2016年も終わりに近づき、
今年のアイドルソングの
最終的なランキング発表の
時期になりました。


このアイドルソングがすごい!は、
俺が個人的に気にいった
アイドルソングを
「このミステリーがすごい!」に倣って
独断と偏見で選ぶ企画なので
公式のものではないということを
ご理解ください。
よって個人の勝手な感想です。

 

しかも今年はほとんど

曲を聞いていないので

なんとも偏ったランキングに

なってしまいました。

それでもよろしければ

しばらくお付き合いください。

 

 

ではさっそく
ランキングの発表にいきましょう。

 

 

 

 

第10位

SUPER☆GiRLS『ラブサマ!!!』

 

前作で荒井、勝田の2人が抜け、

新たに5人の追加メンバーを加えた

新生スパガの夏曲。

 

SUPER☆GiRLS『ラブサマ!!!』MV

 

グラビアで活躍する浅川が

やたら胸を強調しているのが

少しムカつくが

(昔から好きじゃないので)

新人の5人にも注目したい。

 

やっぱりスパガは

あみたがセンターじゃないと

いけないと思う。

 

 

 

 

 

第9位

欅坂46『手を繋いで帰ろうか』

 

欅坂46のデビューシングル

『サイレントマジョリティー』の

カップリング曲。

 

欅坂46『手を繋いで帰ろうか』MV

 

菅井友香が男役、

守屋茜が女性役となり、

男女の恋愛を描いた

演劇風のダンスが特徴。

 

サビのアップテンポな

リズム感がかなり好き。

いい曲だと思うし、

ライブでの菅井&守屋の

コミカルなやりとりも楽しいので

かなり盛り上がれる曲。

MVはなんか違う感じ。

 

 

 

 

 

第8位

AKB48『君はメロディー』

 

AKB48の43枚目のシングルで

AKB結成10周年の記念ソング。

AKBとHKTを兼任する宮脇咲良を

初めてのセンターに抜擢。

MVには卒業生の前田敦子、

大島優子、篠田麻里子、

板野友美が参加している。

この曲をもって

高橋みなみが卒業した。

 

AKB48『君はメロディー』MV

 

「サビだけを覚えてる~」の歌詞の通り

サビしか記憶に残らないが、

曲自体は良曲。

春の温かさを感じさせる

メロディーが心地よい。

 

やっぱり、

あっちゃんがいた

2011年くらいのAKBが

一番良かったなぁ……。

 

 

 

 

 

第7位

乃木坂46『急斜面』

 

乃木坂46の14thシングル

『ハルジオンが咲く頃』の

Type-Bに収録されている

カップリング曲。

白石麻衣、橋本奈々未、松村沙由理の

御三家が揃って

バンドを組むというMVになっている。

 

乃木坂46『急斜面』MV

 

とにかくイントロが良すぎる。

サビの高音も綺麗です。

そして最後に

まいやんの「好きだー!」が聞けるのも

ファンには堪らないポイントだろう。

 

歌詞は好きな女の子の

家の前の坂道を

足をつかずに上れたら

好きだと告白しようという

男の子の気持ちを歌ったもの。

なんともピュアですね。

 

 

 

 

第6位

欅坂46『二人セゾン』

 

欅坂46の3枚目のシングル曲。

3作続けてセンターは平手友梨奈。

 

欅坂46『二人セゾン』MV

 

この曲は

曲自体は普通。

ダンスが素晴らしい。

バレエの回転や

スキップを取り入れて

落ち葉が舞う様子を

表現しているのだが、

平手を除く全員で
「けやきの木」を作ったり、

最後に平手が振り向いたとき

誰もいなかったりと、

攻めた振り付けになっている。

それに加えて

平手のソロダンスが凄い。

 

2番のサビ終わりからDメロの間、

平手友梨奈がソロで踊る。

通称「一人セゾン」

ここは是非

注目して見ていただきたい。

 

ちなみに

「一人セゾン」は

某ラジオ番組でもネタにされていたが

オナニーの隠語としての意味もある。

 

 

 

 

第5位

私立恵比寿中学『まっすぐ』

 

私立恵比寿中学の

10thシングル。

 

私立恵比寿中学『まっすぐ』MV

 

MVは手話なのかどうか

どういう意味があるのか

よくわからない動きで困惑してしまう。

サビのぁぃぁぃのシャウトが気持ちいい。

 

この曲を聞いた時、

壮大で良い曲すぎてびっくりした。

で、作曲家を見てさらにびっくり。

乃木坂のヒットメーカーの

杉山勝彦が作曲しているではないか。

(だから乃木坂っぽい)

知らない人に

是非とも聞かせてあげたい。

今回のランキングの一推し曲。

 

 

 

 

第4位

乃木坂46『サヨナラの意味』

 

乃木坂46の16thシングル。

来年2月に卒業することを発表した

橋本奈々未がセンターを務める。

 

乃木坂46『サヨナラの意味』MV

 

まず曲が素晴らしいです。

これまた杉山勝彦の作曲で

安心安定のハイクオリティー。

 

