が、展示会場に缶詰状態で、いつものごとく希望はことごとくかなわず、仕事に精を出すしかない。
4日間、毎日9時間も室内にい続けると、さずがに日差しが恋しいくなる。
更に日本人のバイヤーを多く見かけることもあり、狭いスタンドでは時々、行き場に困り、たまにスタンドからエスケープしたくなるが、行動範囲は限りなく狭く、大して気分転換にもならないが、カワイイ人に出逢う事もある。
2007年の3月展で写真を撮らしてもらったイタリア人夫婦の子供に会場内で再会。

あの時、バギーで気持ち良さそうに寝んねしていた彼女が成長した姿で現れ、子供の成長の早さに驚かされる。

更に弟が誕生していて、写真の彼女の後ろに当時と同じ様にバギーで眠っている。
旦那いわく、次ぎ合う時はもうひとり誕生して3人連れてくるよと、このご時世にさすがにラテンの血は濃く、私は足元にも及ばず、ご立派のひと言。
見ず知らずの自分が話かけても、気軽にフレンドリーに対応してくれるヨーロッパ人は、煮詰まり気味で気分転換したかった私にとって、ひと時の清涼感。
日本だとなかなかこうは行かないが、海外で外国人とは意外と誰とでも気軽に話が出来るのは、特技というか、これまでの長い経験がものをいう。
それでも、日本人の誰でもがこういう対応が出来るかというとそうでもなく、この後藤田のコミュニケーション力は結構、自慢出来るかも?
覚えている方もいるでしょうが、6月のブラジルのビーチ/カポ・フリオでご対面したブラジル人ギャルのシックス・ボトムズから間違いなく我がコミュミケーション能力は一気に上達して、階級があるとすれば、お見事と言われるくらいの昇段で、師範レベルにまで到達したかもしれない。
ファッションの話もいいけれど、ありがちな写真を載せて入荷しましたでは、あまりに芸がなさ過ぎる。
感性に刺激を与え、己を磨くにはこの広い世界を利用しない手はない。
海外の社会&文化では黙っていては誰も相手をしてくれないが、声を出せば何かしらのリアクションが待っている。
時の武将たちで例えれば、織田信長の鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、豊臣秀吉の鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス、徳川家康の鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス、おまけで松下幸之助の鳴かぬならそれもまたよしホトトギス
お分かりのように、私は当然、、、、、、、、、、、、派。
武将のタイプに後藤田正晴氏のことば、『奥歯にものが挟まったいいかたをするひとは好きでない』を加えれば、見事なまでに私の流儀が出来上がる。
合掌