究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年10月21日深夜に放送した

第11回目を振り返ります。

 

前回はセンター間島和奏さんが

敗れるという波乱があった。

そして今回はさらに……。

 

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

第9戦:○長月翠(4)VS●八剱咲羅(0) ※倉田真由美

第10戦:○間島和奏(3)VS●松本ももな(1) ※白戸佑輔

第11戦:●間島和奏(1)VS○阿部菜々実(3) ※大森靖子

 

 

番組冒頭、

2代目センター阿部菜々実さんが

ラストアイドルの衣装で登場し

「可愛い」と拍手で迎えられる。

阿部「少し実感が沸いてきました」

 

放送では1週間経っているが

実際はあの入れ替えから

30分ほどしか経っていない。

さっそく新暫定メンバーで

『バンドワゴン』を披露した。

 

阿部さんのパートだけ生歌で

あとは音源だったが、

いきなり完璧に踊る阿部さんに

審査員もびっくり。

大槻ケンヂさんが

「みやぞんより凄いね」と言って

スタジオが笑いに包まれる。

 

と、ここで重大発表。

『バンドワゴン』のMV監督が

堤幸彦監督に決定したと告知された。

『TRICK』や『20世紀少年』などの映画や

AKB48『フライングゲット』MVも

手掛けた監督さんと聞いて

めちゃめちゃ嬉しそうなメンバーたち。

浮かれないように

伊集院さんが冷静に釘をさす。

「夢は膨らみますが、今の7人がそのMVに出演できるかどうかは確定していません」

この伊集院さんの

メンバーに寄り過ぎない姿勢が良いね。

 

 

 

12人目の挑戦者は

西村歩乃果(にしむらほのか)さん。(22歳)

現役のヘアメイクとして

アーティストのメイクを担当しているうちに

テレビに出る芸能人に憧れを抱く。

「テレビに出てキラキラ踊ってる人ってすごい、いいなぁみたいな想いがどんどん大きくなっていた」

 

そんな西村さんが指名したのは……

って、はやっ!

編集が早い。

 

対戦するのは

立ち位置2番・吉崎綾(よしざきあや)さん。

暫定メンバー最年長の21歳。

都志見久美子さんとのユニット

「243と吉崎綾」に所属し、

グラビア活動で「福岡の奇跡」と呼ばれた。

実は今回の指名で

初めてのバトルになる。

 

 

西村さんのマイクパフォーマンス。

「私は22歳で、もうラストチャンスかなぁとか思うところもあるんですけど、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします」

 

吉崎「みんなが戦って成長している姿を見て感じていたので、指名されないことに日に日にプレッシャーがあったんですけど、本気の気持ちをぶつけたいと思います」

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

「ガールズルール 彼を~」

って、もう歌ってるし!

先攻の西村さんは

乃木坂46『ガールズルール』を歌いました。

「透明感ある歌声で見る人を魅了した西村」

とナレーションベースの編集が入る。

 

一方……

「なんてったってア~イドール」と

後攻の吉崎さんが歌ったのは

小泉今日子『なんてったってアイドル』

「客席を盛り上げ元気いっぱいの

パフォーマンスを見せた吉崎」だそうです。

 

短すぎてどっちが良かったとか

判断できねえ。

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

この対決のジャッジは

宇野常寛。

「来ますよねえ」とニヤニヤしている。

うわ~キモい。

 

 

 

勝者は……

 

暫定メンバー「吉崎綾」

おい宇野。

決める時に「吉崎綾で」と

投げやりに言ったが

お前は何様のつもり?

常連の飲み屋じゃないんだぞ。

 

 

勝った吉崎さんのコメント。

「本当にここに(最後まで)居る気で来たので、負けるつもりはなかったです」

 

敗れた西村さんのコメント。

「チャレンジしたことに意味があると私は思うので悔いはないです」

 

その他の審査員は

全員「吉崎綾」で

合計4:0の完勝でした。

 

 

 

今回は2本立て。

実はこちらがメインの戦いなのです。

 

13人目の挑戦者は

蒲原令奈(かもはられな)さん。(15歳)

沖縄県在住の高校1年生。

YouTubeで120万回の動画再生回数という

話題の歌うま少女らしい。

「持ち前の歌声で1発かましていきたいと思います」

 

対戦を指名されたのは

立ち位置5番・長月翠さん。(17歳)

これまで2回バトルして2勝。

しかし実は1回目の滝口きらら戦は

3人の審査員が滝口に入れたが

ジャッジに選ばれた

大槻ケンヂの1票で生き残っていた。

 

 

なぜ長月さんを指名したか

聞かれた蒲原さんは答える。

「ほんとに可愛くて、歌もチョ~うまーいって思って、長月翠さんと歌で対決できたらいいなと思って」

あれ?

こんな明るいキャラだっけ?

