次から次へと訪れる難題に頭を悩ませる毎日でポジティブシンキングを念頭に行動しても、とにかく、頼れるものは己のみ、自分自身との精神的な戦いでテンションをキープしたくとも、身近なところで誰かしらに足を引っ張られる場面が多く、この蓄積で最近のからだとこころの凝りは超スーパー級でいかんともしがたい。
しかし、長年毎日続けている真向法のお陰か、人様からはすこぶる健康そうで何よりとのお言葉が多し。
世の中にはまったく無言で表情に見せず、黙々と仕事をこなす大人の対応をするタイプもいれば、誰にでも感じられるほどの大した事ではないにも関わらず、これ見よがしに常にオーバーに口に出す自己調整能力が著しく劣っている幼稚な情けないタイプとに分かれる。
日曜日の休日、お手軽な息抜きを求めて、久々に大田区の城南島まで出かけてみた。
人口浜で潮干狩りに興じるひと、釣れている気配はなさそうだが釣りらしきことをしているひと、浜辺で日光浴をしているひと、芝生の上で球技を楽しんでいるひと、サイクリングをしているひと、家族連れやカップルで賑わう中、はるか遠くの海の景色をただぼんやりと眺めているだけで、全身の凝りを癒しにかかる。
羽田空港の離発着が間近に見えて、普段搭乗して12時時間ほど狭い機内の缶詰め状態を考えると、巨大な機体のシルエットを眺めてジェット機の轟音もそれはそれとして楽しめる。
こんなお手軽なリラックスタイムもどちらかというと英国式?で、ロンドンの広大な芝生の公園で緑と花に囲まれ、簡単に気分転換をはかる習慣がすっかり身に付き、ここ東京でも雰囲気は全く違えど、ひとりイギリス人になりすまして、心地いい風と時間を過ごす。
3時間ほどの滞在でいくらか気分転換も出来、休日という事で道も空いてる湾岸道路を車を走らせ家路へと向かう。
わずかな時間でまた現実へと引き戻され、仕事の事が頭の中を巡るがこれも哀しいかな長年の職業病か?
春5月の夕日がとても心地よく感じられる。
このまま、キーンと冷えたビールで早めのアルコールタイムへ
A chacun sou gout / ひとそれぞれに好みあり
cheers