正直、正月気分なんてあったのかと思うくらい慌ただしく日々過ぎて行き、8日の夜からいつもの如く旅の準備に追われ、全く余裕がない。
お陰でブログ更新もすでに1週間が経っているほど時間がない毎日だが、他人はひとごとで誰も分かってくれない。
9日から26日間も日本を離れるわけで、旅の準備はもちろんであるが、不在中のことまで出来る限り前もって処理しておかなくてはならず、更に一般的に5日以降の休み明けから業務が平常に戻った方から、何かと問い合わせもあり、気の休まる時間は皆無状態でイライラ指数はピーク。
今回の旅は、南半球夏のブラジルからでまずは夏服を洋服タンスから引っ張り出し、ひとつ目のスーツケースは何とか準備完了。
ニュースによるとヨーロッパは寒波がやって来て極寒らしいが、預けられる荷物の容量の問題もあり、夏のブラジルから進行して行くため厚手のコートなどは邪魔になり持参出来ず、かといって軽くて場所をとらないありがちな誰でもが好むダウンジャケットでは芸がなさ過ぎると、いつもの余計なこだわりが頭を悩ませる。
移動中のことを考えれば、なるべくコンパクトに軽量にまとめたいものだが、元来から破裂しそうなくらい
目一杯洋服を詰め込む我が輩には、毎回難作業となるのである。
用意したものをスーツケースに入れてみて、そこから入らないもの( お留守番となるもの )を削って行くわけで、そう簡単には事が運ばない。
いつものごとく準備に手間取り、気がつけば時間は日付が変わり、いい加減苦手なこの作業とおさらばしたいものだが、機会があれば一度お手本となる人から教わりたいものだ。
その上、天気予報では東京に初雪が予想されるなんて、準備終了でぐっすり眠りたいものだが、万が一、目覚めた朝、外は銀世界、積雪なんて有り難くない状況だと車を運転して成田空港まで行けるかどうかも心配で、最悪の状況も想定して眠れたのかどうかも曖昧なくらい中途半端な睡眠で6時に起床。
おそるおそるカーテンを開けると、雪はなし。
胸を撫で下ろすとともに、バタバタと準備の最終チェック。
どれだけ慎重に取りかかっても、毎回何かしら忘れ物をしてしまうが、これもずば抜けた天性の性格と性分で、前準備で余裕を持つタイプではないことだけは明らかで、自分の弱点をお見事までにご披露。
小雨の中、高速道路の渋滞を考えていつもよりは早く9時10分には家を出るが、渋滞しているはずの天現寺、古川橋、一の橋間がまったくスムーズに流れ、スタートからさい先よく、この先も期待出来そうな予感。
これまでならフライト時間の2時間前に家を出るくらい余裕?をかまして、車中、心中穏やかでなく焦る気持ち充満のおそらく必死の血相で車を飛ばしていたはずだが、今日は最高時速100キロまでとのんびりと本来、人がいう余裕の(模範的な)運転で10時15分に空港到着と過去にない優等生ぶり。
誰もいない空いているANAのチェックインカウンターで搭乗手続きをするが、運悪く?エコノミークラス満席の為、ビジネスクラスをご用意してくれるとのことで、こいつは春から縁起が良い、対応してくれたスタッフに満面の笑みでお礼を言って、いざラウンジへ。
ここでやっぱりキャリーを忘れたことに気がつくが、今回が初めてではなく、家にはすでに3個のキャリーが行方不明分も含めてあるわけで、本日4個目を購入と無駄も出てしまうが、これくらいはカワイイもんだ。
アップグレードで精神的に余裕、ブラジルまでは約30時間の長旅だから、巴里までの快適フライト確保で幾分救われた気分。
正月休みも一段落して、機内は不景気だからてっきり空いているものと思っていたが、搭乗されているみなみなさま方、もしかすると円高歓迎で巴里にブランドもののお買い物ツアーとシャレ込んでいるのでしょうか?
羨ましい限りです????????????
それでは、搭乗時間となりましてのでこの辺で。
このつづきは、快適な機内からお届けします。
cheers