究極のオーディション番組

「ラストアイドル」

1stシーズンのプレイバック企画。

 

2017年9月2日深夜に放送した

第4回目を振り返ります。

 

【ここまでの対戦成績】

(暫定メンバーVS挑戦者 ○勝者●敗者 ※ジャッジ)

 

第1戦:○小澤愛実(4)VS●王林(0) ※大森靖子

第2戦:●相澤瑠香(3)VS○古賀哉子(1) ※ギュウゾウ

 

 

オープニング曲『バンドワゴン』に

古賀さんが入っている。

口パク用音源の相澤さんのパート

「空を見上げ 問いかけた」だけ

古賀さんと山田さんが生で歌って違和感。

 

 

 

3人目の挑戦者は

朝日花奈(あさひかな)さん。(20歳)

 

「スマイル学園 福岡校中等部」

「メトロポリス」

「少女交響曲 ~Girls Symphony~」を経て

現在は「Tokyo Rockets」に所属している。

 

パッと見かなり可愛いが

なかなかの苦労人のようだ。

アイドルで3万円、

お好み焼き屋のアルバイトで4万円の

1ヶ月7万円の生活だという。

「チャンスをいただいたからには絶対に勝ち取りたいです」

 

 

対戦に指名されたのは

立ち位置4番・安田愛里さん。

 

今回の審査員は

大槻ケンヂ、竹中夏海、杉山勝彦、渡辺淳之介。

杉山勝彦さんは第6回まで出演。(後に2回)

乃木坂をはじめ数々の名曲の作曲家。

渡辺淳之介さんは今回と次回のみ。

BiSHやBiSの「WACK」の代表。

ジャッジ未経験で終わっている。

 

なぜ安田さんを指名したか聞かれて、

朝日「私が今までアイドル活動をしてきて、私の中でのアイドル像と1番かけ離れているのは誰かなとこの中で考えた時に、安田さん……綺麗だなと思うんですけど『可愛い』っていうのが私の中でのアイドル像なので、1番違うかなって思いました。それと、今の事務所で私が第1号っていうくらいすごく小さな事務所でやっているんですけど、大手事務所(安田はサンミュージック所属)にいらっしゃるので、小さい事務所が負けてられないなっていうふうに思いました」

なるほどね。

自分と違うタイプにあえて挑戦と

大手への反骨心ですか。

 

それに対して安田さん。

「私の事務所は確かに大手ではあるんですけど、今はお笑いに力を入れていて……(会場が爆笑)。環境が恵まれているかで言ったら、あまり変わらないかなって思ってます」

伊集院さんが「竹山とカズレーザーがものすごい幅を利かせ始めてるからね(笑)」とフォロー。

笑いを誘ってムードが良くなった。

 

 

 

 

<パフォーマンスバトル>

 

 

 

先攻の挑戦者・朝日さんの

マイクパフォーマンス。

朝日「自分の今出せる力を全て出し切りたいと思います」

歌う曲は

松任谷由実『やさしさに包まれたなら』

 

歌はかなりヤバい。

というかキーを間違えているような?

ずっと低いキーで歌って

最後だけ盛り上がった。

「1番大好きな曲を、自分の人生の中で1番大事な大切な日に、この場で歌えたのがすごく幸せです」

 

 

続いて後攻・安田さん。

舞台裏で見守る吉崎さんが

不安そうに見ている。

とくに2人は仲が良くて

出会って2週間でも

固い友情が生まれたらしい。

 

安田さんのマイクパフォーマンス。

「ずっとアイドルになりたくて、やっとこのチャンスをもらえて、7人に選ばれた日からずっと、快感?快感が凄くて、生き甲斐を凄く感じたので、それが一生続けられるように、今を全力で頑張りたいと思います」

快感?

