「ラストアイドル シーズン4」

バラエティ番組にリニューアルした

「ラスアイ、よろしく!」

4月27日深夜放送の第26回目。

 

今回は「歩く芸術」団体行動を指導して

大成功に導いた名将

清原伸彦監督を中心に振り返る。

本番が終わって1ヶ月、

この企画まだ引っ張るのか……。

 

 

 

 

 

2018年12月25日の長野合宿で

監督がメンバーと初対面した日。

アイドルだろうと女性だろうと

教える相手を差別しないと話した。

「私はお年寄りであろうが若者であろうが、男性であろうが女性であろうが、小学生であろうが人を教えるのに差別はありません。全く差別なし。大事なことは、私たちそんなこと(団体行動)をやるためにこの世界に入ったんじゃないわよと思うんだけども、このグループの人達が個人個人で個性を生かしてやっていくのに、その人達がひとつになってこんなことができるって、世の中びっくりするよ?頑張ってやりましょう!」

 

そうして

素人の彼女たちに優しく笑顔で

「いいですよ」と褒めながら指導。

事前のVTRでは鬼の形相で

怒鳴ってるイメージがあったから

意外な印象だった。

 

練習初日に

交差(クロス)の大技をやらせた意図は?

「できなくてもいいんですよ。下から段階積ませていくと時間がかかるし飽きちゃう。こういうことをやろうという意識もないから、興味を持ちながら物事をやらせてあげなくちゃいかんのじゃないかな」

今できなくてもいいから

とにかく興味を持たせるのが大事だと。

 

メンバーが疲れて飽きてきた頃に

わざと指揮者を

「もっと大きな声で号令出してやれ」と怒る。

監督の怒声にメンバーもシャキっとなった。

あえて怒りの方向を変えることで

彼女たちを怒らずに緊張感を持たせる。

さすがです。

 

練習を終えてメンバーも楽しかったと笑顔。

朝日「辛いと思ってたら楽しかった」

石川「一流の監督だなと思いました」

 

間島「もうちょっと怒ってほしい」

中村「もっと怒るのかなと思ってたけど」

 

 

1月の千葉合宿。

放送では初回しか流れなかったが

「故郷」を歌うのが恒例だったようだ。

 

 

2月の箱根合宿では

難度もスピードも加速。

監督も本番へ向けてスイッチが入り

厳しく声を荒げる場面も見られた。

安田さんの遅れての参加に始まり

バンドワゴンの件もあるし

ミスが連鎖して

この時が1番ギスギスしていた印象。

 

監督「駄目ですね。まだまだ……なかなか敵は手強いよ」

監督の言う「敵」とは?

 

監督「感受性の強い子たちだから、認めてやりながら気が付いていないことを教えてやらなきゃいけない。大変だ。でも俺はいい勉強してますよ。まだこの歳でも勉強ですよ」

 

 

3月の箱根合宿(2回目)は

監督も本気モードの熱い指導。

 

監督「『集団』っていう経験がおそらくみんな無い人達だから、個人個人の表現だから、これをひとつにまとめるっていうのは大変さもあるけど、逆にアイドルの子たちよく我慢してると思います。我慢している子には夢を与えてあげなきゃいかんからね。この我慢が無駄じゃないよというようなことを伝えてあげなきゃいかんと思います」

 

メンバーから見た監督の印象は?

清原「清原先生の言う言葉が大好きで、すごい響くんですよ。それ聞いたら『やるしかないな』とか、『なんでさっき一生懸命やらなかったんだろう』とか(思う)」

 

阿部「アイドルは目立つことがすごく大事なので、人と違うことをしようとずっとやって来たけど、自分がじゃなくてみんなに合わせるって、そういうのが大事だなとすごい学びました」

 

メンバーとの距離も縮まり

食事で監督に話しかけるメンバーの姿も。

 

「歩く芸術」を清原監督が作ったと聞いて

「ええ~」と驚く大森さん。

石川さんが

「私たち清原監督の信者です」と言うと

「じゃあ会費をいただきます」と切り返す。

面白いじゃないか監督。

 

