その後、締めのミーティングが行われ解散へと。
自国に帰国するひと、リオに行くひと、せっかくだからとブラジルのリゾート地へ行くひとなど、それぞれお好みの行程となりますが、私は同じホテルにひとり更に3泊して、サンパウロ生活を楽しみますと言いたいところですが、色々と予定している仕事が残っているのです。
東京から遠路はるばる30時間以上掛けて来ているのに、僅か3泊で帰国するのはあまりにもったいないし、時差ボケも解消されていないまま帰国となってしまうわけにはいかない気もする。
そんなわけで午後ホテルからタクシーに乗りショールームに出かけ、知り合いのデザイナーたちと商談とお食事で時間はあっという間に過ぎていく。
エントランスにいた受付嬢に写真をお願い

帰りの時には別の受付嬢に替わっていたので、懲りずに再度写真をお願い

金曜日の夕方ラッシュアワーが始まったサンパウロの町の喧騒さを感じながら、ホテルに戻ります。
街中でヘリコプターがビルの屋上に着陸する光景を時々見かけたが、聞くところによると会社のオーナーやお偉いさんが頻繁に起こる渋滞を避ける為に、ヘリコプターを利用するのだとか?
それほど、ここサンパウロの渋滞は半端ではない。
交通機関が十分に発達していないサンパウロでは、東京以上に激しい渋滞が発生する。
今乗っているタクシーの運転手は、やたらスピードを出して飛ばしまくるので、おっかなくて仕方ない。
ホテルに着いた時には、すっかり疲れていた。
そして携帯電話にメールが入り、21時にレストランを予約したので晩ご飯を食べに行こうと、今朝別のホテルに移動して、最後の1日を過ごしているトルコから来ていた若者3人から誘われる。
場所は街中から少し外れたニュープレイスとして小シャレたブティック、カフェ、レストラン、画廊などがある坂道が多いオシャレな Vila Madalena
ホテルからタクシーに乗り訪れたレストランは、昨晩のスターシェフがいるBrasil a Gostoとはひと味違ってローカルなブラジリアンレストランでエントランスからワクワクする。

まずはドリンクオーダーで、種類が多くありシナモンテイストのビールを勧められるが、無難にラガービールを、、、、、、

メニューがポルトガル語しか用意していなくて、英語が話せるスタッフの説明で肉か魚か、どちらにしようかと思案?

魚のおすすめはアマゾン川で獲れた名前は忘れてしまったが、とにかくアマゾン・フィッシュと言っていて、トライしようか迷ったが、ガイドブックに載っていたレインボーカラーの魚をイメージしてしまい、結局
無難な肉料理に。

トルコ人たちのうち、隣りに座っていた女の子がアマゾン・フィッシュを頼み、お裾分けでいただくが、白身の魚であっさりとしていて美味しかった。

スタッフもとてもフレンドリーで、居心地が良い。

2時間半ほどゆったりとした気分で時間が過ぎていく。

日本人がいない空間の方が自分には肌が合うし、空気感が心地いい。

支払い後、もう一軒一杯だけ飲みに行こうと誘われるが、明日も午前中からアポイントを入れており、ここで3人とはお別れして、頼んだタクシーを外で待っている間に1枚撮ったウインドウのディスプレイ。

帰りのタクシーの中から見たサンパウロの街は、金曜日の24時を回った頃で、どのストリートも人で賑わっている。
Obrigado !