幸せという意味でしょうか(笑)

 

歌う曲は

きのこ帝国『ありふれた言葉』

歌い出しの高音が綺麗に出ている。

ワイプで小澤さんが拍手、

「いける」と確信したのか笑顔だ。

吉崎さんは気持ちが入り過ぎて

途中で涙を流す。

 

その後も歌声は安定して良かった。

歌い終わった安田さんは、

「顔つき的によく『緊張しないでしょ』って言われるんですけど、心はすごく『お豆腐』なんで、今は結構震えて、歌が100%出し切れたかわかんないですけど、気持ちは120%届けられたかなって思います」

 

パフォーマンスで比較したら

安田さんに分がある。

後は「可愛い」を選ぶか「綺麗」を取るか

悩みどころだ……。

 

 

 

 

<ジャッジタイム>

 

 

 

 

この勝負のジャッジは竹中夏海さん。

「もうやだ~」と本音が出る。

PASSPO☆や

HKT48『メロンジュース』の振付師で有名。

アイドルマニアでもある

竹中さんの下した決断は……

 

 

 

勝者「安田愛里」

 

安田さんのコメント。

「ここまで夢を諦めないで良かったなって思います」(伊集院「勝てると思った?」)「(朝日さんの)言葉を聞いて、同じくらい気持ちが強かったから、ちょっと焦りました」

 

朝日さんのコメント。

「まだ諦めてないので、またチャンスがあれば来たいと思います」

 

竹中さんのジャッジ理由。

「ごめんね朝日さん。私たぶん、挑戦する相手安田さんじゃなかった気がする」(伊集院「全員頷いてますね」)「そこじゃなかったと思うんだよね。朝日さんがどうって言うよりはあまりにも違う(タイプの)相手で、こんな7人もいたらいろんなキャラクターの子が必要。ちょっと真逆すぎて代わりに入るっていうのは想像つかなかった」

これは納得の理由ですわ。

 

その他の3人も

「安田愛里」を選んでいた。

4-0の圧勝です。

あれ?今回から審査員の絵が

メンバーの絵に変わってる。

 

 

 

CMに入って立ち位置が隣の

吉崎さんが話しかける。

「裏で見ている時から泣いちゃった」

それを聞いて安田さんは

「ハグしていい?」と吉崎さんに抱きつく。

「頑張った」と背中をポンポンする。

2人の絆が垣間見えるシーンだ。

 

 

俺のジャッジも安田さん。

竹中さんが言う

「狙う相手を間違っていた」という

ジャッジ理由は納得だけど、

今の1期生を知っているから

じゃあ誰を狙えば良かったか

とても答えにくい。

感情移入してしまうと

冷静な選択はできなくなるね。

 

自分と違うタイプを指名するか、

自分と同じタイプを指名するか、

挑戦者も悩みどころ。

3rdシーズンも含めて見て来て

指名する人を間違えているケースが本当に多い。

じゃあどうしたらいいの?って、

俺がアドバイスするとしたら

「弱いところ」を狙えばいいと答える。

歌が下手、ダンスが下手、

私の方が可愛い、

そう思って自信を持って戦えば

勝機はあると思う。

 

 

 

安田さんは言葉のチョイスが面白い。

キャラクター性に魅力がある。

しかも美人でモデル体型。

歌も安定している。

簡単に落とすのは難しい強キャラです。

 

朝日さんは

「売れたい」気持ちが強すぎて

必死さが空回りしていた。

言葉が攻撃的で強気なので

ちょっと性格悪そうに見えてしまった。

セカンドユニットの話を持ちかけられると

「じゃあそっちのセンターで」と笑う。

最後まで強気だった。

 

でも安田さんが勝った瞬間、

すぐに拍手して勝者を讃えた姿や

安田さんのコメントに笑顔を見せたり

真面目で優しい部分もあった。

わざと強気キャラを

演じているような気もしたが……。

 

 

 

 

 

次回は立ち位置5番・長月翠さんが戦う。

挑戦者は滝口きららさん。

現役アイドル滝口ひかりの妹が参戦。

 

しかも2本立て。

もう1戦は立ち位置6番・山田まひろさんに

池松愛理さんが挑む。

 

この勝敗の行方はどうなるのか!?

 

【ネタバレ注意】『ラストアイドル』対戦結果まとめ