究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年11月25日深夜に放送した

第16回目を振り返ります。

「ラストアイドル史上最大事件勃発」!?

 

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

第9戦:○長月翠(4)VS●八剱咲羅(0) ※倉田真由美

第10戦:○間島和奏(3)VS●松本ももな(1) ※白戸佑輔

第11戦:●間島和奏(1)VS○阿部菜々実(3) ※大森靖子

第12戦:○吉崎綾(4)VS●西村歩乃果(0) ※宇野常寛

第13戦:●長月翠(3)VS○蒲原令奈(1) ※吉田豪

第14戦:●小澤愛実(2)VS○大石夏摘(2) ※倉田真由美

第15戦:○蒲原令奈(2)VS●清原梨央(2) ※中森明夫

第16戦:○大石夏摘(4)VS●大森莉緒(0) ※YOU

第17戦:○吉崎綾(4)VS●籾山ひめり(0) ※ピエール中野

第18戦:○阿部菜々実(3)VS●猪子れいあ(1) ※蜷川実花

 

 

 

今回の審査員は

マーティ・フリードマン、

竹中夏海、宇野常寛、杉山勝彦。

 

 

番組冒頭、

伊集院さんが神妙な面持ちで話し出す。

「お知らせしなければいけないことがたくさんあります。審査員のみなさんも初めて聞くことや、メンバーの中にもまだ全貌がわからない方もいるんです」

 

この重苦しい空気の中、

暫定メンバーが登場。

ここで異変が……。

立ち位置5番の蒲原令奈さんが

収録に来ていない。

伊集院「実は数日前に蒲原さん、暫定メンバーを辞退したいと。蒲原さんの心の中にいったい何が起きたのか。故郷、沖縄まで行きましてインタビューしてきました」

 

蒲原さんのインタビュー映像。

「この1ヵ月、みんなと活動していくうちに、自分のやりたいこととはちょっと違うなってことに気づいて……やっぱりアイドルではなくてシンガーとして、やっていきたいなと思って。そう(辞退を)決めました。ラストアイドルのメンバーのみなさん。本当に1ヵ月いろいろありがとうございました。私はこれから夢に向かって、前に進んでいこうと思うのでみなさんも頑張ってください」

ふ~む、

なるほどね~。

それは仕方ないなぁ。

頑張ってね><

 

……って言うと思うか!!!

ここはアイドル番組なんだから

アイドル目指す人が集まって来る場所。

なぜオーディション受けたんだよ。

(この件はあとで説明します)

 

 

蒲原さんに母親みたいと言われて

仲の良かった古賀さんの気持ちは?

「間違ってるって言う人は、多分いっぱいいると思うけど、私は、令奈が、15歳の彼女が悩んで悩んで決めた結果は、全部正しいって思ってあげたいから、彼女の辞退は受け止めます」

 

吉崎さんは蒲原さんが悩んでいたことに

気付いてあげれなかった自分を責める。

 

ここで宇野が持論を展開。

「外側から見ると、はっきり言って(番組を)踏み台にされた、と感じる人も多いと思う。ただ僕は、彼女にはその権利があると思います。ラストアイドルっていうはっきり言って“ひとでなし”の番組ですよ。残酷ショーですよ。そこに自ら晒されに行って、実力で勝った。彼女にはこの番組を踏み台にする権利が、僕はあると思います」

蒲原さんを「悪役」にして

それを擁護するのは

どっちが卑しいんだか。

お前の発言に

吉崎さんが「違う」と首を振っていた。

そんなつもりで辞退したんじゃない

踏み台にしたかったわけじゃないって

彼女は言いたいのに

ベラベラとわかったふうな口利きやがって。

(これもあとで説明します)

 

マーティさんは全くビックリしてないと言い、

竹中さんは蒲原さんを擁護する。

「そんな責められることじゃないと思ってしまうんですね私は。沖縄でのびのび歌っていた子が、こうやって東京に出て来て夢を叶えるんだったらいいんですけど、すごく揚げ足を取られるような叩かれ方をしていたりとか。夢なんて毎日変わるし、やりたいこともグラグラする歳だし、大学4年間出ても自分のやりたいことなんてわかんない人いっぱいいるじゃないですか。私もそうだったんですけど。すごい『逃げて』っていう気持ちで見ていたので、どこかちょっとホッとしています」

 

 

空席の立ち位置5番をどうするのか?

