に歌割りが少なく

台詞だけのこともあった辻野かなみが

大事なCパートの落ちソロを任されていて

最初の一歩が小さく見えるまで 走り続けるよ紐が解けても

ここを歌うところが最高にエモい。

そして最後の

大きなハートでウルッときてしまう。

 

 

「アイドルソング」って

鋭く曲がる変化球もいいけど

やっぱり気持ちいいくらいの

ど真ん中ストレートが好きだなぁ。

――ということで

今年1番心を揺さぶられたアイドルは

超ときめき♡宣伝部でした。

第1位おめでとうございます!!

 

 

次回は

惜しくも選外となった楽曲や

アイドルソング以外の曲紹介、

2021年アイドルソングの感想など書きます。