究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年9月30日深夜に放送した

第8回目を振り返ります。

 

 

【ここまでの対戦成績】

暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者(票数) ※ジャッジ

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

第3戦:○安田愛里(4)VS●朝日花奈(0) ※竹中夏海

第4戦:○長月翠(1)VS●滝口きらら(3) ※大槻ケンヂ

第5戦:○山田まひろ(3)VS●池松愛理(1) ※MAIKO

第6戦:○間島和奏(4)VS●高橋真由(0) ※杉山勝彦

第7戦:○古賀哉子(4)VS●MISAKI(0) ※日笠麗奈

 

 

 

審査員は前回と同じ。

林真理子、YOU、日笠麗奈、高田あゆみ。

 

MC伊集院さんが

「2週連続で審査員に選ばれることも……」

と審査員に言うと、

前回ジャッジした日笠さんが

「いやそれは勘弁してください」と困る。

林さんは

「憎まれてもいいからガチでやります」と

気合い十分だ。

林「炎上してもいいという覚悟で……」

YOU「素晴らしい」

伊集院「当番組、炎上上等でやらせていただくことになりました」

 

2回連続ジャッジは今まで盲点だったが

サイコロ振って決めているわけじゃなく

対戦ごとにすでに

決めてあると思う(推測)ので

おそらく今後も無いだろう。

もしそこでガチ感を強調するなら

目の前でサイコロとかを振るはず。

やらないというのは

“そういうこと”だと受け取った方がいい。

 

 

 

今夜は8人目、

鈴木遥夏(すずきはるか)さん。

アイドル未経験という14歳。

幼少からアイドルへ強い憧れを抱き、

小学1年生からダンスを習っている。

「オーディション自体これが初めてなんですけど、アイドルが好きなのは誰にも負けないので、今回は頑張ります」

 

芸能活動は未経験だが

2.017年から原宿の竹下通りにある

ファッション&フードスペース「SoLaDo」の

専属モデル「ソラドガールズ」として

モデル活動を行っている。

 

 

対戦を指名されたのは

立ち位置6番・山田まひろさん。(18歳)

オーディションの時、

「今回がラストチャンス」と言って

意気込みを語った彼女。

最大の武器は「ダンス」

8歳からスクールに通って鍛えあげ

ダンスはメンバーで1番と言われている。

 

なぜ山田さんを指名したか聞かれて

鈴木「私はアイドル活動したことが無いし、芸能界に入ったことも無いんですけど、今のスタート位置が1番近いのが山田さんかなっと思って指名させていただきました」

なんか理由が弱い。

確かに他の人は

芸能活動歴があるが

芸歴が無く年齢も近い小澤さんを

狙うのが普通な気もする。

 

対する山田さん。

「私は(アイドル)経験が無いので、1回目でもしかしたら負けちゃうのかなってすごい思ったんですけど、このバンドワゴンを来週も再来週もずっと踊りたいので……絶対にこの衣装は譲りたくないです」

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

先攻の鈴木さんが歌うのは

AKB48『呼び捨てファンタジー』

 

選曲がそう来たかという意外なチョイス。

歌は……まあこんなもんでしょう。

普通にカラオケを聞いてる感じ。

緊張しているのか

顔が強張っている感じだった。

そりゃ緊張はするわな。

こんな大勢の前で歌うんだから。

 

鈴木「すごい緊張して、声とか震えてしまったんですけど、アイドルになりたいという気持ちが伝わっていたら嬉しいです」

 

 

後攻の山田さんが歌うのは

乃木坂46『もう少しの夢』

こちらも選曲が渋い。

なーちゃんヲタだったのか?

 

得意のダンスを発揮せず

最初から声が震えまくっていて

かなりヤバイ感じ。

しかもちゃんと歌えていない。

もっとダンス見せる曲に

したほうが伝わったのでは?

