究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年10月28日深夜に放送した

第12回目を振り返ります。

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

第9戦:○長月翠(4)VS●八剱咲羅(0) ※倉田真由美

第10戦:○間島和奏(3)VS●松本ももな(1) ※白戸佑輔

第11戦:●間島和奏(1)VS○阿部菜々実(3) ※大森靖子

第12戦:○吉崎綾(4)VS●西村歩乃果(0) ※宇野常寛

第13戦:●長月翠(3)VS○蒲原令奈(1) ※吉田豪

 

 

間島和奏さん、長月翠さんと

2週連続で暫定メンバーが敗れている。

ここで負の連鎖を止められるか?

 

 

今回の審査員は前回と同じく

マーティ、倉田真由美、日笠麗奈、吉田豪。

 

 

まず最初に10月25日の

ラストアイドル初の握手会の様子が放送。

 

元暫定メンバーの間島さん、

長月さん、山田さんも参加。

 

蒲原「本当にみんな優しくて、あ~離したくない!ってくらい楽しかったです」

話したくない、ではなくて?

 

握手会のライブで吉崎さんが言う。

「このメンバーでデビューするかはまだわかりません。絶対にまたみんなの前に立てるように頑張りますので、みなさん応援よろしくお願いします」

何やら含みのある言い方……。

 

今回の放送が

10月7日の収録であるということを

テロップでも表示。

つまり間島VS阿部戦、

吉崎VS西村戦、

長月VS蒲原戦、

そして今日の対戦は

同じ日の4本撮りだったということ。

 

立ち位置5番が変わったことに

いまだ衝撃があって

倉田さんは「ショックです」と率直な感想。

伊集院さんも理解を示す。

「決まったメンバーはウェルカムなんだけど、それぞれアイドル像や想いがある」

吉田豪「僕だけ(ジャッジが)違ったんですね」

伊集院「おそらくオンエア直後のネットはすげー燃えてると思います」

 

この後、

新暫定メンバーで『バンドワゴン』を披露。

もっさりした蒲原さんのダンスよりも

阿部さんが「この街を歩くと」を

「この道を歩くと」と

まさかの歌詞間違いした方が気になった。

動揺してるのかな?

 

立ち位置やフォーメーションがわからず

バタバタだった蒲原さん。

「立ち位置がバッラバラになってしまって申し訳ないです。すいません、家で練習して来ます」

 

日笠さんがフォロー。

「こんなに失敗しないように頑張れって思いながら見る『バンドワゴン』は初めてだったんですけど、ここからどう変わっていくのかっていうのが本当に楽しみになりました」

古賀さんも蒲原さんをフォローする。

「立ち位置がおかしくなってしまったんですけど、まだ30分しか経っていないので、しかも緊張するこの雰囲気でよく踊れたなと思います」

蒲原「お母さんみたい。ありがとう。頑張ります」

緊張感が売りだったこの番組の空気が

蒲原さんによって変わり始めている。

 

なおこの時点で蒲原さんは

ネットで彼氏バレしていて

アイドルにあるまじき下品な画像も

これでもかと出回っていて

吉田豪と共に

盛大に叩かれていました。

 

後の佐佐木一心にも言えるけど

吉田豪のクソジャッジよりも

選ばれた子の素行に問題があるから

炎上しているように思う。

 

 

 

今夜登場する

14人目の挑戦者は

大石夏摘(おおいしなつみ)さん。

 

番組史上最年少の13歳。

小学2年生から日本舞踊を習い、

ミュージカルにも出演歴がある。

 

恥ずかしがり屋の自分を

変えるためにアイドルに挑戦。

「ラストアイドルに入って、あの綺麗な場所で歌ったり踊ったり、絶対してみせます!」

と、力強く宣言した。

 

 

指名されたのは

立ち位置3番

小澤愛実(おざわあいみ)さん。

挑戦者より1歳上の14歳。

番組最初のバトルで

王林さんを破って以来、

2ヶ月ぶり2度目のバトルになる。

 

 

小澤さんを指名した大石さんの理由。

「私は最年少に負けないって思ったので小澤さんにしました」

 

対する小澤さん。

「はじめは最年少としてやらせてもらっていたんですけど、今は同い年の子がいたり、年の近い子がみんな頑張っていて、なのでもう最年少という言葉には甘えないで堂々と頑張ります。お願いします」

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

先攻・大石さんのマイクパフォーマンス。

「私はCMとかドラマのオーディションとかにも落ち続けていて諦めかけていたんですけど、絶対に勝ち取りたいです。お願いします」

 

歌う曲は

倖田來未『キューティーハニー』

 

今までの挑戦者に比べて歌が上手い。

だけどこの曲は尺が短すぎて

あれ?もう終わっちゃった?という印象。

チラッと審査員席が映ったが

倉田真由美がめっちゃ拍手してる。

世代的にもどストライクだったようだ。

 

