が、数日前、ブラジルのほぼ中央に位置するパラ州とマトグロッソ州にまたがり、日本の国土の半分の面積に180部族、32万人の先住民が生活する保護地区があると知った。

地球の3分の1に値する酸素を生み出すといわれているアマゾンの熱帯林が、我々現代人の開発によって、、なくてはならない自然が無謀に破壊されて、さらに何百年前からその地にずっと暮らしていた先住民たちの生活が脅かされていると、、、、、、、

我々日本人は、島国である事もひとつの理由ではあるが、世界各地で戦争やテロ、民族紛争が勃発して、少なくともニュースでは目に入って来ても、どうしても平和ボケからか、どこか他人事で対岸の出来事で済ましてしまっている感は拭えない。

私もそのひとりであることは間違いないが、海外に幾度となく出かけている分だけ、何かしら影響を受けた経験はある。

しかし、まだまだその土地の奥深いところまで踏み込んだ事はなく、自分の事で精一杯で余裕もなく、本当の意味で未知の世界は永遠でとてつもなく厚くて熱い巨大な存在である。

文明の発展の裏側にいつのまにか忘れられてしまっている彼らインディオの存在があり、ブラジル国内でも、大きな問題となっているそうです。

日本でも開発というなのもと、森林が伐採され、自然が破壊されている。
地球温暖化による様々な自然現象の変化に我々地球人は、メディアに取り上げられることも増えて、少しは意識するようになってはいるが、それでもまだまだ希薄であることに違いはない。
貨幣使用システムもなく、文字も使用しないアマゾンの熱帯林に暮らすインデイオのひとたちの姿は、驚くほどインパクトがあり、現代人が忘れがちな人間の本質が表情から感じられる。

とはいえ、現代競争社会で生きているがゆえ、分かっていてもどうにもならないのも事実。
今後、彼らの存在はどのようになっていくのか?
ただ単に時の流れにまかせて、いつか滅びていってしまうのか?
独り考えても、、、、、、、表は季節はずれの桜も散ってしまいそうなくらい冷たい雨。
簡単には結論が出ないまま、次回まで持ち越しで、、、、、、、、、、
obrigada