 

「プレッシャーはあったか?」と聞かれて

歌い終わった後で泣いてしまう。

「毎日毎日この事を考えてて……すごい苦しいなってこともあったんですけど、でもここで負けたくないです」

 

もらい泣きする長月さんを

古賀さんと安田さんが

背中をさすってあげる姿が良いな。

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

 

この勝負のジャッジを託されたのは

林真理子さん。

指名されても微動だにせず。

 

 

鈴木さんのラストアピール。

「アイドルになる夢を……チャンスを頂いたので、このチャンスを逃したくありません。よろしくお願いします」

 

山田さんのラストアピール。

「絶対にこの場所を勝ち取りたいです。お願いします」

 

 

 

 

この勝負の勝者は……

 

 

 

挑戦者「鈴木遥夏」

ここでついに

2回目の入れ替えが発生。

大きくグループの運命が動いた瞬間だ。

呆然となる間島さん、

泣きだす安田さん、

涙を堪える長月さん。

 

 

勝った鈴木さんのコメント。

「今何が起きたか、全然自分の中で整理できてないんですけど……凄い嬉しいです」

 

敗れた山田さんは

泣きすぎて言葉が出て来ない。

そして、

ようやく一言。

「……バンドワゴンを、歌いたかったです。みんなと一緒に、12月を迎えたかったです」

これは見てて辛い。

 

伊集院さんが

泣いている山田さんに問いかける。

「そもそもこの番組にチャレンジする時に、駄目ならば就職をしよう、夢を諦めようと思って出たとおっしゃってましたけども、何週間かそのステージに立って……夢って今どんな位置にありますか?」

山田「近づけてたのかなって思ったんですけど、ちょっとよくわからないです。でも……絶対に諦めたくはないです」

伊集院「その言葉が生かせるようなプロジェクトもありますから、是非いろいろ考えて頑張ってください」

 

アイドルをまだ目指すのか?

それとも諦めるのか?

伊集院さんは山田さんの気持ちを

聞き出したかったのだけど

その問いかけ方がかっこよすぎる!

「夢は今どんな位置にありますか?」なんて

さらっと出て来ないよ普通。

伊集院さん、

もう1度ラストアイドルに戻って来て~!

 

 

林真理子さんのジャッジ理由。

「鈴木さんの魅力にスタジオ中が息を飲まれていたし、2人並んでいた時にやっぱり私は彼女から目が離せなくなったんですね。これはもう、スターになるためのとても大切なことだと思うので、本当にまだ原石だけど、キラキラしてますよ。頑張ってください」

 

 

山田さんの退場に

暫定メンバー全員が号泣。

 

空いたポジションに入る鈴木さん。

その目は潤んでいた。

「おめでとう」とメンバーが声をかけたが

なんとなくよそよそしい空気。

 

その他の審査員のジャッジも

全員「鈴木遥夏」

まさかの4:0で挑戦者が勝利。

 

 

収録後の舞台裏。

他の暫定メンバー6人は

次は自分が入れ替わってしまう恐怖で

「どうしよう」と泣いている。

それをスタジオの隅で見る鈴木さん。

声も発することができない。

こんなに空気が重いとは……。

 

そして今から『バンドワゴン』の

振付を覚えて30分後に

スタジオで披露すると告げられる。

挑戦者にはあらかじめ

『バンドワゴン』の

振付ビデオが渡されているらしい。

 

確かにこの空いた時間の

30分で1から覚えるのは無理でしょうね。

衣装を着てみんなと合わせて

フォーメーション確認をするくらいの

段階まで覚えていないと厳しい。

 

 

30分後にスタジオで

鈴木さんを加えた7人で

『バンドワゴン』を披露した。

 

初めてだけどもう出来てる。

最後の立ち位置で中に寄り過ぎて

決めポーズで安田さんに被って

見えませんでしたが(笑)

 

バンドワゴン自体が

わりと簡単な振付なのもあるが

鈴木さんの習得の早さと

この緊張感の中でやれるのは

たいしたものだと思う。

 

 

 

山田さんの退場後のコメント。

「涙が止まらないです。本当に本当に諦めれないので、みんなを越せるくらい、いつか胸張って会えるくらい、私は私なりに頑張ります」

 

 

<放送後のメンバーコメント>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっといい後日譚。

1回目の山田さんの対戦を

審査員席で見ていた西寺郷太さんが

山田さんのダンスを高く評価していた。

落選して号泣していると聞いて

NONA REEVES「Sweet Survivor」の

MVにダンサーとして出演をオファーした。

こういう心遣いが素晴らしい。

 

 

 

 

次回は

木更津のヤンキーアイドル

「C-Style」の八剱咲羅さんが

立ち位置5番・長月翠さんに戦いを挑む。

 

さらにもう1戦、

元「アモレカリーナ東京」で活動し

「JSガール」専属モデルだった

美少女・松本ももなさんと

立ち位置1番・間島和奏さんの対決。

 

戦いはますます過酷になっていく。

果たして……生き残るのは誰だ!?

 

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