究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年11月18日深夜に放送した

第15回目を振り返ります。

新センター阿部菜々実さんに

「札幌が生んだ破天荒アイドル」が

挑戦状を叩きつける。

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

第9戦:○長月翠(4)VS●八剱咲羅(0) ※倉田真由美

第10戦:○間島和奏(3)VS●松本ももな(1) ※白戸佑輔

第11戦:●間島和奏(1)VS○阿部菜々実(3) ※大森靖子

第12戦:○吉崎綾(4)VS●西村歩乃果(0) ※宇野常寛

第13戦:●長月翠(3)VS○蒲原令奈(1) ※吉田豪

第14戦:●小澤愛実(2)VS○大石夏摘(2) ※倉田真由美

第15戦:○蒲原令奈(2)VS●清原梨央(2) ※中森明夫

第16戦:○大石夏摘(4)VS●大森莉緒(0) ※YOU

第17戦:○吉崎綾(4)VS●籾山ひめり(0) ※ピエール中野

 

 

まず最初に『バンドワゴン』のジャケ写を

蜷川実花さんが撮ることになったと発表。

蜷川さんはAKB48『ヘビーローテーション』

『さよならクロール』『君はメロディー』で

ジャケ写だけではなくMV監督も務めている。

※『バンドワゴン』のMV監督は堤幸彦監督。

 

審査員は前回に続いて

蜷川実花、ピエール中野、白戸佑輔、高田あゆみ。

 

 

18人目の挑戦者

猪子(いのこ)れいあさんが登場。

北海道札幌市出身の13歳。

小学6年生の時、

SUPER☆GiRLSを輩出した

avexのiDOL streetに参加。

約3年間レッスンを重ねて来た。

 

そんな彼女の性格は?

猪子「(大人に)従っているように見せかけて従わないですよ。自分の意見だけ通しますよ」

と、強気だ。

ザリガニの話をしていたが

これは……さすがに割愛。

とにかく「破天荒」と説明されていた。

猪子「ラストアイドルに入って、気合い入れて、磨いて、ズバ抜けたいと思います」

 

 

指名されたのは

立ち位置1番

阿部菜々実(あべななみ)さん。(15歳)

指名された時、

センター対決に

おお~!とどよめくスタジオ。

 

東北を拠点に活動する

『パクスプエラ』と兼任する彼女。

11人目の挑戦者として

センター間島和奏さんと戦い、

見事に椅子を奪い取った。

暫定メンバーとしては

初の防衛戦となる。

 

 

阿部さんを指名した理由は?

猪子「最初は6番の鈴木遥夏さんを指名しようとしていました。収録を見ているうちに阿部さんから目が離せなくなってきて、アイドルを元々やっていたというスタート地点も同じなので、私は阿部さんを指名しました」

 

対する阿部さん。

「この間、間島さんに勝たせていただいて、やっぱりセンターに立たないとわからない気持ちがたくさんあって……今までの間島さんの気持ちを少しわかれた気がして、私は間島さんの真似をしても絶対に勝てないし、なので自分らしい自分にしかできないセンターになろうと思って、今頑張っているので絶対に負けたくないです」

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

先攻の猪子さん、

発声練習を始めて準備万端。

 

歌う曲は

渡辺麻友『シンクロときめき』

まず選曲が素晴らしい。

まゆゆの中で1番好きな曲。

さすがにアイドルストリート生、

歌声はしっかりしているし

振りもかなり正確だった。

最後少し息が上がっていたが

パフォーマンスはかなり高評価。

 

 

歌い終わった猪子さん。

「全力出し切れてスッキリしました」

その笑顔を見る阿部さんは

かなり緊張気味の表情。

どうも様子がおかしい。

 

実は1週間前から風邪で

喉の調子がおかしくて

本調子では無いらしい。

 

挑戦者のパフォーマンスを見た感想は?

