1月21日、東京ドームシティホールで

「第3回AKB48グループ・ドラフト会議」

開催されました。

68人(辞退4人)のドラフト候補者の中から、

55人の交渉権が確定

決定した候補者は、

交渉後チームの研究生として加入する。

 

最終的な交渉権確定は

こちらのようになりました。

 

それでは……

今回のドラフトの感想を順番に書いていこうと思う。

 

今日は長い1日だった。

朝の5時から候補者が

1時間ほどSHOWROOM配信して

昼にも30分ほど配信した。

不安で仕方ない子、

最後のお願いをする子、

いつも通りで笑っている子、

いろいろな候補者を見て

みんなに感情が移ってしまい

全員指名されたらいいのにと思った。

 

「ファンが選ぶんなら全員を救ってやろう」と

以前このブログで提案したが

それは現メンバーを推している人には

無理な相談です。

自分の推しの選抜枠を

奪われる可能性があるのだから

安易に全員合格とは

いかないだろうなとも思った。

現実は厳しい。

 

今回のドラフトは

1番人気の矢作萌夏さんが

AKB48チームB希望

他に指名されたら辞退すると宣言したのが

そもそもの混乱の始まりだった。

希望グループまでは言っても

チームまで限定しなかったのに

そこまで言ってもいいんだという流れになり、

そこから全員が

第1希望チームを宣言して

本来のドラフト会議の戦力均等化や

目玉候補者がどこに行くか

誰もわからない展開が

発生しにくくなった。

所謂「逆指名ドラフト」です。

 

矢作さんを責めているわけでは無く

前にも書きましたが、

高校卒業まで実家を出れない事情があり

未成年の安全を考慮したら

これは当然のことです。

プロ野球の世界とは違うんだと

あらためて気付かされました。

ファンも最初は批判的な意見もあったが

最後には態度を軟化して

それじゃ仕方ないなと受け入れた。

その結果、

ほぼ希望するチームに指名される

無理ができない

出来レースのようなドラフトになり、

面白みが欠けてしまったと思う。

 

SHOWROOM配信で

候補者の番号のボールを投げて

投票するというシステムも

俺は最初は否定的だった。

人の大事な人生の選択を

そんなゲーム感覚で決めていのか?と

倫理的に納得できない部分がある。

それと愉快犯が現れて

望みもしないチームに指名されて

泣かされるのではという心配もあった。

 

1分間の投票時間という規制を使って

複数垢もっていても

大量投票できなくしていたのは良いと思う。

この場合の敵は

投票終了の73番のボール。

まだ指名したいのに

これを投げて1位だったら

自動的に終了となる。

 

そして、

いよいよドラフト会議が始まった。

 

1番人気の66番・矢作萌夏を指名したのは

AKB48の「K」「B」「4」の3チーム。

SKEは手を引いてくれたが

AKB内で競合し

交渉権を引き当てたのはチームK

とりあえずAKBで良かったと

ホッとしたのだろう。

 

矢作に次ぐ人気だったのが

72番・渡部愛加里

第1希望はAKB48チームAだったが

「A」「H」「KⅣ」の3チームが競合した。

おそらく本日公開された合宿動画で

牧野アンナ先生が

彼女のダンスをすごく褒めたのが

評価されたのではないかと思う。

13歳という若さも魅力だ。

彼女はHKT48チームHが交渉権獲得

大丈夫なのだろうか?

(追記:辞退はしないそうです)

 

SHOWROOM配信の舞姫こと

47番・中村舞さんは

「NGT48チームNⅢ」と「STU」が競合。

希望者が大量にいるNⅢが

あえて中村狙いで来るとは!

STUも1位じゃないと獲れないと

読んで阻止してきた。

この読み合いは熱い。

 

この対決を制したのは

頼れる船長・岡田奈々だった。

見事にSTUが交渉権を獲得する。

愛媛出身の中村さんは

どちらも希望していたチームで

さぞ嬉しかっただろう。

 

AKB48チームBは外れ1位で

25番・齊藤陽菜を指名したが

う~ん俺は1位で獲るほどとは

思わなかったが……。

イコラブで落選した時から知っているが

歌もダンスもあまり進歩してないと思う。

合宿動画でも表情が硬いと指摘されていた。

 

2位指名で最大の重複が起きる。

STU希望の16番・沖侑果さんを

「B」「KⅡ」「KⅣ」「TⅡ」「STU」の

5チームが指名したのだ。

沖さんは岡山県に住んでいて

STUのオーディションで落選した子。

当初からSTU希望を宣言していただけに

ここで横取りしてくるとは予想外でした。

まさか中村を獲ったから邪魔しに来たの?

