After a long time | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~

溜め込んでいた8ヶ月分の経理を1週間でほぼ仕上げ、次の1週間で見直し、訂正で汗だくだくというか、まったたく持って無茶なことをしてしまう。

が、やっと何とか形となり、ここまで来ればほぼ完成で幾分プレッシャーから解放されつつあり、久々のブログ書き。

ホッと出来るひと時は、何とも言えず心地いいが、これも夜帰宅後から眠りにつき、翌朝目覚めるまでの数時間ほどのわずかなひと時。

翌日からはまた別の仕事が待ってましたとばかり、両手を広げてお待ちかね。

最近の物価高で物への意識が薄らぎ、買い控えが起こっているように感じられるが、中でも消費者の洋服への意識は随分と後退して後回しになっている感は拭いきれない。

先日、テレビで某代議士が、物価高と国民は大騒ぎするが、世界的にみて日本の物価はそれほど高くないと。

確かにヨーロッパに出かければ、とんでもない物価高に財布のひもも固く閉ざしたままで、円に換算することは、、物の対価に見合っていないから気がめいるだけでろくな事がない。

今月からレギュラーガソリンも150円代となり、4月比べればかなり割高感を感じてしまうが、ヨーロッパでは1リッターで軽く200円を超えているのも事実だし、ヨーロッパでは15%以上が当たり前の消費税率も5%と世界的にはかなり低率。

この円安で街で見かける海外から来ている外国人も随分と増え、不思議な事に彼らは日本の物価安を思う存分エンジョイしているように感じる。

私がかつて円高のおかげでヨーロッパ滞在中にすべてを安く感じた時と逆の現象が起こっている。

話を元に戻せば、インポートものは燃料費の高騰からコスト高となり、価格に跳ね返る。

更に在庫を持つ商売上、売れ残りを減らす為に情報とデータ重視の必ず売れるもの探しが必至となってしまっていることから、どこも似たり寄ったりの品揃えとなり、おそらく消費者から見てもワクワクする買い物が減っているのではないか?

どうすれば、洋服への優先順位が上がってくるのか。

消費者の意識がハイエンドブランドか、アウトレットのようなリーズナブル&チープなものかの二極化の中、ブランドに頼らない、安売りをしなくても本来の洋服が持つ個性的な付加価値を伝えられるかが、大きな課題として目の前にデーンと腰を据えている。

あれほど見かけた日本不思議現象の店先に出来ていた長い行列も、最近はほとんど見かけなくなった気がする。

次から次へと誕生する集合施設が好まれる昨今、ほどほどではなく、やはりファッションはエレガントに気張って( ブランド買いではありません)なんぼのもの?を強調して、本日のお見事な?内容を締めくくりたいと思います。

5月とは思えぬ、ヒンヤリした毎日。そろそろ五月晴れのさわやかな暖かな日差しが待ち遠しい気分です。

all the best