究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年10月7日深夜に放送した

第9回目を振り返ります。

 

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

第8戦:●山田まひろ(0)VS○鈴木遥夏(4) ※林真理子

 

 

通算9人目となる

今回最初の挑戦者は

八剱咲羅(やつるぎさくら)さん。(19歳)

 

木更津のヤンキーアイドル

『C-Style』4代目総長。

激しいダンスが売りで

いかにも悪そうな面構えが受けている。

 

そんな彼女だが

AKBが大好きで王道アイドルへの憧れから

ラストアイドルに挑戦したという。

「自分もああいう(可愛い)衣装を着て、やってみたいなってすごく思ったし、(バンドワゴンを)歌いたいですね。自分にとって最後のチャンス」

 

金髪だったのが

スタジオに登場した時は

茶髪に染め直していた。

そんな八剱さんが指名したのは

立ち位置5番・長月翠さん。(17歳)

ヤンキーVSギャルの対決か。

 

 

八剱「とにかく今まで自分は気持ちで戦って来たので、歌もダンスも上手くないんですけど、精一杯頑張ります。よろしくお願いします」

……上手くないって、

自分でハードル下げたな。

 

長月「一歩も引かないような勝負ができればいいなと思ってます」

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

八剱さんが歌うのは

岡本真夜『TOMORROW』

見た目とのギャップ。

確かに上手くは無かった。

 

ここから

ナレーションベースでダイジェスト編集。

緊張で声を震わせながらも

笑顔で歌いあげた八剱さん。

 

 

対する長月さんは

宇多田ヒカル『First Love』

キュートな歌声で

真っすぐ歌いあげる。

……とナレーションが申しておりました。

 

歌の時点で長月さんが勝ってるし

キャラや見た目でも長月有利かな。

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

今回の審査員は

倉田真由美、吉田豪、ギュウゾウ、白戸佑輔。

白戸佑輔さんは

『バンドワゴン』を作曲した方です。

後に常連審査員となる

倉田さん・吉田豪がここで初登場。

 

 

 

この勝負のジャッジは

倉田真由美さん。

 

 

勝者は……

 

 

暫定メンバー「長月翠」

 

 

敗れた八剱さんのコメント。

「本当にこの結果はすごい悔しいですけど、この先、自分がもっとビッグになって、てっぺん取ってやるって気で頑張っていきたいと思います」

八剱さんは気が強そうに見えて

ジャッジ前から不安そうな表情でしたね。

負けた後では涙を流していた。

なんかちょっと可哀想な気がする。

そこ(長月)はちょっと強かったなぁ。

 

余談ですが

八剱さんはセカンドユニットを断わり

今も木更津発仏恥義理アイドル

『C-Style』で活動している。

やっぱりこっちの方が

彼女の肌に合うのだろう。

 

 

その他の審査員のジャッジも

全員「長月翠」でした。

 

 

 

そして

今夜2人目の挑戦者が登場。

 

10人目の挑戦者は

松本ももなさん。(14歳)

 

ピンクの服に身を包んで

スタジオに現れたのを見て

暫定メンバーの「うわ可愛い」

っていう反応が面白かったが、

とくに小澤さんの嬉しそうな

そして複雑な表情が印象的だった。

 

幼い頃からアイドルに憧れ

10歳で『JSガール』の読者モデルになり、

『アモレカリーナ東京』に所属し

芸能界で活動して

自分の気持ちを再確認。

「やっぱり私はアイドルになりたいんだなって気付きました」

「テレビでラストアイドルを見て、私も7人の中に入りたいと。トップアイドルになりたいと思う気持ちは、誰にも負けません!」

 

同じ14歳が来たことで

鈴木遥夏さんが感想を求められ

「専属モデルもやっていたのに、アイドルをやりたい気持ちが誰よりもあるんだなあって映像から伝わってきました」

 

同じく14歳の小澤愛実さんは

「今までは(年齢が)上の方が多かったんですけど、今は同い年の子たちがすごいたくさん来るので新鮮な気持ちもあるんですけど、少し焦りが出ています」

歳が近いと嬉しいけど

自分が入れ替わるかもしれないもんね。

 

 

松本さんが指名したのは

立ち位置1番・間島和奏さん。(17歳)

センター対決に会場がどよめく。

 

なぜ指名したか聞かれた松本さん。

「バンドワゴンを歌って踊っている間島さんを見て、トップアイドルを目指す私はセンターの間島和奏さんと戦いたいと思ったからです」

伊集院さんが質問。

「来た途端にはベレー帽被ってて、センター行きますっていう意識はしてるのかしら?」

松本「それもありますし、普段ベレー帽被るのが好きなので……。今日は勝負の日なので、気合いを入れてベレー帽被ってきました」

ほんとかなぁ(疑ってる)

 

それを聞いた間島さん。

「私もずっとアイドルを目指して来たので、自分の夢のためにもなんですけど、メンバーのためとか今までここで戦って来た挑戦者の方とかいろんな人の想いを背負って今ここに立っているので、絶対勝ちます」