 

後でHKTのSR配信を覗いて知ったけど

「顔が可愛い」とか

「HKT希望にいい子がいない」との理由で

見た目の可愛い沖さんを選択していた様子。

お前ら初見すぎないか?

参加する以上、

全ての候補者を事前にチェックしとけ!

プロフィール写真だけで適当に

決める奴らが1番腹が立つ。

 

しかしここでも

頼れすぎる船長・岡田奈々が

強運を発揮する。

くじ引きの順番で1番を引き、

さらに交渉権確定の紙まで引き当てた。

すげえー神ってる。

これには会場も大盛り上がりでした。

さすがセンター様もってるわぁ。

 

沖さんも嬉しそう。

本当に良かった。

 

俺が注目していた1人、

67番・山崎亜美瑠さんも

「M」と「H」が重複指名。

大好きな白間が引き当てて

チームMに決定した。

亜美瑠を美瑠が引き当てるんだから

これまた神ってる。

 

HKT48チームTⅡは

外れ2位に36番・石安伊を指名した。

この人は手がかかりそう

眼鏡が可愛い子だけど

スキルが足りなすぎると思う。

合宿でも残されて怒られていた。

SR配信のコメント欄も

あまり良い内容ではなかった。

 

NGT48チームNⅢが

2巡目で指名した28番・佐藤海里さん。

ふと立ち寄ったSR配信で

彼女は泣いていた。

新潟愛が強く

絶対に指名されたいけど

自分に自信がないと。

オーディションの78番「なっぱちゃん」時代も

ラジオ配信で号泣していたから

拾ってほしいなと思っていました。

 

2巡目を終えて

チームHはよその邪魔をしすぎ。

自分のチームを希望していない渡部や

山崎を奪いに来ている(山崎は失敗)。

おそらく指原がTwitterで

こう言ったのが

引き金になっている。

 

 

今度はどうするのかと思ったが

あっさり選択終了してしまった。

あれ……?

 

その後も

希望していた子を取り終わった

SKEとHKTが早々と選択終了。

てっきりアンチが邪魔をして

盛り上げるかと思いきや

みんな意外と冷めているようだ。

そんなにいらないしね。

 

3位でチームMが

中野麗来の妹、

44番・中野未来を指名。

「いもちぇる」も無事にMへ。

 

STU48の3位で指名されたのが

69番・由良朱合さん。

アクターズスクール広島の

SPL∞ASH時代から

STU48今村美月さんや

イコラブの山本杏奈さんと親友で

2人とも由良のことを心配していた。

俺は73番だけが不安だったが

杞憂に終わって良かった。

順番的には1位でも

おかしくないスキルがあるが

戦略上の3位で

これはSTU大勝利といえる。

 

4巡目でチームKが指名した

24番・小林蘭さん。

この子も俺が注目していた1人。

ロックダンスを得意としていて

パフォーマンス動画を見たら

そのスキルの高さは一目瞭然。

しかしなかなか「K」が指名しないから焦った。

 

ボールを投げ終わると

指名した名前が先に自分チームの

モニターに出るのだが、

指名決定の時に「K」で喜びの声があがり

何事かと思ったら小林蘭だった。

つまりメンバーからも

高く評価されていたということだ。

宮脇咲良さんも

自分のルームで実は24番の子が

ほしかったと言っていたらしい。

 

 

まだ呼ばれていない候補者が

時折カメラに映るが

ほとんどお通夜状態。

もう呼ばれないんじゃないか

無理じゃないかと諦めている人が多い中で

ずっとカメラが来たら手を振って

笑顔を見せる子がいた。

9番・大澤藍さんだ。

5巡目でやっと

大澤さんの名前が呼ばれる。

希望通りのチームMヘ。

 

ふと第2回のドラフトで

名前を呼ばれなかった影山優佳が

みんなが泣いてる中、

最後まで笑顔でいたのを思い出した。

その後の彼女の活躍を見れば

こういう子こそ逆境を乗り越えて

成長していくんじゃないかと。

そんな気がしました。

 