歌い終わって

「すごく達成感でいっぱいでした。絶対に勝って『バンドワゴン』を踊ります!」

“絶対”が多い人だ。

 

 

 

後攻・小澤さんのマイクパフォーマンス。

「今までアイドルという存在に支えられてきて、今度は私がアイドルとしていろんな人に少しでも何かを与えられるようなパフォーマンスをしたいです。全力で頑張ります。お願いします」

 

歌う曲は

HKT48『大人列車』

 

歌い出しの音を外したが

その後は14歳らしい元気な歌唱。

高低差が大きいし

サビの息継ぎのタイミングとか

わりと難しい歌だなコレ。

 

歌い終わって少し涙目。

「思った以上に緊張してしまって、納得いくようなパフォーマンスはできなかったんですけど、でも……この位置は渡したくないです。お願いします」

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

この対決のジャッジは

漫画家の倉田真由美さんが指名された。

 

 

大石さんのラストアピール。

「絶対にみんなが楽しめる、そんなアイドルになって、いずれかは……センター目指します!お願いします」

またも絶対。

そしてセンター目指す発言。

この恐れを知らぬ強気と度胸がすごい。

 

 

小澤さんのラストアピール。

「自分にはまだまだ足りないところが多くて、みなさんの期待に応えるようなパフォーマンスはまだ出来ないと思いますが、これからどんどんどんどん成長して行って、いつかは認めてもらえるように頑張ります。お願いします」

こちらは対象的に

自信なさそうな発言。

気持ちがすでに負けている。

 

 

 

 

 

勝者は……

 

 

挑戦者「大石夏摘」

 

3週連続でまたも入れ替わりが発生!

もうメンバーも気持ちが追いつかない。

 

 

勝利した大石さん。

「嬉しいです。これから頑張っていきたいと思います」

そこは絶対を入れて欲しかった。

 

敗れた小澤さん。

「私はアイドルに絶対なりたいし、諦めきれないので、もうチャンスは巡って来ないかもしれませんが、でももしチャンスをいただけたら今度こそはそのチャンスをしっかり確実に掴みに行きたいと思います。貴重な体験をありがとうございました」

こっちが絶対使っちゃった。

 

倉田さんの言い訳。

「2人とも年が近くて、小澤さんの方はね、『やっぱり中学生だな』っていう可愛らしさが垣間見えるんですよね。逆に大石さんの方は『これで13歳?』っていうどちらにもとっても良いところがあるんですけど、今回はね、大石さんの“射抜くような目”ね。こっちをガッと見たあの時の顔に心臓まで射抜かれるような思いがしましたね。多分大石さんは芸能界を揺るがす存在になるんじゃないかなって予感させるぐらいすごいものを感じました。頑張ってください」

 

敗れた小澤さんが退場し、

立ち位置3番に大石さんが入る。

 

空気が悪くならないように

明るく笑顔の大石さん。

 

 

その他のジャッジを含めると

大石2(倉田真由美、日笠麗奈)

小澤2(マーティ、吉田豪)

「2:2」のどちらが勝っても不思議はない勝負。

 

舞台裏で小澤さんが号泣する。

「あそこの場所で歌いたかった……」

 

 

今回の放送の収録が10月7日で

握手会が10月25日で

小澤さんが敗れた放送日が10月28日。

 

長月さんは先週負けているので

元暫定メンバーとして握手したが

まだ放送されていない小澤さんは

敗れているのに「暫定メンバーとして」

握手しなければいけなかった。

もうラストアイドルとも

『バンドワゴン』も関係ないのに

その話題に笑顔で応えなくてはいけない。

彼女の心境を考えたら胸が詰まる。

このタイムラグが番組の

1番残酷なところだ。

 

 

ジャッジについて。

 

今回の放送を見直すまでは

小澤さんを落とした倉田のジャッジに

ずっと納得いかなかったんだけど

なんかわかった気がする。

 

ジャッジ自体の賛否よりも

ちょっと小澤さんが

ネガティブすぎた印象が強かった。

おそらく間島、長月と

一緒にやってきたメンバーが消えて

不安と恐怖に襲われて

負の流れにのみ込まれてしまったのだろう。

 

たらればになってしまうけど、

これが同じ日の4本撮りじゃなかったら……。

小澤さんの気持ちが回復する時間が

少しでもあれば

結果は違ったかもしれない。

 

 

大石さんはずっと堂々としていて

とにかく肝が据わってる。

気合いがこっちまで伝わって来た。

声がハキハキしていて気持ちがいい。

短い時間だったけど

惹かれるものは感じました。

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間島さんが手紙の中で

セカンドユニットへの挑戦を後押ししてくれたのが

小澤さんだったと語った。

そして今度は間島さんからエールを送る。

元暫定メンバー同士の絆。

 

 

 

次回は

入れ替わったばかりの

立ち位置5番・蒲原令奈さんに

愛媛の美少女・清原梨央さんが挑む。

そしてあのセカンドユニットも初登場。

 

果たして

しょーーーーーーしゃはッ!!?

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