番組側はこの2人に

敗者復活戦を用意していた。

 

1人目は元立ち位置5番、

現シュークリームロケッツの

長月翠(ながつきみどり)さん。(17歳)

 

もう1人は

立ち位置5番に挑戦して敗れた

清原梨央(きよはらりお)さん。

どちらも蒲原さんに敗れた者同士に

復活の権利が与えられた。

 

蒲原さんの脱退を聞いた長月さんは

シュークリームロケッツとの兼任を条件に

今回の戦いを承諾。

一方の清原さんは事態が飲み込めず

1度時間がほしいと考えてから

後日この対戦を承諾した。

清原「長月さんを超えることができたら、自信を持って頑張っていけるんじゃないかなと思って」

 

 

初めての敗者復活戦。

スタジオに2人が登場する。

 

長月「今までのラストアイドルの未練をセカンドユニットでぶつけようと思ってたんですけど、またもう1度ラストアイドルに戻れるチャンスをいただけたので、やるしかないなと思って再挑戦しに来ました」

 

清原「私だけ2度もこの場で挑戦させていただくっていうことにすごく葛藤があったんですけど、でもここは自分の気持ちに素直になって、頑張ろうと思って今日ここに来ました」

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

先攻の長月さんが歌うのは

乃木坂46『ロマンスのスタート』

長月さんはやっぱり乃木坂が似合う。

服装も乃木坂を意識している。

歌もダンスも笑顔も100点で

ザ・アイドルといった歌唱でした。

それよりも古賀さんが

嬉しそうに見ていたのが良かった。

 

 

 

後攻の清原さん。

「私は初回からラストアイドルを毎週見ていたんですけど、長月さんに憧れていて、できることなら一緒のステージで歌いたかった。だから今日は違う形ではあるんですけど、一緒にここに立つことができてすごく嬉しいです」

長月さんが清原さんのお寺を知っていたり

同じ17歳で愛媛県出身、

何かとつながりのある2人の対決。

 

歌う曲は

NMB48『僕らのユリイカ』

うっ……これは歌が厳しい。

とくに低音を外しまくっている。

ものすごい原石感はあるが

12月にデビューを控えた

正式メンバーとしては厳しいかも。

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

この勝負のジャッジは

宇野常寛。

眉間にしわを寄せて考え込んでいる。

 

 

長月さんのラストアピール。

「叶えられなかった夢をもう1度ここで。『バンドワゴン』を歌うっていう夢を叶えさせてください」

 

清原さんのラストアピール。

「この短期間でたくさんの経験、思いをさせていただきました。『バンドワゴン』を歌って誰かの心を動かしてみたいです」

 

 

 

勝者は……

 

「長月翠」

 

それを聞いて

マーティがめっちゃ拍手(笑)

後日談「歴史が直された感じ」

 

 

宇野のジャッジ理由。

「ラストアイドルという、まぁ言ってしまえば良くも悪くもセンセーショナルなスキャンダラスなユニットですよ。1回地獄を見て、そして戻って来た人間だけがやれることがある、そう思いました」

いちいち番組を

馬鹿にするのは何なん?

 

宇野のジャッジ自体は納得できる。

清原さんに対しては

「あのタイプの正統派は阿部がいるので」とのこと。

長月さんは「変化球」らしい。

後に後藤次利さんは長月さんを見て

「豪速球」と言ったが俺も後者だと思う。

 

 

勝った長月さんのコメント。

「選んでいただいたからには、もう2度とこの位置は手放さないし、『バンドワゴン』を誰よりも素敵に歌うってことを頑張っていきたいです。ありがとうございます」

ラストアイドルじゃなくてもアイドルはできるけど

『バンドワゴン』を歌えるのはラストアイドルだけ。

長月さんの強い気持ちは伝わって来た。

 

 

敗れた清原さんのコメント。

「正直、もう悔いはなくて……長月さんがもう1度『バンドワゴン』を歌う姿が見れることが素直にすごく嬉しくて。いつか憧れの長月さんを超えていけるように頑張っていくので応援していただけたら嬉しいです」

 

戦い終わった2人が

お互いを認め合っていることを察し

伊集院さんがこう促す。

「誠に異例ですけど握手なり抱擁なりいかがですか?戦った相手と」

 

長月さんと清原さんが抱き合う。

対戦相手とバトルのあとで仲良くなる

初めてのケースだった。

同じ17歳でも長月さんがお姉さんに見えた。

 

 

その他のジャッジを含めると

長月:3票(宇野、マーティ、杉山)

清原:1票(竹中)でした。

 

 

長月さんが復帰した

ラストアイドル『バンドワゴン』披露。

 

そしてまた1つ

セカンドユニットが生まれる!?

 

 

※蒲原辞退の件。

 

この番組について

初めてブログに書いたのが

蒲原さんの辞退の記事だった。

 

昨年のこの時は突然辞退した

蒲原さんに嫌悪感しかなくて

かなりきついこと書いてるけど

誰も彼女を責める権利はないし

こうやって振り返りながら見ると

行き過ぎた叩かれ方をされた

蒲原さんに同情してしまう。

「ラストアイドル」は残酷ショーではない

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は

立ち位置6番・鈴木遥夏さんが

中村守里さんの挑戦を受ける。

14歳同士の対決。

勝利の女神はどちらに微笑むのか?

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