Twitterの話。

俺は4年前にTwitterを始めた。
その頃は、
ニコ動でアニメMADを投稿して
ツイッターでもそのMAD作者を中心に
フォローしていた。

MADというのは、
簡単に言えば
アニメの動画を編集して
自分の好きなように繋ぎ合わすこと。
これをMADとかAMVと言う。
音声を加工したものは音MAD。
そのMADを通じて
同じ趣味で楽しく盛り上がった。

2011年にはpixivで
絵を描きはじめて、
「けいおん!」を中心としたイラストを投稿。
同じ絵を趣味にする人たちと
交流するため、
ツイッターでフォローした。

で、2012年に自分の中で
アイドル界に興味が移り、
アニメから離れるようになった。

当然、
フォロワーの会話に興味も薄れて、
疎遠になり
やがて決断しないといけなくなる。

このまま惰性でフォローし続けるか?
それともリムーブするのか?
リムーブとは
ツイッターのフォローを解除することです。

日本人はリムられると(リムーブされること)
「あいつ俺をリムりやがって!」
と怒る人が多い。
確かにもうお前のつぶやきを見たくないと
相手に教えるようなものだ。
これを気にしてか
見たくない人のツイートをミュートする人もいる。

俺の場合、
ミュートは使いたくなかったので(失礼だから)
関わりなさそうな人は
きちんとリムーブしました。
アイドル好きor嫌いではない人を残したかたちだ。

アニメ関係で仲良くなった人は、
やたらAKBを嫌っているので、
「口パクが~」「AKBのブスが~」
と言った時点で、
フォローを切ることになった。
アニメオタは
性格がやたら攻撃的で
言わなくていいことを平気で言うのだ。
だからアニメアイコンは嫌われるのだよ。

良い作品や絵を作る人も
性格は良くない人が多かったなぁ。
やたらウケ狙いのツイートしてたり、
関係無い名前の奴を
エアリプばかりでタイムライン埋めて
直接リプライしろやと思う人がいたり。

一番大事なのは、
趣味が違ってきたら
リムーブするのはあたりまえ

ということです。

誰かが良い事言ってた。

おいしいハンバーグを
出してくれるお店だから
毎日通っていたのに、
ある日急に寿司を握り始めたら
その店には行かなくなる。
それと同じことだ


趣味は移ろいやすいもの。
同じ趣味じゃないのに話を合わせるのは
苦痛じゃないでしょうか?
よっぽど、
その人が好きじゃなきゃ
フォローし続けるのは難しいだろう。


ここからは、
ある一人のフォロワーだった人の話。

その人はpixivの絵から
ツイッターで相互フォローになりました。
何度かツイッターのやりとりもありました。

絵はお世辞にも
上手いとは言えなかった。
pixivの評価も少ないやつで、
絵を上げるたびに落ち込んでいた。

でも俺はそいつの絵は
一生懸命に描いてるのが伝わって好きだった。

性格に欠点があり、
すぐ鬱になっては
ツイッターで一人つぶやく。
「自分なんて生まれてこなければよかった」だの
「どうせ自分の絵なんて誰にも見てもらえない」
と毎日のように・・・

それでいて、
フォロワーが「風邪をひいた」とかつぶやくと
「お体は大丈夫ですか?」と
周りに気を遣いすぎる。
そういう面倒臭い奴なのだ。

俺以外にもそいつのつぶやきは見える。
150人くらいフォロワーはいるから。
誰かその鬱ツイートに反応するかと思いきや、
誰も反応しない。
見て見ぬふりだ。

俺は一度
鬱ツイートに反応して構ってやったが、
こいつはいつまでたっても
この調子を繰り返していた。
そういう病気と知ったのはそれからだ。

アスペルガー症候群という病気だ。

俺はそいつと趣味が違ってきたので、
いつかリムーブすることになると考えていた。
が、このまま放っておくのも
可哀そうだと思う気持ちもあった。

そんなある日、
向こうからリムーブしてきたのだ。

その時思ったのは、
やればできるじゃん」という思いだ。

リムーブするって
結構気を遣うもんだよ。
へぇ、あいつがねぇ。
あいつが気を遣ってリムることができたのなら、
もういいかと俺は思った。
俺はもう見なくていいなと満足した。

変な話だ。
リムられて嬉しいって。
それでいいんだよ。
趣味が違ってきたから離れた。
ただ、それだけのこと。

苦痛になったら離れていいと思う。


ツイッターのことを例に出してるけど、
ブログも同じ。
俺なんかアイドル以外にも
趣味が多いから
読者登録しても「何だそりゃ」な記事も多い。
いいねも返さない。
他人のブログにコメントもしない。

何故かと言うと
交流はもうツイッターで懲りたのです。
正直疲れる。

ブログを始めたのは
交流のためじゃなく
俺の考えを吐きだす場としての逃げ道。

ただ、自分のブログのコメントには
できるだけ誠意を持って答えるようにしてる。
もちろん俺とは考え方が違う人だっていて
なるほどそうか、
と思うことも多々あります。
できるだけ続けていきたいと思う。

そうそう、
ツイッターでの交流は止めても
話しかけたら答えますよ。
そりゃ簡単で便利なツールですからね。