この時期では不思議なくらい生暖かな気温も手伝い、少し異様に感じてしまう。
午後3時を過ぎた頃からグレーの雲が空を覆い、好天から一気に強風土砂降りとなり雷も鳴って、世界同時不況真っただ中、まさに今の景気を反映しているかのようにも思える。
グレーな話題からチャンネル変更をして、本日は先週お約束した世界の華やかな舞台で活躍しているブラジリアン・スーパー・モデルについて、時間が許す限り?お届けします。
4年前からブラジルに出かけ、もちろんファッション文化に触れる目的が最大ではあったが、数々のブラジルファッションブランドを先駆けて紹介してきた中で、日本の真裏にある遥か遠いラテンの国南米ブラジルは、我々日本人にはサッカー、リオのカーニバル、カポエラ、ボザノバが簡単に思い浮かぶぐらいでしかなかった。
しかしながら、これまで英国を中心にヨーロッパ各国に延べ百数十回以上訪れている私がカルチャーショックを受けたほど、上陸後のブラジルは色鮮やかで空気感が全く違い、未体験のまさに想像以上の楽園と呼べるほど刺激を感じたものです。
ブラジルファッションに大した情報もなく出かけたわけですが、それまで知らなかったことを後悔するくらいレベルは高く、また移民の国で世界中からやって来た多国籍な人々が生活をしていることから、スタイルがよくルックス的にも驚くほど美人が多いといわれる。
ヨーロッパ全土よりも広い国土を持つブラジルのなかでも、特にブラジル南部はイタリア、ドイツからの移民のひとたちのそれぞれのコミュニティーがあり、世界的にも美人発祥の地としても有名らしい。
ブラジルのほぼ中央に位置するサンパウロやリオは1年を通して温暖な気候で、春夏コレクションはヨーロッパとはひと味もふた味も違った南米ブラジルらしい独特な色感を感じさせてくれる。
とにかく、色目が多彩でキャットウォークショーも有名人やメディアの人間が多数押し掛け、撮影の嵐でここも独特な雰囲気をかもし出す。
そしてランウエイでは、コレクションのデザイン内容にもまして、個性的な妖艶なブラジル人モデルに一目惚れしてしまうくらいの体験をしてきたわけです。

これまで5回訪伯しているが、ドアトゥドアで約30時間ほどかかるフライトで疲れているはずだが、まるで麻薬のようにこの国は神経をくすぐるどころではなく、頭のてっぺんからからだ全体をかきまわされるくらい刺激的である。

ブラジル人はラテン気質の陽気さで心温かいひとが多い気がするし、食文化のレベルも高く、ローカルな家庭的な料理も含め日本人の舌に合う。

今回ブラジル人スーパーモデルをご紹介するのは、彼女たちのモデルとしてのトータル的な個性とレベルが日本のファッションマーケットを考えるとギャラの面も含めて市場の需要面で必要性が低いために、情報も希薄であり認知度も残念ながら低いがゆえ。

先週、勿体ぶって先延ばししていたプロポーション抜群の驚くほどの美貌の一部をご紹介。

写真でも十分すぎるほどですが、現地でナマで目のあたりにした輝きは言葉では足りないくらいです。
30時間ほどのロングフライトも、彼女たちにお目にかかれると思えば我慢出来てしまう男の正直な性?を告白して、本日は終わりとさせていただきます。
私の言葉の表現と写真に刺激されてブラジルまで出かけてみたくなった殿方、先駆けることを使命として独占欲が強い私に免じて、ご同行は謹んでお断りさせていただきます。
次回はマイ・フェイバリット・モデルをご紹介する予定です。
Obrigado !