その他に下着や靴下なども売っておりますが、





金のない者にはすべて官給品が与えられます。





ただしこの場合は受刑着用の粗末な制服になってしまいますが……。
 




毎日食っちや寝のぐーたらな生活でも洗濯物は発生します。






東拘の未決

(裁判で有罪が決定していない者)の場合は






すべて部屋での手洗いか、






自宅等への送付

(宅下げといいます)になっていました。







 刑務所には洗濯工場という専用部署があって、







毎日非常にシステマティックに受刑者のすべての洗濯物を扱っていましたが、







私服を着用しているので破損・紛失を避けるためのも洗濯は各自に任されていました。






ただ洗濯といっても洗剤の所持は認められておらず


(自殺防止のためか?)、





手洗い用の石鹸を使用するので、






ほんの気休め程度のものでしたが






下着と靴下を洗うくらいですから十分でした。







新聞は全国紙とスポーツ紙を各一紙ずつ、




合計二紙まで月決め契約でき、



毎朝食後に部屋に届きます。



雑誌も週刊誌や月刊誌は事前申し込みしておけば定期的に届けられます。



テレビはなく、



ラジオといってもチャンネルは選べませんから、



新聞は貴重な情報源でした。



書籍類は長い間、部屋の中に三冊しか置くことができませんでしたが


(学習参考書、辞書等は例外)



監獄法が改正された平成18年の6月からその制限がなくなり、




購入したものはすべて部屋の中に収納して良いことになりました。






これは収容者には大変有意義な変更点です。




それまでは三冊しか手元に置けず、




たとえ差し入れや面会で本が10冊入ってきても一度に三冊しか部屋に入れてもらえず、




交換するにはそのたびに申請書

願箋といいます)

を書かねばならず手間が大変でした。




拘置所・刑務所にかかわらず自己啓発を志す者にとって読書は唯一の学習手段ですので、




この法改正は大正解であったと思われます


           

               

               


雑居では、





金のある人が多数派の場合はよいのですが、





少数派となるとその人に他の連中がたかるようになって大変な目に遭うことも珍しくないとか。

 





金を待っていなくても厚かましい奴というのは必ずいますから、






自分は○○が大好きなんですよね、






とかあの週刊誌を読みたいな、






とか言って遠回しに購入を要求してくる輩が必ずいるようで、






雑居というのにそういう他人との煩わしさがついて回ります。





そうした点を予想し、






危険?を冒してまで私は独居を確保したわけですが、







結局勾留期間が2年にも及んだので精神衛生上大正解でした。