12月24日にAbemaTVで一挙放送した

アニメ「School Days(スクールデイズ)」

 

「中に誰もいませんよ」

「誠死ね」

「nice boat」で有名なアニメ。

3年連続でクリスマスイブに放送する

クリぼっちのストレス発散の場?

過去2年は夜勤だったから見れず、

今年は日勤で残業後でしたが

なんとか見ることができました。

 

 

あらすじ

“伊藤 誠(いとう まこと)”が“桂 言葉(かつら ことのは)”と出合ったのは榊野学園の入学式のとき。 言葉は誠の隣のクラスで、同じ沿線から通っていて、毎日同じ時刻の電車に乗り本を読んでいる。気にはなるけど、 遠くから眺めているだけ…。ただ、それだけの存在だった。 携帯電話のおまじない… 「好きな人の写真を待ち受けにして3週間、誰にもバレなかったら恋が成就する」 誠はばかばかしいと思いながらも、電車で出会う言葉の姿を携帯電話の待ち受けにする。 だが、そんな誠の待ち受け画面に映った言葉の写真を同じクラスで隣の席の“西園寺世界(さいおんじ せかい)” に見られてしまう。おまじないを始めて1日目ではかなく散ってしまった淡い期待だったが、世界が勝手に誠の 待ち受けを見てしまったお詫びにと、誠と言葉の仲を応援したいと二人の間を取り持つ事に…。 その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。

 

 

「誠死ね」と言われるように

(“死ね”が禁止されてるサイトでは

「誠氏ね」などと表現される)

このアニメの主人公の伊藤誠は

死んでほしいくらいの最低男。

 

世界が応援してくれて

言葉と付き合い始めるのに、

世界が実は私も誠が好きと告白し

先に世界とエッチしてしまう。

そこからガードの固い言葉より

簡単にやらせてくれる世界の方にはまり

さらに他の女にも手を出して

泥沼の関係にこじれていく。

 

誠は言葉と別れたつもりになっているが

言葉は別れようと聞いてないから

まだ付き合ってるつもりになっている。

誠はっきり言えよ。

お前のはっきりしない態度が原因だぞ。

 

誘惑してしまう世界も悪いのだが

アニメでは脇役の数人ともエッチして

平気な顔でいるあたり

誠のクズさが際立っている。

 

 

 

スクールデイズの一挙放送は

コメントありで

他のユーザーと一緒に見ると楽しい。

 

OPでは

モールス信号のような効果音があって

「ぽぽーぽぽ」とコメント。

 

誠が勘違い発言をすると

一斉に「は?」とコメント。

3分に1回は「は?」と言われていた。

 

 

「あなたが…いない」がEDで流れる

第9話『後夜祭』は凄かったな。

言葉がレイプされて終わるという最悪な展開。

この曲はゲーム版で

毎回エンディングに流れていたから

とくに思い入れがある。

 

 

 

11話で終わっておけば

まだ良かったのに。

 

 

このアニメが伝説となったのは

最終回の“斬殺シーン”。

 

世界が妊娠したと聞いて

「そんなの俺は知らないよ」と

無責任な誠は言葉の方にヨリを戻す。

さらに堕胎をもちかけてきた誠に

世界は激怒し、

誠を包丁でめった刺しにして殺してしまう。

 

家に帰って誠の死体を見た言葉は

世界にメールを送り

屋上に呼びだして

今度は言葉が世界を殺害する……。

 

妊娠したと言った世界は

実は妊娠していなかった。

(想像妊娠だった)

言葉は世界の腹を切り裂いて

やっぱり妊娠してないじゃないですかという意味で

「中に誰もいませんよ」とつぶやく。

 

本来は赤い血が規制のために

真っ黒になっている……。

 

誠が刺された瞬間、

「やったぜ」

「メリークリスマス」を祝う人達。

 

 

そういえば

市川紗椰さんがフジテレビで

紹介してくれていましたね。

 

 

このエンディングはアニメオリジナルで

ゲームだと「鮮血の結末」という

横断歩道橋で

誠も他の生徒たちも見ている中で

言葉が世界の首を切って血がドバッと噴き出す

ショッキングな結末が有名。

 

あとは言葉が世界に突き飛ばされて

電車に轢かれる直前に

誠が手を掴むがそのまま撥ねられ

手首だけが残ったり、

言葉が建物の屋上から転落自殺して

死の直前に目が合うやつも怖かった。

逆に言葉を助ける男気溢れる

ハッピーエンドもある。

 

 

 

 

 

まあアニメは悲惨なエンディングですが

ゲームはマジで良かったです。

通常シーンもエッチシーンも

フルアニメで動くし

すごくクオリティ高い。

俺も久しぶりに見たくなってしまった。

同じ日に『犬神家の一族』もあって

これも録画したので後で見なきゃ。

 

 

ところで

コメントで多かったのが

誠がクロちゃん並のクズだという件。

「どちらも選べないしん」

「あ~ん、どうすればいいか、

わからないしんよ~」とか言いそう。

 

そのクロちゃんの出演した

『水曜日のダウンタウン』の1コーナー

「MONSTER HOUSE」が最終回を迎え、

莉音と蘭の2人に振られた

嘘つきでクズな彼が

としまえん内の檻に

閉じ込められることになった。

 

閉じ込められる時間を

D投票で決めるシステムで

クロちゃんのした行動(二股)を

青→許せる

赤→許せない

視聴者に決めさせていた。

 

俺はクロちゃんの行動や言動には

「許せない」ところもあったが

人間を檻に入れて見世物にするという

番組の企画に腹が立った。

そっちの方が許せないから

青の「許せる」に投票。

 

それに

スクールデイズの誠を見ているから

クロちゃんはまだマシに思えた(笑)

すぐキスしたがるけど

そのための流れは見え見えだし

嫌なら断る機会も与えている。

 

ところがこの投票の結果は

95%が「許せない」

5%が「許せる」だった。

 

は?

それはあり得ない。

匿名のネット投票は

どんな一方的な投票でも

1ケタにはならないものです。

よくわかっていない人や

天邪鬼な奴や

愉快犯がわざと逆を入れたりします。

 

さらに言うと

檻に閉じ込める罰ゲームの内容も

わかって投票させているわけで

今回のような

道徳的におかしい罰ゲームでは

反発する人が10%はいるはず。

さすがに1ケタにはなりませんよ。

 

直後におかしいなと感じた人が

Twitterでもたくさんいたようで

ヤラセを疑ったり

それはやりすぎだという声が

1割以上はあった。

テレビの汚い部分を見てしまった気分です。

 

結局この罰ゲームは

夜中に人が押し掛けて大騒ぎになり中止。

TBSが謝罪する事態になる。

番組スタッフもプロデューサーも

そろってアホすぎ。

 

 

 

 

「モンスターハウス」の

真のモンスターは悪ノリする番組側と

周りの迷惑も顧みず

集まって騒ぐ視聴者たちだった

という検証結果に―――――。