阿部「今までアイドルをしてきたということで、本当にアイドルらしくて、すごい可愛くて堂々としていて、今動揺しているっていうか焦っているんですけど……私は私らしいパフォーマンスをして、みなさんに気持ちが伝わればいいなと思っているのでよろしくお願いします」

 

 

歌う曲は

でんぱ組.inc『ブランニューワールド』

今の阿部さんを知っていると

この日の喉の調子が

相当悪かったのがわかる。

全然声が出ていない……。

とくに低音は

声が裏返ってかすれていた。

それでも必死に歌う姿に

なぜか感動してしまった。

 

歌い終わって、

阿部「今の自分の全力は……正直出せなかったんですけど、気持ちが伝われば良かったんと思います。ありがとうございました」

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

この勝負のジャッジは

蜷川実花さん。

自分の手でジャケ写のセンターを

選ぶことになった。

指名されて苦笑い。

来ると思ったのでしょう。

「やだなぁ~」と言ってうつむく。

 

 

猪子さんのラストアピール。

「私は北海道からここに立ち位置センターを勝ち取りに来ました。頑張って練習して来たのでお願いします」

 

阿部さんのラストアピール。

「やっと、ここで、チャンスをもらったので、絶対最後まで残りたいと思います。よろしくお願いします」

 

 

センターはグループの顔。

ここは運命の分かれ道。

 

勝者は……

 

 

暫定メンバー「阿部菜々実」

深々とお辞儀をする阿部さん。

 

 

勝った阿部さんのコメント。

「正直、この対決の自分には納得いっていないので、これからもっと自分を磨いて、最強のアイドルグループのセンターになりたいと思います。ありがとうございました」

 

敗れた猪子さんのコメント。

「あの歌声で自分の思い通りにいかなかったっていうのが、私はすごいと思いました。私は阿部さんの歌声を聴いて、もっとボーカルレッスンとか毎週頑張って、阿部さんの歌声を目標に頑張りたいと思いました。これからもアイドルなれるように頑張るので、また次の機会お会いした時はよろしくお願いします」

ずっと笑顔で、

しかも相手をリスペクトして

なんて良い子なんだろう。

13歳でここまで立派なことを言うのはすごいと

伊集院さんも驚いていた。

 

 

蜷川さんのジャッジ理由。

「本当にギリギリのギリギリまで悩んだんですが、最後の最後に決めたのは、“もう1度見たいか?” 本当に個人的な趣味です。阿部さんが持っている悲しみみたいなものが……アイドルの中にある一瞬落ちる影みたいなものがチラチラ見えるんですよね。逆にれいあちゃんの綻びがないほどの明るいパワーも、すごくこれからの時代に惹かれるなって思ったんだけど、最後は自分の好みで、そういった影を持ち合わせながら前に進んでいるセンターの子がいるアイドルグループっていうのが撮りたいなと思ったし、そういった複雑なことが含まれているグループだったら、すごく興味があるなっていう最後は自分の好みです」

猪子さんの明るさもいいけど、

阿部さんの表情に

すごく惹かれるんですよね。

「もう1度見たい」は納得。

 

 

その他のジャッジは

阿部:3票(蜷川、ピエール、白戸)

猪子:1票(高田)

高田あゆみさんが猪子さんに入れていた。

確かにどちらに転んでもおかしくない勝負。

蜷川さんも最後まで悩むほど

猪子さんは印象が良かったです。

 

舞台裏で猪子さんがインタビュー。

猪子「私にはセンターは厳しすぎたかなって、終わった後に思ったんですけど。このチャンスを活かして次のステップに行きたいと思います」

たらればになるが

他に挑戦していたら

勝っていたかもしれない。

若さと勢いは感じた。

 

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

 

 

 

 

 

番組の最後に『バンドワゴン』披露。

実はこれが最後の……。

 

次回は

「ラストアイドル史上最大事件」勃発!?

伊集院さんが神妙な面持ちで言う。

「お知らせしなければいけないことがたくさんあります」

いったい何が起こったのか?

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