French bee stings | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

レンタル自転車での移動は思いのほか快適で、いつもと違う雰囲気で初夏の巴里の街を堪能出来た気がする。

街の各所にあるレンタルスペースは場所によっては、すべての自転車が貸し出し済みで在庫がなかったり、戻そうと思った場所に空きスペースがなかったりと、おそらくサマーホリデーシーズンと週末が重なったせいかもしれない。

Tranoi/トラノイ展の次に訪れたCapsule/ カプスル展示会場には、顔なじみも多い。

地元パリには15年以上の付き合いなる左側のHOME COREのデザイナーALEXと、彼には似つかない美人妻ジュリーのパートナー Oliveir /オリビエのふたりに再会して、お茶目なふたり一緒の記念撮影となったワンショット。


Ready Steady Go!



このふたりの他にもロンドンYMCのジミー、Double Identityのポール、元ダッファーで現PRESENTのエディー&スティーヴなど、6876のケネスなど久々に会うと話が長くなり、時間があっという間に過ぎて行く。

2層になったガレージを使用した会場は、ことの他暑い。

エアコンがなく天井から日が当たる2階は更に暑く長居はごめん被りたいが、得てして2階に用事が増えてしまうから困ったもんだ。


時間がないため、簡単に近くのベーカリーのサンドイッチで遅めのランチを済ませ、次の会場ランデヴーに向かう。

夕方になるとさすがに時差ボケもあり疲れが襲ってくるが、再度エンジン全開でラストスパート。

明日の夕方5時のフライトでバルセロナに移動しなければならず、ほぼ本日1日で仕事を片付けなければ鳴らず、おのずと気は焦る。

最後のショールームを訪れて本日分として準備していたエネルギーは使い果たし、さすがにこれ以上は集中力が続かず、陽射し残る小さな公園のベンチで一息つこうと思ったその時、右足の甲に針に刺されたような痛みが、、、、、、、、、、

何を思ったか、見るとフレンチ産の蜂が我が輩の足の甲を刺している。

それでなくても捻挫してやっと良くなりつつある右足に、再度アクシデントが舞い降りてくるとは、よほど運がよろしくなく、泣きたくなる心境である。

歩き疲れて若干の浮腫と痛みがあった右足首がそれどことではなくなり、刺された痛みが勝り、パニック気味になってしまう?

おそらくこれまでに味わったことがない、made in Japan の皮膚に針を刺すとは、何とも図々しい蜂である。

憎さ100倍で中指で思いっきりはじき飛ばし、おそらく即死に近い状態でご臨終となったはずだが、初体験の蜂刺され、それもフランス蜂とは、刺された場所を両親指で押し毒を絞り出して様子をみる。

万が一、アナフィラキシーショックなんて大げさなことまで心配してしまう。

でも異国でもしも、、、、と考えて、大勢のフランス人がいる公園なら万が一の場合もすぐに救急車を呼んでくれと判断した何とも情けない話です。

おそらく長く感じた20分が経過して、刺された箇所の痛み以外は特に症状無くひと安心で、近くのドラッグストアに行って、通じない英語で何とか分かってもらい軟膏を購入。

急いでホテルにもどり、レセプションで事情を説明して、蜂刺されの軟膏で合っているか確認。

お気の毒とホテルのスタッフに同情されてしまい、部屋に戻って徐々に赤く腫れはじめている右足は、お祓いが必要なくらい不運続きで付きから見放されているのかもしれない、、、、、、、、、

一気に疲れが2倍に感じるほど襲って来て、意気消沈気味に1日目のパリ滞在が終わろうとしている。

気分転換に入浴剤をいれたバスに浸かり、こういう時もあるさと自分を慰め、明日に備え早めの就寝で部屋の灯りが消えた。


cheers