正直MVは駄作。

またわけのわからない路線で

棘人(しじん)の棘を切る儀式だの、

同じフロントのまいやんより

なぁちゃんが目立ちすぎていたり、

ななみんが一言も

台詞を発していないなど

このMVには問題ありすぎ。

歌詞に沿った内容で

普通に作れよと言いたい。

 

 

 

 

第3位

でんぱ組.inc『最Ψ最好調』

 

2016年11月2日発売。

でんぱ組らしさ全開の

ハイテンション曲。

リサノートが一番怖ぇ~。

 

でんぱ組.inc『最Ψ最好調』MV

 

昨年は『おつかれサマー!』が2位で、

今年も3位と大健闘。

相変わらず俺はでんぱの

はちゃめちゃで明るいノリが好き。

 

みりんは下の歯を矯正したようだ。

あれ気になってたんだよなぁ。

えいたその「発光」は

何だそりゃと思ったが

意外に使える能力?

最後のオチは、

ねむの「予知夢」でした。

 

 

 

 

 

 

第2位

乃木坂46『きっかけ』

 

第2位は

またもや乃木坂。

この曲はシングルではなく

2ndアルバム『それぞれの椅子』の

リード曲として収録。

歌番組でも何度か披露した。

 

乃木坂46『きっかけ』MV

 

公式のMVは

乃木坂46時間テレビの

深川麻衣卒業時に制作した

黒板アートと46時間TVの映像が

使用されているので

あの時の感動が蘇ってきて

泣きそうな自分がいる。

 

ミスチルの桜井さんが

ライブで歌ったというエピソードで

一気に知名度が上がった。

そしてこの曲も

杉山勝彦が作曲している。

「生きるとは選択肢、たった一つを選ぶこと」

歌詞もすごくいいです。

 

 

 

 

 

 

 

そして第1位は……

 

 

 

第1位

欅坂46『サイレントマジョリティー』

 

乃木坂46の姉妹グループとして

誕生した欅坂46のデビューシングルが

見事第1位に輝きました。

やっぱり今年は

この曲を抜きにして

アイドルソングは語れないでしょう。

 

欅坂46『サイレントマジョリティー』MV

 

とにかく

ファーストインパクトが凄かった。

その要因のひとつが

センターを務める

平手友梨奈のオーラ。

14歳の中学生とは思えない

クールな表情と風格、

キレのあるダンスに衝撃を受けた。

 

もうひとつ挙げるとすれば

振り付けの大胆さ。

最初見た時、

うわっ変な振り付けだなぁと

(特にガニマタダンス)

思っていたのが

逆に新鮮で「面白い」と

思えるようになってきた。

そして「モーゼの十戒」や

一人で手を突き出すシーンなど

これでもかと

センター平手を目立たせる演出も

素晴らしく効果的だった。

世界的に有名なダンサーの

TAKAHIROを起用した運営もGJ。

 

MVの演出では

俺は2番のサビのところが

凄く気に入っていて

4カットだけ町中を制服で踊るシーンが

挿入されているのだが、

ここがこのMVの

最大の隠し味だと思う。

 

俺はこれを見た時、

あれを思い出した。

アニメ『女子高生』のエンディング。

梅津泰臣先生の手がけた

あの名作EDです。

 

渋谷駅で制服でダンスする女子高生という

「非日常」な光景を

わずか一瞬だけ挿入することで

軍服風の制服で

大人たちに支配されるなと

歌って踊る少女たちを

「現実的」に見せるという

なかなか高度なテクニックだ。

 

 

 

というわけで

今年のベスト10が決定。

坂道シリーズに集中してしまったが

それだけ良い曲に恵まれたともいえる。

48グループにも

良い曲があればもちろん

取りあげるつもりだったが

残念ながら今回は無かった。

 

前年、一昨年の覇者

Wake Up, Girls!も

今回は良いと思える曲が無かった。

2017年に新作アニメが

放送されるらしいので

次回に期待したい。

 

ちなみに10位以下は……

 

第11位 乃木坂46『ハルジオンが咲く頃』

第12位 けやき坂46『ひらがなけやき』

第13位 NGT48『Maxとき315号』

第14位 HKT48『74億分の1の君へ』

第15位 欅坂46『世界には愛しかない』

第16位 乃木坂46『欲望のリインカーネーション』

 

『ハルジオン』は

まいまい卒業センター曲なので

入れたかったけど、

「君のことを僕らは思い出すだろう」

というサビの歌詞が

リズムに合わせすぎて文法が滅茶苦茶。

「僕らは君のことを思い出すだろう」だと

リズムに合わないから

無理してはめ込んだ感じが

どうも気に入らない。

 

『Maxとき315号』は

NGTの初のオリ曲で高評価されてるけど

曲自体はよくあるアイドルソングだと思う。

 

『74億分の1』は

サビの輪唱するところが好き。

あまり高く評価されていないのが

惜しい曲である。

 

 

以上で2016年の俺のランキング決定。

今年は欅坂がブレイクしたが

来年はどうなるかわからないし、

AKBグループの巻き返しにも期待したい。