テレビ朝日系オーディション番組『ラストアイドル season2』(毎週土曜 深0:05~0:35※一部地域を除く)の初回が13日に放送され、5つのアイドルユニットとプロデュサーの組み合わせが決定した。秋元康はシュークリームロケッツ、織田哲郎はGood Tears、小室哲哉はラストアイドル、指原莉乃はSomeday Somewhere、つんく♂はLove Cocchiをそれぞれ担当する。

 

 “プロアマ問わず兼任可能”という前代未聞の応募条件や、毎週行われる残酷な“メンバー入れ替えバトル”が話題を集め、4ヶ月におよぶバトルの結果、昨年12月16日の放送で「ラストアイドル」の最終メンバーが決定。12月20日にはデビューシングル「バンドワゴン」をリリースした。一方、番組ではバトルに敗れた元暫定メンバーや、敗北した挑戦者たちによる4つのセカンドユニット、「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」も誕生。

 

そして、2018年。season2では、セカンドシングルをかけたユニット対抗戦が行われることに。秋元、織田、小室 指原、つんく♂の5人がプロデューサーとして、5つのユニットのメンバーとタッグを組み、楽曲、ダンス、衣装まですべてをプロデュース。ユニット対抗総当たり戦の結果、上位3チームが次なる関門、トーナメントで争い、第1位を獲得したグループがセカンドシングルの表題曲を歌うことになる。各プロデューサーの手によって磨き上げられたアイドルたちは、どんな姿を見せてくれるのか。

 

2018年、ラストアイドルの新展開は

5人のプロデューサーとタッグを組んで

ファミリー内でバトルを行い、

勝ち残ったグループが

セカンドシングルの表題曲を歌うというもの。

「ラストアイドル」という番組なのに

ラストアイドルがカップリングに

追いやられる可能性があるわけです。

 

AKBを例にすると

「AKB48の最新シングルは

NMB48の「ワロタピーポー」で

カップリングは

Type-AがAKB48、

Type-BがSKE48、

Type-CがHKT48、

Type-DがNGT48です」

みたいな変なことになってしまうのだ。

……ややこしい。

 

13日深夜の放送では

抽選する場面から

5人のプロデューサーの組み合わせを発表し

それぞれの初対面の様子を放送した。

 

その結果がこちら……

 

ラストアイドル × 小室哲哉

Good Tears × 織田哲郎

シュークリームロケッツ × 秋元康

Someday Somewhere × 指原莉乃

Love Cocchi × つんく♂

 

 

この組み合わせを見た時、

ラストアイドルやばいな~と思った。

小室さんは偉大なプロデューサーだけど

王道アイドルとは方向性が違うし

去年の放送でも自信なさそうな感じだった。

初対面のあいさつで

「僕の色がついてしまうけど大丈夫?」

「発声練習しなくていい」

「何もしなくていい」など

ただの優しいおじさんになっていて

おいおい大丈夫なのか?と

さらに不安になってしまった。

 

 

1番の勝ち組と思っているのが

指原莉乃プロデュースの

Someday Somewhere(サムデイ・サムウェア)

「=LOVE」を見てもわかるように

指原の楽曲選びのセンスや歌詞は

自身がアイドルヲタだけに

ファンのツボをついてくる。

バトル方法がまだわからないけど

良い曲をもらえそうなことで

期待感が高まる。

 

ただ指Pは体型や髪型にやたら厳しい。

あそこまで自分好みにしないと

気が済まない人だとは

思ってなかったのでびっくり。

イコラブちゃんも裏では

表以上に厳しく言われているのかなぁ。

 

 

秋元康プロデュースは安全牌。

今回はメンバーの意見も

取り入れてもらえるので

新しいシュークリームロケッツになりそう。

個人的には王道の可愛い系で

やってほしいけど……。

(本当は指原さんに

シューロケ担当してもらいたかった)

 

それとラストアイドルと兼任の

長月翠の立ち位置が難しい。

まさかファミリー同志で戦うとは

思ってなかったから

彼女がどちらでコメントしても

嘘っぽく聞こえてしまう。

最悪わざと足を引っ張って

負けさせたとか言われないか心配。

ただでさえ、

みーたんメンタル弱いのに……。

 

 

Good Tearsが織田哲郎さんに決定して

これはピッタリだと妙に納得した。

相川七瀬のかっこいい系も

ZARDのバラード系も

AKBの可愛い系もできる稀代のヒットメーカー。

期待値がかなり高い。

おそらくダンサブルな楽曲に

仕上げてくるのではないだろうか。

ダークホース的存在。

 

 

組み合わせとして面白そうなのが

Love Cocchi×つんく♂。

ラブ・コッチという名前自体が

つんくっぽいネーミング。

 

初対面で

「売れるにはどうしたらいいですか?」

という質問に対する

つんく♂の答えが素晴らしかった。

 

「売れるには売れるまで頑張る。これだけ。

あとは歌が大好きであること。これが一番」

 

これは名言。

その通りだと思う。

 

つんくさんのシャ乱Qは

見た目のチャラさと楽曲から

イロモノバンドとして見られがちで

売れない時期が長かった。

バンドを続けるか辞めるか迷っていたが

「上・京・物・語」がスマッシュヒットして

「シングルベッド」がアニメのEDに起用されて

「ズルい女」でブレイクするまで7年かかっている。

その人の言う言葉だからこそ重みがある。

 

それから「おでこを出して」と

髪をあげさせたり耳を出させたりしていたが

どうやらつんくさんは

「おでこを出すことに躊躇するかどうか」から

その人が「どれだけ隠し事をしているか」を

見極めるために行っていたらしい。

「僕はオーディションのとき、いつも『おでこ出して』って女の子たちに言うんです。『おでこ出して』って言って、躊躇う子、聞き返す子、すぐに出さない子はその時点で落とします」

なるほど、さすがです。

 

メンバーも真剣に話を聞いていたし

この組み合わせはベストかもしれない。

王道からあえて外した

変化球っぽい曲で攻めてきそう。

 

 

 

今回の放送の中では

どういう方法でバトルして

どう勝敗をつけるのか説明が無かったが

また賛否両論の

採点方法になるのだろうか?

 

今年も最初から

「ラストアイドル」が

いろいろ仕掛けているので

ますます目が離せません。