2009SS SPFW | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

忘れもしない6月23日月曜日、ブラジルのエアラインGOLに搭乗して、サンパウロからポートリグレーに向かう機内でマイラップトップは、突然、ご機嫌が悪くなり、そのままお眠り状態へと。

何度起こしても、二度とよみがえることはなく、出来ることなら再生してほしかった希望も叶わず、哀しいことに永遠の眠りへ。

どんなに気をつけていても、空港でのセキュリティーチェックの度に、ケースに入れているとはいえ、外国人の取り扱いは日本人ほど慎重に取り扱わないだけに、こつんこつんとそれなりの衝撃が繰り返されれば、私と同じ?で繊細なハードディスクは、ダメージを受けているのかもしれない。

すべてのデータを失い、なおかつ、これからまだ2週間の行程が残っているわけで、それでなくとも12時間の時差で仕事上連絡を取るのもままならないのに、泣くに泣けない情けない状態で自己嫌悪の1日となってしまった。

更に、melissaの本社があるウルグアイの国境にも近いブラジル南部は、同じブラジルとは思えないほど、真冬の気温で先週まで夏の様相だったリオとは大違いで10度前後と体が凍えそう。

ここまで寒いとはまったく想像してなく、1ヶ月の旅の荷物の量も考えて、持参しているのは薄てのセーターのみで、数日の滞在は寒さとの戦いも加わり、年甲斐もなく一段とお涙状態?

誰に文句を言える訳でもなく、ただただ独り耐える日々の連続に体力消耗に輪をかけて、メンタル的にも疲労の色が一段と濃くなる。

もしかして、カポフリオのビーチでのシックスボトムズで大騒ぎしたことで罰があたったのかもと、今となれば、それも自業自得とあきらめ、気分転換をはかるしかない。

いつまでも、愚痴ぐち言ってもしょうがないと、ここからは、22日まで行われていたSPFW/サンパウロ・ファッションウィークで大忙しだった1週間を振り返り、記憶をたどりながら簡単にご紹介。

15日の夜、前夜祭してレセプションパーティーが行われ、日系移民100周年ということでジャパニーズカラー満載の会場で、特別来賓として高田賢三氏も招かれ、キャットウォークショーやカクテルパーティーで大いに盛り上がる。

そんな中、melissaも特別ブースを設けて、ブラジルファッションの中心ブランドとして、注目を集める。

更にシャンパンの勢いを借りて、高田賢三氏とクリスくんのツーショット写真も実現したのはいいが、後日、数日間会う人会う人へ続いた自慢話を耳にタコが出来るくらい聞かされた私、当然ながら閉口気味。

華やかなSPFWの幕開けで、1週間スタイル抜群の妖艶なブラジル人モデルに酔いしれます。

cheers