1番難しい立場に居たのが

32番・信濃宙花さんではないかと思う。

みんなが次々と第1希望を表明していく中で

彼女は「どこでも家族で引っ越します」と

覚悟を決めたうえで

彼女だけ「どこでもOK」を貫いた。

 

逆に言えば

どこでもOKというのは

他に獲られてもいいやと

思われてしまう危険がある。

だからどうしても優先度が下がって

ずっと後回しにされてしまった。

 

そしてSTU48の5巡目で

ついに信濃さんの名前が呼ばれる。

STUとしては希望通りの候補者を獲って

もうこれ以上獲らなくてもよかったはず。

それでもあえて

信濃さんを指名したことに

俺は拍手したいと思う。

STUヲタの優しさを見ました。

 

最後に

この人のことを語らないといけない。

26番・坂本夏海さん。

 

正直言って

今回の第3回ドラフト会議は

興味が無くてスルーするつもりだった。

そんな中で

たまたま候補生が配信しているのを

軽い気持ちで見て回ったが

すごく人気が少なそうな子がいた。

顔と声は可愛いが

18歳という年齢もアイドルとして

先が見えてしまう。

パフォーマンス動画を見たが

特別すごいということもない。

 

配信の終わりになると歌を歌い出す。

その声が優しくて妙に惹かれた。

いつの間にか

彼女の配信が楽しみになっていく。

(↑このアバターは某ゲームの公式アバター)

 

けれど俺はSHOWROOMでは

ほとんどコメントしないので

(他にもたくさん配信見て回るので)

いつも一方通行。

ただでさえ夏海さんは人気が無くて

ドラフト直前に

「みるきーに似ている」ことで話題になるまで

埋もれていた存在だったと思う。

どうせ消えるかもしれない子を

好きになっても……

そんな思いがどこかにあった。

 

5巡目まで終わっても

夏海さんの名前は呼ばれない。

希望していたNMB48チームBⅡも

AKB48チーム4も駄目。

ちらっとカメラに映る彼女はうな垂れていた。

この合宿で同じチームになった

佐藤亜海さんが人気者で

早々とMの1位で指名されている。

親友がいなくなって

続々と選択終了していく

現実に絶望していたかもしれない。

 

もう無理か……

そう思っていた6巡目。

NMB48チームMで

坂本夏海の名前が呼ばれた。

その瞬間、

俺も思わずガッツポーズ。

最後の最後に

こんなドラマが待っているなんて。

M推しのみなさんありがとう。

希望していたBⅡではないが

Mには亜海ちゃんがいるし

「あみなみ」コンビが見れるのは嬉しい。

亜海ちゃんが自分の配信で

「なみちゃんに投票してね」と

投票を呼び掛けてくれたのも

大きな要因でしょう。

もう感謝しかない。

NMBのみなさん

なみ(にゃみ)ちゃんを

よろしくお願いします!

 

 

指原が目をつけている子が

最後まで呼ばれなかったら

「ダメなら=LOVEで拾います」

と言って会場を沸かせた。

これはリップサービスで

イコラブの名前を出すことが本当の目的。

イコラブは今12人でうまくいっているから

追加メンバーはいらないんだけど

そういうことが言える

さっしーの懐の深さが凄いなと思う。

 

最終的に指名されたのは

68名のうち55名。

指名漏れは13名だった。

その中には

30番・澤巳咲来さん、

37番・曽我部優芽さん

49番・波左間美晴さんといった

注目候補者も落ちている。

 

曽我部さんは16期も落ち、

波左間さんは第2回ドラフト、

イコラブも第3回ドラフトも落選だから

今すごく辛いと思う。

でもね、諦めなければ

努力は必ず報われると信じて

前に進んでほしい。

おぎゆかだってそうだった。

 

今日選ばれなかったことが

その人にとって

別の道が正しかったのかもしれないし

まだまだ足りないものがあると

神様に言われているのかもしれない。

もう終わりとか考えず

これから先の努力で

いくらでも逆転できるから。

なーんて上から目線ですが……。

 

 

ラストに歌唱した

「ここがロドスだ、ここで跳べ!」

何度も歌って踊って

その歌詞の意味もわかっているから

余計に心に響きますね。

 

 

最後に今年の総選挙の

開催地を募集するという

よくわからん発表があった。

 

どこに決めてもお前ら批判するから

決まる過程を見せて

納得してもらおういう魂胆だろう。

逃げたな運営。