ずいぶん前のイメージしか残ってなくて

今あらためて見たら

ずっと笑顔でニコニコ楽しそうにしていて

変なイメージが払拭された。

 

これに対して長月さん。

「5番が似合うのは絶対私なので、守り抜きます」

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

先攻の蒲原さんが歌う曲は

YUI『Good-bye days』

 

確かに歌は上手い。

でも声の質がアイドル向きじゃない。

ちょっと風邪気味のような

声の枯れ方が特徴。

それと緊張なのかビブラートなのか

震え声が多くて気になってしまった。

 

 

歌い終わってにこやかに話す。

「キラッキラしてるステージで、1人でここでボーン!って歌えてすごい楽しかったです。あははっ」

度胸もあるしキャラは面白い。

いや……

ちょっとわかるなぁ。

吉○豪の気持ち。

 

 

 

後攻の長月翠さん。

乃木坂46『ハルジオンが咲く頃』

大好きな深川麻衣さんの

卒業シングルを勝負曲に選択。

 

声が裏返ったり小さかったり

不安定なところはあるが

笑顔でアイドルらしさ全開のパフォーマンス。

それを蒲原さんが笑顔で見ていた。

どういう感情なんだろう。

 

 

伊集院さんに「プレッシャーはあった?」か聞かれ

「どんどんどんどん初期メンバーというか、最初の暫定メンバー7人が今は7分の4になっちゃって、やっぱりここで初期メンバーが1人も残ってない状況は絶対に恥ずかしいと思うので、最後まで守り抜きたいです」

 

 

 

 


<ジャッジタイム>

 

 

 

この対決をジャッジするのは

プロインタビュアー吉田豪。

指名されてなぜか嬉しそうに頷いた(?)

「あ、もう最初から決まってます」

え!?

嫌な予感がする。

CMに入る前に

「まさかの結末が!?」という煽り。

ざわ……ざわ……。

 

 

 

 

 

勝者は……

 

 

 

挑戦者「蒲原令奈」

本人が1番驚いた表情。

長月さんは無理に笑おうとする。

暫定メンバーも審査員も唖然。

 

勝った蒲原さんのコメント。

「正直、ちょっとびっくりです。ありがとうございます」

素直な感想に思わず吉田豪も笑顔。

って納得いかん!

 

歌は上手かったし

笑顔の明るいキャラで

面白いとは思ったけど、

アイドルとしては疑問符。

なんか歌手志向っぽいんだよなーと

違和感が残ってしまった。

 

 

 

敗れた長月さんは涙ながらに語る。

「私は、このオーディションで、最後と決めてたので……もう、アイドルは、諦めようかなと今思いました。でもまたいつかきっと、諦めきれなくなる時が来ると思うので……」

ここで倉田さんが声を掛ける。

「諦めなくていいよ」

伊集院さんも

「今決めなくていい。ほんとに今決めなくていい」

長月さんを励ました。

マーティも言う。

「絶対諦めないで。すごいアイドル命(いのち)が溢れています」

伊集院「いろんなことこれから考えて、心の整理をしてください」

長月「はい、わかりました」

 

 

吉田豪の言い訳。

「(決め手は)歌唱力だけじゃないんですよね。キャラクターの面白さとか表情の良さとかすごいあったんで、ちょうど(ラストアイドルに)居ないキャラクターだったと思うんですよ。だったので蒲原さんを選びました」

確かにキャラは立ってた。

しかし長月さんはこの時点で

かなり人気があったので

落としたらファンに

叩かれることはわかりそうなのに。

 

吉田豪がこのジャッジで炎上し、

原石感でアイドルを選ぶことが

これから先も問題になってくる。

でもどこかそれ(炎上)を

楽しんでる節がある。

秋元康も吉田豪を使い続けるのは

こういうジャッジを期待しているからだろう。

まったく畜生な番組である。

 

 

長月さんが退場して

蒲原さんが立ち位置5番に入る。

CMに入る前から号泣していた

安田さんが吉崎さんに泣きつく。

「どんどんどんどん居なくなってっちゃう」

それを優しく慰める吉崎さん。

 

 

他の審査員のジャッジ。

長月翠を選んだマーティが怒りをぶつける。

「今回の判定は大反対です。翠さんはアイドルの中のアイドルですね」

 

倉田さんも長月さんを選んだ。

「私メンバーの中でも長月ちゃんはすごくアイドル度が高い子だと思ってるんですよ。ラストアイドルのチームとしては、長月ちゃんかなと思ってたんですけどね」

コメントは放送されなかったが

日笠麗奈さんも長月翠を選んだ。

「1:3」の挑戦者の「1」が選ばれて

負けたのは相澤瑠香さんと同じパターン。

 

長月さんは第1戦目で

滝口きららさんと戦い、

3票取られながら

大槻ケンヂさんの1票で勝ち、

今回は3票取りながら

吉田豪の1票で負けた。

運命とはめぐるもの。

まさかこういう形で戻ってくるとは……。

 

 

控室で長月さんが号泣。

「本当に私この衣装着てデビューしたかった。3ヶ月あそこに立てたことが私には一生の思い出です」

 

 

 

 

<放送後のメンバーの反応>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉田豪の言い分は

こちらにも掲載。

「完成度より伸びしろと可能性で選びました」――“ラストアイドル騒動”で炎上の吉田豪氏が事の全容を語る

 

 

 

 

最後に10月25日に

ラストアイドル初の

握手会が行われるという告知。

新メンバー蒲原さんも参加したが

次回対戦の小澤さんは

おそらく複雑な心境だったろうね。


 

 

 

次回は

立ち位置3番・小澤愛実さんに

13歳の挑戦者・大石夏摘さんが挑む。

またしても「まさかの結末が!?」

 

果たして

しょーーーーーーしゃはッ!!?

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