南米の大陸、自然の宝庫アマゾン流域には、外部社会と接触した先住民族や、未だ外部との接触を持たない未接触民族が存在していると言われている。
自然と資源が豊富なブラジルは、近年の経済成長で目覚ましい発展をしている。
成田からアメリカ経由でトランジットも含めて30時間を越す長旅に耐えて、パスポートに入国スタンプを押してもらい初めてリオに降り立ったのは、2005年の6月。
南半球、季節的には初冬のはずだったが、眩しいばかりの太陽の日差しが出迎えてくれて、ヨーロッパとも異なる空気感に疲れてはいたが不思議と気分は良かった。
チェックイン後、高揚した気分のままホテルのプールサイドにひとり寝っ転がり、初体験の南米異国情緒に浸った。
眼下に見るコパカバーナビーチは、早朝からジョギングや散歩する人も多く、サッカーやビーチバレーを楽しむ人たちであふれていた。

カリオカがかもし出す雰囲気とカラフルな色彩は、さすがに日本では味わえない。

ブラジル文化と国民性がすっかり気に入って、これまでに13回ほどリオ,サンパウロはもちろん、ベロオリゾンテ、オウロプレート、ニテロイ、カポフリオ、サンジェセ、フロリアノポリス、大陸の北のフォルタレザから南のポルトアレグレまで色んな町を訪れた。

ロシアを除いたヨーロッパ全土より広い国土のブラジルでの移動はそう簡単ではなく、とにかく時間が掛かる。

何度かブラジル人から誘われているが実現していない、未来都市・世界遺産の首都ブラジリアの建造物はいつか自分の目で見てみたい。
cheers