 

 

3月23・24日の本番の様子は

2日目がメインで放送。

 

監督は言う。

「失敗したら僕の責任ですよ。指導者の意義というところは成功させることです。成功させてやらなきゃね、あの子たちのこれからが可哀想だよ。嘘でもいいから成功させてやりたい」

カープの緒方監督も負けたら

「俺が悪い」をよく言い訳にするが

緒方とは雲泥の差だな。

 

2日目は前日の成功を受けて

さらに精度を求められるのだが……

リハーサルで問題点が続出。

整列が歪んだり

交差もぶつかり、

靴紐がほどけてしまうメンバーもいた。

 

本番前にカメラにアピールしたり

おどけるメンバーたち。

清原監督が

全員を集めて喝を入れる。

「何やってんの?今日も本番だよ?調子乗っちゃ駄目よ。気が緩んでる。見たらわかるんだよ。今まで練習したことを思い切ってやりなさいって。必ず成功する。いいもの持ってんだから。気持ちが甘い。締めていけ!」

 

なんか本番前に

ふざけていたメンバーが

悪いみたいな編集ですが

監督の口ぶりからして

リハの内容によるものでしょう。

また悪魔の編集。

 

 

本番は無事成功。

清原監督は

メンバーたちに最後の言葉を贈る。

「まず一言。ありがとう。なぜ、ありがとうと言うか。指導者というのは、失敗したら私の責任、みんなが上手くやって成功してくれたら私の感激。だからもう今日は全部託した。もし失敗したら私の指導が悪かった。失敗する人が動揺するようなところ(状態)でしか本番に出せなかったから。『私は大丈夫、やります』というような気持ちにさせてあげなかったことが、動揺になるし失敗になるんですよ。君たちに『何やってんだ!』とかね、大きな声で怒ったりしたけども、最終的に結果は本当にみんなよく頑張ってくれました。みなさんのこれからの活動におおいに活かしてもらいたい。人間ね、生まれて死ぬ時は1人だけど、あとは全部集団で生きてるんですよ。今そこにいるだけでもう、あなたたちの応援してくれている人がたくさん来ていますよ。そういう人達が『たくましくなった』『今までのアイドルと違って強くなった』って評価しておられる。どうしてそうなのか?“みんなが頑張った”から。こんなにいろんな人があなたたちのために見えない場所でフォローしながらこれができたということを、その気持ちを感謝してください。決して謙虚な気持ちを忘れないこと。もうこれで君たちとは会わないけども……頑張って頑張って。自分の夢、自分の願いが叶うように。あとは心の笑顔を出せ。本当におめでとう。……ありがとう!」

 

ここから『大人サバイバー』の

ドキュメンタリーバージョン

みたいなのが流れた。

こっちもいいなぁ。

 

石川さんが「清原先生ロス」って言ったが

ロスの意味をわかってない感じだった(笑)

 

監督「あなたたちのリサイタル見に行きます」

リサイタルとはまた古い……。

気になって意味を調べたら

1人でやる独奏会や独唱会らしい。

集団集団言いながら

最後にこういうオチをつけてきたか。

じゃあ盛大につっこませてもらおう。

「いや集団じゃないんかい!」

 

 