 

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

先攻の松本さんが歌うのは

欅坂46『青空が違う』

手拍子の中歌い出す。

「はじ~め~てき~た都会~は」

ズコーーーーッ。

これはひどい。

 

「青空が違う」ではなく「音程が違う」

低い音はうまく出ず

高い音は変に上がり過ぎていた。

ダンスと表情は満点でしたけど

ちょっとした放送事故レベルだった。

 

ちなみに後に

本人のSHOWROOMで

「私が歌うとズコーーーって書かれる」

「ひどいよね」と笑っていた。

ももなんも歌の下手さを

2ちゃんでネタにされてることを

実は知っているのです。

つんく♂さんとの初対面でも

歌の下手な人でイジられてましたし、

ズコーーーは愛情表現だと許してほしい。

 

松本さんの歌唱中、

間島さんが笑顔でリズムに

乗っていたのが好印象だった。

 

 

 

後攻の間島さんは

うしろゆびさされ組『渚の「・・・・・」』

おお!懐かしい。

 

歌は相変わらずな感じですが、

会場を回りながらお客さんに

手を振って笑顔のアピール。

前回は『わるきー』を歌ったけど

間島さんは釣り師的な才能があるのかも。

 

途中で松本さんの後ろのお客さんにも

アピールしてたが、

間に挟まれた松本さんが

どうしていいかわからず

戸惑っていたのが面白かった。

 

気になったのは

サビの「渚の」キーが高いこと。

自分でカギカッコを輪唱してるのも

違和感を感じた。

 

歌い終わって

ホッとした間島さんが泣きだす。

「こうやってアイドルとして歌って踊れることは、なんて素敵で幸せなことなんだろうなと再確認させてもらって、まだまだ諦めきれないなって思いました」

 

 

この審査は……

アイドルオーラは凄いんだけど

お互いに「歌どうにかしろ!」と

頭を抱えそうな難しい選択。

いや~困った困った(笑)

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

この勝負のジャッジは白戸佑輔さん。

自分が作った曲のセンターを

自分が決めるというのは

複雑な心境だろう。

 

 

天の声の前振りの時点で

すでに間島さんが号泣している。

負けを覚悟していたのか……?

 

 

 

勝者は……

 

 

暫定メンバー「間島和奏」

センター入れ替わらず。

 

 

間島さんのコメント。

「私はずっと、アイドルっていう夢を追いかけて来たので……『バンドワゴン』という曲を大切にして、自分の曲にさせてもらえたらなと思っているんで、これからも頑張ります。ありがとうございました」

 

敗れた松本さんは涙を堪える。

「これからも夢に向かって頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」

 

白戸さんのジャッジポイント。

「2点ありまして……、間島さんのパフォーマンスで客席に愛想を振りまくというか、パフォーマンスをしているんですが、それがわざとらしくなくて僕の中でいいなと思ったのがまず1つなんですけど。正直、パフォーマンスで言うと挑戦者の子の方がグッときてしまった……というのは“完成されてない”というか、実は最初来た時もう“この子かな”と結構思っていたんですけど、挑戦者のパフォーマンスの時に(間島さんが)横で笑顔でノリノリで見守っていたのが見えちゃって、この子ならラストアイドルを引っ張っていけるのかなというのを、その2つで決めました。凄い(対戦が)面白かったですね」

なるほど。

そういう見方で決めるのはアリです。

 

会場を巻き込もうとするやり方は

審査されている歌唱対決では

正しいやり方とは呼べないかもしれない。

間島さんも自分の歌が

上手くないことを自覚しているからこそ

どうやったらレベルアップできるか

精一杯考えているのでしょう。

それもパフォーマンスの1つ。

見ている人を

笑顔にするのがアイドルです。

 

ちなみに間島さんは

松本さんに指名された時、

これは負けるなと思ってしまい

泣きそうになっていた。

パニック状態で歌っていたので

自分がどんなパフォーマンスをしたのか

覚えていないと後に語っている。

 

 

他の審査員を合わせると「3:1」

3(白戸佑輔、吉田豪、ギュウゾウ)

1(倉田真由美)でした。

吉田豪がこの原石感溢れる松本さんを

選んでいないのはおかしい。

逆張りの吉田豪の

キャラがまだ定まっていないのかな?

変なこだわりだけは持ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松本さんのその後のコメント。

「絶対に勝ちたいと思っていたけど、敵わなくて悔しいです」

 

<放送後のメンバーコメント>

 

 

 

 

 

 

 

その後の『バンドワゴン』披露は

なぜか急に生歌。

「声が出るのかと 不安になるよ」

 

 

そして

セカンドユニットが始動したと告知。

王林、池松愛理、高橋真由、

相澤瑠香、朝日花奈の5名が集結した。

 

 

次回はついに

1stシーズンの神回!

 

本当の意味で最強の挑戦者

15歳の阿部菜々実さんが登場。

再び立ち位置1番・間島さんが狙われる。

 

そして

誰もが予想しなかった

衝撃のラストを迎えるのだった――――。

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