世界の食文化の中でも、日本食はダントツに洗練されていることは誰でもが認めるところであるが、訪れたその国の空気感の中では、地元の料理の方が口に合うかもしれない。
だから、お酒に酔うことはもちろんだが、雰囲気に酔いしれて雰囲気も楽しんでいる時にどこらかともなく海外のレストランで日本語が耳に入ってくると、一気にテンションは降下する。
海外で和食をいただいても、不味いものよりかは無難に選択する意識の方が高い気がする。
和食にはもちろん海外銘柄のビールより日本のビールの方が相性がいいはずだし、結局、味への感動を得るまでにはいかない。
今晩の CIUDA CONDALの味はオーダー後5分以内にすべて出てくるほどシンプルだが、日本人の味覚にも相性はいい。

特別手の込んだ料理ではないが、その分素材の新鮮さと塩と胡椒中心のシンプルな味は、何度食してもやはり飽きない本物の味。

トマトペーストをぬったバケットは定番。

アンチョビのマリネに大きなグリーンオリーブ

グリーンアスパラとマッシュルームのソテー

ベイビースクゥイドのフリッタ

大降りのエビの串焼き

随分とオーダーしてしまいほぼ満腹なのだが、隣のスペイン人が頼んでいてウエイトレスがタマゴをまぶしていた料理が気になり、その正体を確認すると、、、、、、、、、

メニューに載っている "Cabreaos" Eggs Style、細切りのフライドポテトに2個のフライドエッグ or ポーチドエッグがトッピング、十分にまぶして日本で言うタマゴかけご飯のようかも、、、、、、

周りを見渡すと地元のスペイン人たちがオーダーしていたから、おそらくここの顧客 / 通の定番メニューか?
すっかり酔っぱらってバルセロナっ子気分、そのまま気持ちよくホテルにご帰還で、have a good sleep !
cheers