究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年11月4日深夜に放送した

第13回目を振り返ります。

 

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

第9戦:○長月翠(4)VS●八剱咲羅(0) ※倉田真由美

第10戦:○間島和奏(3)VS●松本ももな(1) ※白戸佑輔

第11戦:●間島和奏(1)VS○阿部菜々実(3) ※大森靖子

第12戦:○吉崎綾(4)VS●西村歩乃果(0) ※宇野常寛

第13戦:●長月翠(3)VS○蒲原令奈(1) ※吉田豪

第14戦:●小澤愛実(2)VS○大石夏摘(2) ※倉田真由美

 

 

3週連続で暫定メンバーが敗れて

7人中5人が入れ替わってしまった。

初期メンバーは

2人(吉崎、安田)しか残っていない。

 

今回の審査員は

中森明夫、YOU、MAIKO、増村エミコ。

初登場の増村さんは

VOJA-tensionのボーカリストで

ドリカムや浜崎あゆみなどの

バックコーラスを務め、

ボイストレーナーでもある。

今回と次回の2回しか出てなくて

ジャッジは1度も無かった。

 

 

MCの伊集院さんが

新メンバーになった大石さんに

今の気持ちを尋ねると、

大石「ずっとテレビで見ていたこの衣装を着れて、ダンスするっていうのはすごく楽しみなんですけど、まだまだ勝負があるっていうと少し怖いです」

 

大石さんを加えての『バンドワゴン』は

ほぼ生歌。(サビだけ被せ)

蒲原さんと大石さんは無難に踊れていた。

 

 

15人目の挑戦者は

清原梨央(きよはらりお)さん。(16歳)

 

愛媛県宇和島市の

住職の家に生まれた高校2年生。

土日は祖父のお寺で手伝いをしている。

 

なぜアイドルを目指すのか?

清原「私は昔すごく引っ込み思案で、今よりもっと暗かったんですけど、辛い時もアイドルから元気をもらって勇気をもらって過ごして来たので、次は私がアイドルになって誰かに勇気や元気を与えたいと思いました」

なんて清楚な顔立ちで

純粋な眼差しなんだろうか。

清原「ここで絶対に勝って、私が12月に『バンドワゴン』を歌います!」

 

 

指名されたのは

代わったばかりの立ち位置5番

蒲原令奈(かもはられな)さん。(15歳)

 

なぜ指名したか?

清原「蒲原さんは歌がすごく上手で、私も聞いた時にすごく感動しました。でも、アイドルに大切なものは私には他にもたくさんあると思っていて、笑顔だったりパフォーマンス力だったり、そこは負けていない自信があったので指名させていただきました」

 

 

それを聞いて、

蒲原「……」

伊集院「蒲原さん?」

蒲原「あ、すいません。今のところ、ちょっと……。ちょっと(自分)バカだねぇ。あの、ちゃんと守りたいです」

その挙動不審な動きに笑いが起きた。

確かにこの子、

キャラは際立って面白い。

 

今気付いたが「原原対決」だな。

これはハラハラするぜ。

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

先攻の清原さんの

マイクパフォーマンス。

「私は歌は上手くありません。でも私には強い想いがあります。よろしくお願いします」

 

歌う曲は

乃木坂46『何度目の青空か?』

 

よし優勝。

選曲は優勝。

……なんだけど

歌がズコーーだった。

まあ立ち位置5番だから

そこまで歌唱力を

気にすることもないのだが、

ここまでの音痴を選ぶと

何を審査してるんだと言われそう。

あまりにも音程外してるから

蒲原さんが笑いを堪えるのに必死です。

 

楽しそうに笑顔で歌ってるところは良かった。

お客さんの手拍子がいつもより

大きかったのはそれだけ

頑張れって応援したくなるものが

あったということでしょう。

 

 

後攻の蒲原さんが歌う前に

裏でモニタリングしていた

古賀さんが突然泣きだした。

古賀「(蒲原が)昨日、熱出して……頑張ってたから」

どうやら蒲原さんは体調不良なのに

そのことを隠して戦っている。

彼女を心配しての涙だった。

 

歌う曲は

ONE OK ROCK『Wherever you are』

 

さすがに上手い。

あまり声は出ていないところに

体調不良の影響は感じる。

選曲も歌い方もアイドルではないけど

この実力は認めないといけないだろう。

 

古賀さんの優しい面も見れた。

以前「お母さんみたい」と

蒲原さんに言われたが

本当にお母さん的なポジションに

古賀さんがはまりつつある。

 

歌い終わって

上手く歌えなかったことを反省。

蒲原「ちょっと喉がガラガラで……わかりますか?なんか、酒飲んだ人の声。『お゛ぉ!』みたいな。あんな声になってます」

伊集院「あの、歌ってた人と別の人じゃないですよね?(笑)」

場が和む。

蒲原ワールド全開です。

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

この勝負のジャッジは

アイドル評論家の中森明夫さん。

 

 

 

勝者は……

 

 

暫定メンバー「蒲原令奈」

CMもまたがず

すんなり言っちゃた。

まだ時間は十分余ってる。

 

 

勝った蒲原さんのコメント。

「長月翠さんに『ちゃんといるよ』って言いたくなりました」

いやどういう意味?