<ネットの反応>

  • 清原監督は本当に良い指導者だと思う。大人サバイバーの良質なパフォーマンスもメンバーの頑張りはもちろんのこと、清原監督のご指導があってのこと。たくましくなったね。ラストアイドルを導いてくださりありがとうございます。
  • ラスアイメンバーには、「清原伸彦」という素晴らしい指導者に教わった事を忘れないでほしいし、個々の将来につなげてほしい。ラストアイドル、足並み揃えてがんばれ…。
  • 清原監督改めてすごい!! 生徒に合わせて指導の方法考えるところとか流石だな思う! 監督は厳しいけど優しいから、メンバーみんな尊敬しつつも、一緒に笑い合ったりできたんだなって思った。そういう関係を築けるって本当に指導者として素晴らしいなって感じた。
  • 「生まれて死ぬとき以外は全部集団だ」って話は家族とかメンバーとかスタッフのことかとおもったら「いまそこにいるだけでもファンの人がたくさん来ている」だからね。いろいろ言われてるけど清原監督やっぱすげーなあとおもった
  • 今週は歩く芸術・清原監督回。歩く芸術の無限ループ。でも、今までほとんど取り上げられなかった本番2日目の様子も放送。ただ、あまり目新しさは感じられなかった。そして来週も…マジか!げんなりだわ。まぁ多分、次回企画の撮影が現在進行中だと私は予想している
  • 毎回抜かれるメンバー同じだし人数多過ぎて画面から推しを探すのも苦労するわけで箱推しじゃないと楽しめんな。。。
  • #集団行動 秋元Pが意図するものは❓ 考えが古いかもしれない。だが、行進特訓そして本番…。完成度は問わないが目的は果たされ成功した。それよりも感心したのは行進後の #大人サバイバー の完成度は初披露とは言えパフォーマンスが揃ってて素晴らしかった😄 
  • 清原監督SP。ビジネス番組見る感覚レベルでした。しかも今育成もやってるので、もう…刺さります…本人たちのために本気になれるのが本物ですよね…心から…軽く考えてました。心に刻もう…
  • #清原伸彦監督、すごい方だなと思いました。「失敗したら私の責任」という言葉はすごく心にしみました。視聴者である私も監督の言葉は大変勉強になりました。是非、リサイタルを見に行ってあげて下さい(笑)。 #歩く芸術 、メンバーの皆さんも監督もお疲れ様でした! 
  • 〜ロスとリサイタルでお互いピンときてなかったのは世代ギャップそりゃあるよねwww 
  • リサイタルってジャイアンしかしないと思ってた🤣
  • リサイタルなんて言葉、ジャイアンでしか使わないわw 
  • サラリと字幕で番組終了のお知らせなくてホッとした😌 
  • 来週も安定の歩く芸術ですね… メンバーにフォーカス当たってるからこれまでよりは楽しんで見れそうだけど 
  • 歩く芸術本体ってよりかはアイドルの日常のメイキングってことでいいのかな?
  • ラスアイよろしく良かった😭 歩く芸術観てたらほんと泣きそうになるんだよなぁ💦最初は批判が多かった企画だけど、結果的にとても良かったよね😊 

 

今週24日、

シドニー五輪女子マラソンで

金メダルの高橋尚子さんや

銀・銅メダルの有森裕子さんを指導した

「小出監督」こと

小出義雄さんが80歳で永眠された。

 

小出監督の訃報を聞いた有森さんが

監督の思い出を涙ながらに語り、

怪我をして焦っている時に

こんな言葉をかけられたという。

「有森、なんで故障したんだろう、と思うな。物事には意味のないものなどない。どんなことが起きても“せっかく”と思え」

せっかく怪我をしたんだから

今はゆっくり休みなさい、と。

この言葉が

有森さんを支える原動力となった。

 

小出監督といえば

「褒めて伸ばす」指導法で有名。

歩く芸術の清原監督も

良いところを見つけて

大袈裟に褒めてやり

選手をやる気にさせていた。

怒ってばかり

批判してばかりじゃ

誰だってやる気を失くしてしまう。

 

石川さんがよくモノマネしていましたが

舐められない程度に

イジれる雰囲気というのも大切。

他人を認めることで

自分も認められるようになる。

相手を尊敬することで

尊敬される存在になる。

清原監督は本当に良い指導者でした。

 

自分のブログでも

良いことを取り上げて

「褒める」ことを忘れないように

していきたいと思いましたね。

 

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

 

 

 

オリコンのウィークリーランキングで

『大人サバイバー』が1位を獲得。

 

次回は

合宿中のリラックスした

メンバーたちの素顔を紹介。

真剣な練習風景ばかりで

本放送に入らなかった

笑えるシーンが放送されるようだ。

新展開の告知なし。

 

 

 

【ラストアイドル】『ラスアイ、よろしく!』バラエティ回まとめ