そして蒲原さんは

隣の古賀さんにも感謝。

「ありがとう泣いてくれて。大丈夫、(私は)いるよー」

 

 

敗れた清原さんのコメント。

「すごく悔しいんですけど、また違う形で『ラストアイドル』を超えていけるように頑張ります」

 

 

中森のジャッジ理由。

「あの……蒲原さんていう人が、『この人なんなんだろう?』と。よくわからない。謎。どこまで本音でどこまで天然なのか?ちょっとヤバイなって感じで……。やっぱり完成度のあるアイドルグループだったら絶対、清原さんを選んだんですけど、蒲原さんがこのグループにいること、彼女が切り拓くことによる可能性が見たいってどうしても思ってしまったので蒲原さんを選びました」

 

本来ならもうちょっと

真面目なグループにした方が

正解なのかもしれないけど、

確かにこの不思議なキャラは

回を重ねるごとに

魅力を増してきている。

 

その他のジャッジを含めて

蒲原:2票(中森、増村)

清原:2票(YOU、MAIKO)

ボイストレーナーはさすがに

蒲原さんを選んでいた。

 

 

 

ここで伊集院さんが言う。

「今回はここで終わりではありません。みなさんに見ていただきたいものがございます」

そして3人の人物が登場。

その顔を見て驚いたり

嬉しそうな暫定メンバーたち。

 

元立ち位置5番・長月翠さん。(17歳)

元立ち位置3番・小澤愛実さん。(14歳)

10人目の挑戦者・松本ももなさん。(15歳)

彼女たち3人は

2つ目のセカンドユニット

「シュークリームロケッツ」として

オリジナル曲

『想像上のフルーツ』を披露した。

可愛らしい曲で人気が出そうだ。

 

今見ると……

松本さんはラストアイドルより

シュークリームロケッツが正解だった。

運命はどう転がるかわからない。

 

 

歌い終わった3人に

暫定メンバーが拍手。

伊集院さんが長月さんに「泣いたね~」と

入れ替わった時から今の心境を聞く。

長月「今日もここに来た時はやっぱり悔しい気持ちでいっぱいだったんですけど、ここで踊ってみてお客さんの反応とかやっぱり『バンドワゴン』の時と変わってなくて、すごい嬉しかったです。だからこのグループで私は頑張っていこうと思います」

伊集院「自分に勝った蒲原さんが大ピンチっていうのは、どういう気持ちでしたか?」

長月「あの実は挑戦者の女の子(清原さん)が、私のおばあちゃん家のめっちゃ近くで、そのお寺にも行ったことがあって……」

伊集院「あのお寺を知ってるの?」

長月「そう。だから令奈ちゃんも残ってほしいなと思いながらもすごい複雑で、見てられなかったです」

伊集院「なんか運命の糸って複雑に絡んでいるもんなんですねえ」

 

先週負けた小澤さんの心境は?

小澤「やっぱり負けてしまった時はすごく悔しくて、これからどうすればいいんだろうって思ってたんですけど、またチャンスをいただけてこの場所に戻ってくることが出来てすごく嬉しいです。これからはこの3人で前に進んでいけたらいいなと思います」

 

そしてセンター松本さん。

「このシュークリームロケッツのメンバーで、トップアイドルになれるように頑張っていきたいと思います」

 

 

蒲原さんは長月さんを心配していたようだ。

「いや『(アイドルを)諦めます』とか言ってたから、諦めないで~って思ってたら、今ボーン!って出て来たから、あっ!いる~!って思って嬉しかったぁ。あ、『いるよ~』って言いたかったんです。ちゃんと守ってます。可愛かったほんとに。可愛かったです」

またも蒲原ワールドが炸裂。

 

 

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回は

立ち位置3番・大石夏摘さんが

初めての防衛戦。

相手は名古屋から来た

15歳の美少女・大森莉緒さん。

 

 

 

さらにもう1戦。

立ち位置2番・吉崎綾さんに挑むのは

年の差8歳、

13歳のローラースケートアイドル

籾山ひめりさん。

 

ラストアイドルの戦いは

終盤へ向けて加速する――――。

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